makaranTB

手作り&裏読み&日替わりブログ

【映画の話】砂浜のB級映画

本日は、「B級映画とは分かっているけれど、つい最後まで見てしまう作品」をご紹介します。

作品のタイトルは、『ザ・サンド』です。

ザ・サンド(吹替版)(提供:Amazon)

 

『ザ・サンド』は、2015年のアメリカ映画。作品ジャンルは、「ホラー」や「パニック」に分類されます。

とある砂浜にて、正体不明の何かが襲いかかって来る。主人公達は脱出手段を失い、何とか生き残ろうと足掻く。こんな感じの「コテコテ夏向きホラー作品」です。

 

----------------------------------

 

『ザ・サンド』の内容は、非常にシンプルです。ネタバレなしの粗筋紹介は、以下。

 

 

▼とある夏の日。若者のグループが、まだ海開きが済んでいない浜辺に侵入し、飲み会をやっていた。ひとしきり盛り上がった後、皆は砂浜にて眠りこけてしまった。

▼翌朝、グループの面々が目を覚ます。と、奇妙なことに、人数がゴッソリ減っていた。

▼浜辺は、まだシーズン前。露店が開いている訳でもなく、近くに店舗やホテルもない。監視員さえいないのだ。これはおかしい。

▼浜辺に残ったのは、ほんの数名だけ。一同は、「皆、何処に消えたのだろう?」と思い、不安になってしまった。

▼と、残った者の1人が、急に苦しみ出す。驚く他のメンバー。何事かと思い様子を見ていると、その者は瞬く間に地中へと引きずり込まれた。砂浜が、人間を食ったのだ。

▼そういえば、残ったメンバーには共通点があった。全員が、何らかの形で、砂浜に触れずに寝ていたのだ。ある者は車の上で眠り、またある者は無人の監視小屋に忍び込んで寝ていた。「他の皆は、夜明け迄の間に、砂浜の餌になったのだ」と、驚愕する一同。

 

▼ビーチは、まだ海開き前。生き残ったメンバー以外に、人の気配はない。電話などの連絡手段もない。車は故障して動かない。

▼こうなると、徒歩で移動して助けを求めるより他にないが、砂浜に触れたら即死確定である。下手に動けない。

▼かといって、このまま何もしなければ、暑さと渇きにやられて死んでしまう。脱出する方法はないかと、知恵を絞って足掻く生き残りメンバー達であったが、ひとり・またひとりと砂浜の餌食になってしまい…。

 

----------------------------------

 

『ザ・サンド』は、「清々しいまでに、典型的なB級映画」です。巨額の製作費がかけられたワケでもなく、知名度の高い大物俳優が出演しているワケでもありません。

それ故、良い意味で展開が読めません。「大物俳優は、そう簡単に死なないだろう」という類の、所謂”お約束”が通じません。誰がいつ死ぬか、全く予想がつかない。

また、「砂浜に触れたら即死」という厳しい設定が、物語に流れる緊張感を増幅させています。一瞬でも気を抜けば、簡単にやられてしまう。この綱渡り感が、何ともたまらない。

 

B級映画ではありますが、結末が気になって・普通に最後まで観てしまう。そんな不思議な魅力を持つ作品『ザ・サンド』。興味のある方は、この機会に是非どうぞ。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

ザ・サンド(吹替版)

ザ・サンド(吹替版)

  • ブルック・バトラー
Amazon
ザ・サンド(字幕版)

ザ・サンド(字幕版)

  • ブルック・バトラー
Amazon
ザ・サンド [レンタル落ち]

ザ・サンド [レンタル落ち]

  • ブルック・バトラー
Amazon