2018年6月18日。
大阪府高槻市近辺を震源とする、大きな地震が発生しました。
所謂「大阪北部地震」です。
www.youtube.com(2018/8/9)
www.youtube.com(2018/6/18)
筆者は、関西人です。地震発生時には、震源から近い場所にいました。
幸い、大きな被害を受けることはありませんでしたが、かなり揺れたことを覚えています。「奇妙な車酔い」みたいな感じになって、相当気持ち悪かった。
あの地震から、早くも4年が経過しました。
被災地域では、今年も追悼式等の催しが行われています。
www.yomiuri.co.jp(2022/6/18)
www.asahi.com(2022/6/18)
大阪府で最大震度6弱を観測し、災害関連死を含め6人が死亡、6万棟以上の住宅被害があった大阪北部地震から18日で4年となった。
ブロック塀が倒壊して登校中の小学4年女児(当時9歳)が犠牲となった同府高槻市立寿栄小では、学校関係者らが冥福を祈り、通学路の安全を守る誓いを新たにした。
(https://www.yomiuri.co.jp/national/20220618-OYT1T50163/より。改行等は筆者によるもの。以下同)
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今更言うのも何ですが…関西地域は、結構地震が多い。
阪神淡路大震災を始め、大きな地震がいくつも発生しています。決して安全地帯ではありません。
特に最近は、「京都府南部を震源とする、中規模程度の地震」がよく発生しています。油断ならない。
また、海を隔てた四国・徳島県でも、結構な頻度で地震が起きています。震源が関西地域に近い場所ですから、関西も影響を受けるでしょう。
www.yomiuri.co.jp(2022/5/29)
www.kyoto-np.co.jp(2022/6/3)
weathernews.jp(2022/6/17)
3月末以降、京都府南部を震源とする最大震度4~3の地震が4回起きた。
地震の規模を示すマグニチュード(M)は4・1~4・4で、内陸型の群発地震とみられているが、府内でM4級の地震が短期間で頻発するのは、珍しいという。
現時点では、活断層の影響や巨大地震につながる現象なのかわかっていない。
一連の地震の始まりは3月31日午後11時半頃。京都地方気象台によると、亀岡市と京都市伏見区で震度4(M4・4)を記録した。
4月25、30日の午後に震度3が計2回、5月2日午後10時20分頃には震度4(M4・4)が再び起きた。
震度1~2は、今月21日までに10回を数えている。
(https://www.yomiuri.co.jp/science/20220528-OYT1T50198/)
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災害は、忘れた頃にやって来る。故に、常日頃から用心し、備えておくことが重要です。
本日の様に「過去に大きな災害があった日」は、備えについて思い出し・考え・議論をやり易い日。この機会に、家族や知り合いと災害対策について話し合い、少しでも強固な災害対策を講じては如何でしょう?
考えるべき点やチェックポイントは、とても沢山存在します。例えば…
◆家にある家具は、転倒防止措置がなされているか?
◆非常用持ち出し袋等、災害対処グッズが備えてあり、半年~1年に1回以上は点検しているか?
◆食料品、飲料水、日用品等の備蓄は大丈夫か?
◆災害種別の避難場所が何処か、知っているか?
◆避難場所へのルートを、把握しているか?
◆ハザードマップを見て、自分の住む地域の危険性を理解しているか?
◆学校や職場で被災した場合を考え、”無事に家へ帰るルート”を把握しているか?
◆災害用伝言版等、非常時に使うサービスの操作方法を知っているか?
…ザッと上げても、これくらいはありますね。それぞれの要素を更に細かく分けていくと、やるべきことはとても多い。
従って、災害が発生してから動いたのでは、色々と間に合いません。早目に準備しておきましょう。
特に、これからは「風水害が増加する時期」に突入します。
動ける時に動いておいて、被害を少しでも減らす。これが重要です。
被災は、誰の身にも起こるもの。「自分は絶対大丈夫」という思い込みは、非常に危険です。
巨大災害を他人事だと思わず、リアルに起こり得るものとして、対策を真剣に考えてみませんか?
--------------(記事了)--------------