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手作り&裏読み&日替わりブログ

【マンガの話】本能寺ループギャグ

本日・6月2日は、「1582年に、織田信長が、明智光秀に討たれた日」です!

所謂、「本能寺の変」の発生日です!

 

…とまぁ、勢いよく記事を始めてみましたが…

正確に言うと、ちょっと違うんですよね。

 

本能寺の変は、”旧暦”の1582年6月2日に起こりました。

旧暦とは、「太陰太陽暦」の流れを組む、昔の暦(こよみ)のこと。

現在の暦は、「太陽の周りを、地球が一周する時間」を基準にして決められています。それに対し、旧暦は「月の満ち欠け」を基準にしています。

観測機器が貧弱だった時代には、「規則的に変化する月の満ち欠け」というものが、最も分かり易い基準となりました。故に、現在の暦とは誤差が生じます。

 

旧暦の1582年6月2日は、現在の6月21日になります。

本能寺の変が発生したのは、あと20日くらい先の話になりますね。

 

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ただ…

歴史ファンの界隈では、旧暦云々はあまり気にせず、「6月2日は”本能寺の変”の日」として盛り上がるクラスタもチラホラ。

折角ですから、当ブログもその波に乗り、”本能寺の変”をテーマにした漫画作品をご紹介したいと思います。

その作品名は、『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』です。

何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?(1) (ヤングマガジンコミックス)(提供:Amazon)

 

『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』は、現在も連載中の漫画作品。

連載されているのは、「ヤングマガジン」関連媒体。ネットの公式ページ「ヤンマガWeb」や、アプリ「マガポケ」等が手軽に使えるのではないか?…と。

コミックスも、絶賛発売中。今の所、第6巻まで発売されています。

yanmaga.jp(2022/6/2閲覧)

何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?(6) (ヤングマガジンコミックス)(提供:Amazon)

 

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『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』のジャンルは、所謂「タイムリープもの」です。

但し、ギャグ要素多め。真面目なタイムリープものとは、かなり味わいが異なります。

その内容をザックリ述べると、以下の様なものになります。

 

 

▼物語の主人公は、織田信長。

▼天正十年(1582年)六月二日。信長は、京都・本能寺にて、明智光秀の謀反により息絶えようとしていた。

▼が、信長が死亡する瞬間、どういうわけか異世界にワープ。そこで、「正体がよく分からない、熊のマスコットキャラクター的な何か」に遭遇する。

▼その熊に、「やり直しのチャンスをやる」と言われた信長。彼は、死ぬ迄の記憶を保ったままで、過去にタイムスリップする。

 

▼過去に移動した信長。どうやら、明智光秀に丹波攻略を命じた時(天正三年・1575年)の、軍事会議の席にタイムスリップしたらしい。本能寺の変が起きる時から、7年ほど過去へ跳んだことになる。

▼軍議には、明智光秀も参加していた。本能寺の変について知っている信長は、家臣が見ている前で、光秀を斬り殺してしまう。

▼と、信長は即座に「炎上する本能寺」へタイムスリップしてしまった。結局、謀反にあってしまったのだ。

▼明智光秀は、未来を知る信長が斬り殺した。が、今度は重臣「柴田勝家」が謀反を起こしたとのこと。信長は、柴田勢の手により、死亡することになる。

 

▼と、信長はまた異世界に飛ばされ、前回と同様に「記憶を保ったままで、天正三年の軍議の席へタイムワープ」した。

▼ブチギレモードの信長は、明智光秀と柴田勝家を斬殺。すると、また信長は「炎上する本能寺」へタイムスリップしてしまう。今度の謀反人は、羽柴秀吉であった。

 

▼ここで、信長は学ぶ。
「どうやら、誤った手順を踏むと、”最終的に本能寺で死ぬ”という流れに戻るらしい」
「明智を殺し・柴田を殺し・羽柴を殺し…と、延々と同系統の行動を繰り返しても、結局は他の誰かが謀反を起こすだろう」
「自分のパワハラ気質が、部下の反感を買っているのかもしれない。では、別の方法でトライしてみれば、謀反を避けられるのでは?」

▼こう考えた信長は、「優しい言葉をかける」「冗談を言って場を和ませる」という懐柔策から、「セクハラをかます」という変わった方法まで、様々な方法を試してみる。が、結局どれもうまくいかず、本能寺で死んでしまう。

 

▼それでも諦めず、思いつく限りの方法を次々試してみる信長。

そして、立て続けに失敗して「燃える本能寺」に戻る信長。

果たして、信長は「本能寺死亡ループ」から抜け出せるのか?

 

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筆者は、この『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』を、かなりキッチリ追いかけています。故に、最新の展開も知っています。

 

ちょっとだけ、ヒント的なものを書かせて頂くと…

先述の通り、少々のことでは「本能寺ループ」から抜け出せません。謀反の首謀者を手討ちにするくらいでは、次々に謀反人の面子が変わるだけ。

本能寺の変を起こさない為には、「天下統一を成し遂げることよりも、更に上の緻密な戦略」が要求されます。これが非常に難しい。

 

幸いというか何というか、信長は「記憶を保ったままで、やり直しが効く」という特殊能力を与えられています。失敗から学ぶことはできる。

が、実際は「事実は小説より奇なり」であり、思いがけないところから邪魔が入ってしまう展開ばかり。故に、失敗続きの信長。

故に、「突拍子もない行動に見えるが、実は筋が通った行動をとる」というものが、道を切り開く一手になります。

 

現在、『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』の展開は、正史とは全然違うものに発展しています。

キーワードは、「奥州(東北地方)」です。

どういう流れで、何故「奥州」が出て来るのか?

 

…ここから先は、ネタバレになってしまうので、詳しくは書きません。申し訳ございません。

興味のある方は、自分の目で確かめてくださいませ。

 

 

-----------------(記事了)-----------------