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手作り&裏読み&日替わりブログ

【今週のお題】「ドラえもんのひみつ道具」が、戦争避難民の助けになった

今週のお題「SFといえば」より~

 

筆者は、SFが大好き。古典から最新作まで、SFについて語り出したら止まりません。

故に、いくらでもネタは持っていて、どの話を書こうか迷います。

 

で、今回の記事テーマに何を選んだかといえば…

今でも愛され続ける、子供向けSF作品の王道『ドラえもん』です。

ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス)(提供:Amazon)

 

『ドラえもん』については、今更説明の必要もないでしょう。

未来の世界の猫型ロボット「ドラえもん」が、主人公の「野比のび太」を叩き直しにやって来たものの、なかなか上手くいかない…というSFコメディ。

半世紀もの間、多くの人々に愛され続けている、大人気&長寿&世界的作品となっています。

 

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『ドラえもん』の楽しみ方は、人それぞれ。「親・子・孫の三世代が、同じ目線で鑑賞する」という楽しみ方が、恐らく一般的でしょうね。

しかし、筆者の場合は別。「ドラえもんに登場した科学技術は、どこまで現実のものとなったか?」を調べるのが、結構好みです。所謂「ひみつ道具は、どこまで実現したか?」というネタ。

このネタ。実は、当ブログでも過去に採用した経験アリ。

tenamaka26.hatenablog.com

 

上記記事では、「既に実用化されている」と思しき10個の道具・技術について、実例を挙げて解説しています。

ドラえもんの誕生年は、2112年9月3日という設定。現在は2022年ですから、まだ90年も先の話になります。

しかし、既に実用化済みという科学技術が存在する。「現実が、SFを追い越した」という話は、聞いていて何とも感慨深い。

dora-world.com(2022/7/26閲覧)

 

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今回記事も、前回特集と同じく、「ひみつ道具は、どこまで実現したか?」というネタを綴っていきます。

ただし、前回とは違い、今回注目する道具は1個だけ。

その道具とは、「ほんやくコンニャク」です。

 

この道具、「どこでもドア」や「タケコプター」等と同程度の知名度を持つ品物。大長編シリーズ等、「他民族や異星人とのファーストコンタクトもの」では必須のアイテムですね。

見た目は普通の板コンニャクですが、食べれば一瞬で多言語に精通するという優れモノ。会話だけでなく、読み書きにも対応という高性能っぷりです。

変わりダネとして、「ほんやくコンニャク・アイス味」も存在する様子。未来のベストセラー商品であることに、疑いの余地なし。

www.tv-asahi.co.jp(2022/7/26閲覧)

ほんやくコンニャク

これを食べると、どんな言葉でもつうじるようになる。

ほんやくコンニャクアイス味

『ほんやくコンニャク』のアイス味バージョン。これを食べると、言葉のつうじなかった相手とも話しあえるようになる。

https://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/tool/ha.htmlより)

 

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この「ほんやくコンニャク」ですが…

2022年現在、ほぼ同等の機能を持った品を、簡単に購入可能です。

その商品とは、家電量販店等で普通に販売している「AI使用の多言語翻訳機」です。機械のお値段は、商品によって様々ですが、安い品物は1万円程度で販売されています。

POCKETALK W ( ポケトーク ) | 翻訳機 | 通信2年付 | エコ包装版 | ローズピンク | W1PGPPOCKETALK S(ポケトーク) Plus | エコ包装版 | グローバル通信(2年)付き | ホワイト | PTSPGW

(提供:Amazon)

 

この手の翻訳機は、「翻訳アプリに特化したスマートフォン」みたいなもの。クラウドにアクセスして使うことを前提としており、場合によって通信費用が別途必要。そこが玉に瑕。

まぁ、高性能な翻訳機能を提供してくれるのですから、お金がかかるのは仕方ないのでしょう。

 

筆者は、この手の機器を所有していませんが、見本品を触った経験があります。

翻訳機に向かい日本語で話すと、きちんと他言語に翻訳して音声&文字出力してくれました。普通に使えますね。

ただ、「聞き取った音声データをクラウドに送って翻訳し、翻訳後のデータを受け取る」という工程を必要としますので、どうしてもタイムラグが存在します。普通の会話より、数テンポ遅れる感じ。

また、発音が悪いと聞きとってくれません。方言がキツイと、誤訳する可能性アリ。

 

まぁ、クラウド内の翻訳機能を増強すれば、上記の問題はいずれ解決するでしょう。

この手の通信機器には、バージョンアップがつきものです。今後の性能向上によって、「ガチのほんやくコンニャク」と見間違うレベルの高性能機器になるかも?

 

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この翻訳機ですが…

近しいところでは、「ウクライナから避難してきた人々に翻訳機を提供し、コミュニケーションツールとして役立てて貰う」というニュースを目にしました。

www.youtube.com(2022/3/14)

news.tv-asahi.co.jp(2022/3/14)

ロシアからの侵攻を受けてウクライナから日本へ避難してきた人たちのために自動翻訳機を販売する会社がウクライナ語に対応した翻訳機1000台を寄付しました。

AI翻訳機を販売するポケトークはウクライナ大使館に翻訳機1000台を寄付しました。

この翻訳機はウクライナ語も含めて70の言語に対応していて、母国語を話せば、自動的に日本語など他の言語に翻訳して音声や文字で表示できます。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000247880.html

 

AI翻訳機は、「戦争の惨禍から逃れてきた人々を、しっかり支える秘密道具」といえますね。『ドラえもん』で描かれがちな、「秘密道具の誤った使い方による、自滅オチ」とは全然違う。

困っている人々の深刻な悩みを、一瞬で解決へ導く便利な道具。正に「未来の世界の秘密道具」そのものです。

 

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なお、この翻訳機。その存在は、『ドラえもん』制作側もよくご存じです。

実は、翻訳機開発会社と制作側がコラボして、「ドラえもんバージョンのAI翻訳機」を販売しています。

pocketalk.jp(2022/7/26閲覧)

 

上記のバージョンに加えて、「板こんにゃく型の機器収納ケース」まで販売。

この遊び心が、何ともたまらない。

 

 

-----------------(記事了)-----------------