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手作り&裏読み&日替わりブログ

【大手寿司チェーンvs文春砲】障碍者雇用にまで波及か…?

「日本のCIAか?」とも評される、有名雑誌「週刊文春」。

この雑誌に、最近よく取り上げられる企業がひとつあります。その企業名は「くら寿司」。

ただ、くら寿司の場合、残念ながら「不名誉な方向」で取り上げられています。

当ブログでも、話題に出したことがありますね。

tenamaka26.hatenablog.com

tenamaka26.hatenablog.com

tenamaka26.hatenablog.com

 

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文春さんの得意技として、「情報を一気に出さず、小出しにする」「相手の出方を窺い、タイミングを見計らって追加情報を出す」というものがあります。要は、相手の反論を見て、カウンターパンチを叩き込むのです。これにより、相手のダメージは倍増します。

つまり、文春誌上に記事が載った場合、単発ではなく連続掲載される確率が高い。くら寿司の場合も同じで、次々にネタが放出されています。

 

最近発売された文春にも、くら寿司関連の続報が掲載されていました。

今度は、「障碍者差別」に関する話です。

bunshun.jp(2022/6/2)

 

大手回転寿司チェーン「無添くら寿司」に障がい者雇用枠で勤務していた従業員が、店長による“いじめ”を理由に退職していたことが「週刊文春」の取材でわかった。

 

小誌に告発を寄せたのは、大阪府の店舗に勤務していた吉田達彦さん(仮名・25)。吉田さんは、療育手帳B2級を持つ軽度の知的障がい者だ。2018年から障がい者雇用枠でくら寿司に勤務。寿司レーンの掃除やマグロなどの寿司の調理などの業務に従事してきた。

 

近年、政府や地方自治体は障がい者雇用の拡大を推進している。くら寿司も積極的に応じてきた。2017年には〈障がい者が働きやすい環境づくり〉などが高く評価され、本社がある大阪府の松井一郎知事(当時)から表彰を受けている。

しかし、保護者の叔母と共に取材に応じた吉田さんは「店長にいじめられて退職に追い込まれました」と明かす。

https://bunshun.jp/articles/-/54795より。改行等は筆者によるもの。以下同)

 

トラブルの原因は、「寿司に異物が混入し、その原因が障碍者雇用で入社した従業員にある…と、店長が断じた」というもの。

 

疑いをかけられた従業員さんは、「自分は異物を混入させていない」と主張。

くら寿司本部の報告によると、異物混入は人為的なものではなく「製造機器のトラブル」であり、店長の判断が間違っていたとのこと。

その後、本部が謝罪して職場復帰するも、店舗内では”明らかなリストラ手法”がとられて、マトモに仕事を与えず。当該従業員は、結局のところ辞める羽目に。

 

この話が真実だとすれば、企業のイメージダウンは必至かと。

 

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なお、くら寿司本部は、文春に怒り心頭の模様。「もう文春の取材は受けない」として、抗議文を文春宛てに送付しています。

文春サイドは、この抗議文を公開しました。

貴誌からのご照会事項のうち「シャリに異物を混入させた」とのご指摘につきましては、シャリ成型の前段階に用いる機器のトラブルを指しているものと存じます。

機器トラブルが発生したことは事実ですが、「シャリに異物を混入させた」との事実は存在しませんので、当社の食の安全に対する信頼を損なうような表現を行うことのないように申し入れます。

 

また、当社は障碍者の方の雇用については、当然のことながら、障碍者であることを理由とした不当な差別的取扱いを禁止しており、また障碍者の方の能力発揮にも積極的に取り組ませていただいております。

貴誌からのご照会事項には、当社があたかも障碍者の方に対して差別的な対応を行ったかのような内容が含まれていますが、いずれも言動の一部分を意図的に切り出して歪曲されたものであり、事実ではありません。

 

これまでの当社からの申入れを無視し、一方の当事者からの断片的な情報がさも真実であるかのように執拗に繰り返し報じられたことに対しては、公平であるべき報道機関としての姿勢が感じられませんので、今後の貴誌からの取材にはご回答を差し控えさせていただきます

https://bunshun.jp/articles/-/54795より。改行等は筆者によるもの)

 

くら寿司側は、随分お怒りの様子。「文春記事は、一部を切り取った粗悪記事」という認識でいらっしゃる。

まぁ、くら寿司側の姿勢も、分からなくはない。文春は、「くら寿司は、ブラック企業である」と書いている様なモンですからね。自社への悪影響を考えれば、抗議するのも当然です。

 

ですが、「くら寿司サイドは、何故に法的措置を取らないのか?」という疑問が残りますね。

歪曲記事を書かれたのならば、名誉棄損や業務妨害に当たるかも知れない。大企業としては、法的措置に動く筈。何故そうしないのか?

この疑問が拭えない限り、くら寿司に対する疑いの視線は消えないでしょう。

 

少なくとも、自社が管理する各種メディアで、「文春記事は酷い記事」「歪曲記事なので騙されないで」と訴えるのがスジです。

が、一連の告発記事が報じられ始めてから、ホームページやツイッターアカウントには動きがない。特にツイアカは、一発目のネタ「従業員焼身自殺騒動」が報じられた辺りから仮死状態。完全に沈黙しています。

www.kurasushi.co.jp(2022/6/9閲覧)

www.kurasushi.co.jp(2022/6/9閲覧)

twitter.com(2022/6/9閲覧)

 

くら寿司側は、自分の声で何も発しない。これでは説得力に欠けます。世間から、「都合が悪いので黙っているのだろう」と捉えられてしまう。

文春サイドに送った抗議文が真実を記したものであれば、もっと声高に反論した方がよい。黙っている間に、店の看板がどんどん汚れていくでしょう。

 

くら寿司に冷たい目線を持つ人ばかりではなく、応援してくれる人もいるでしょう。

このまま沈黙を続ければ、「応援してくれる人に対しても不誠実な格好」になってしまう。

やましいことがなければ、動ける筈。今後も、くら寿司側の動きを注視したいところです。

 

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なお…

くら寿司の話を書いている最中、別の大手寿司チェーンからも炎上ネタが発生した模様です。

火元は、回転寿司最大手「スシロー」です。

www.sankei.com(2022/6/9)

newsdig.tbs.co.jp(2022/6/9)

 

景品表示法違反で、消費者庁から措置命令を受けたとのこと。

この話は、今後の当ブログでも掘り下げていきます。

 

 

--------------(記事了)--------------