makaranTB

手作り&裏読み&日替わりブログ

【映画の話】『サイコ』って、もう60年前の作品なのか…

本日は、とある古典映画をご紹介します。

作品のタイトルは『サイコ』です。

サイコ (字幕版)(提供:Amazon)

 

『サイコ』は、1960年のアメリカ映画。モノクロ作品です。

監督は、かの有名な「アルフレッド・ヒッチコック」氏。サスペンス映画の巨匠として知られ、『裏窓』『めまい』『鳥』等の映画作品も有名です。

 

ヒッチコック サスペンス傑作集 BCP-058 [DVD]
(提供:Amazon)

 

----------------------------------

 

『サイコ』の冒頭を”3行”で説明すると、以下の通りです。

 

▼とある会社員の女が、会社の金を持ち逃げし、そのまま逃避行に出た。

▼その女は、逃げる途中で知人に目撃され、警察官に職務質問を喰らい、いつ自分の犯罪がバレるかとヒヤヒヤしながら逃げ続けた。

▼プレッシャーに耐えかねた女は、とあるモーテルへ駆け込む。しかし、そこには恐ろしい殺人者がいて…

(※「モーテル」とは、「モーターホテル」のこと。自動車で旅行する人をターゲットにしたホテルで、駐車場と客室が隣接する構造になっているのが特徴)

 

----------------------------------

 

『サイコ』は、サスペンス映画です。あまり詳しく内容を述べるとネタバレになってしまう為、当記事でも核心部分は述べません。

ただひとつ、『サイコ』が未だに「サスペンス映画の傑作」として語り継がれている理由について、ほんの少し触れてみましょう。

 

『サイコ』は、今から60年前の古典作品です。

故に、どうしても映像的には見劣りしてしまう。CGなど欠片もない時代の作品ですからね。アクションシーン的な場面も、かなり地味。

しかし、それを補って余りある魅力が、内に秘められた作品でもあります。

 

サスペンスものの醍醐味といえば、「観客の意表を突く展開」という要素です。

意外なトリック。意外な犯人。そして、最後に大どんでん返し。名作サスペンス映画と評価されるには、これらの要素を上手に配合しなければならない。

『サイコ』の場合、これらのバランスが非常に上手。何が本当で何が嘘なのか、最後の最後まで分かりません。

 

そして、最大の伏線が「題名」ですね。

なぜこの映画が『サイコ』というタイトルなのか。最後まで見れば、その理由が分かります。

興味のある方は、是非とも自分の目で確かめてくださいませ。

 

----------------------------------

 

なお、『サイコ』には続編がいくつか存在し、1998年には「フルカラーのリメイク版」も発表されています。

サイコ ('98) (字幕版)(提供:Amazon)

 

1998年版は、「もう完全に丸パクリ」のレベルで、1960年版を再現している作品です。

出演俳優こそ全くの別人だらけですが、カメラアングルから音楽に至るまで、1960年版を完コピする気マンマンの映画。

 

普通に考えると、「1960年のモノクロ版より、1998年のフルカラー版の方が良い筈」となるでしょう。

しかし、そういう評判はあまりない。確かに、絵面はフルカラー版の方が勝っているのかもしれませんが、1960年版のインパクトが強くて…どうしても霞んでしまいます。

それぐらい、ヒッチコックの『サイコ』は凄い作品なのです。

 

後年の作品で、1960年版『サイコ』の影響を受けた映画・ゲーム・アニメは数多く存在します。機会があれば、当ブログでも紹介する予定です。

今紹介してしまうと、ネタバレになってしまいますからね…。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

サイコ (吹替版)

サイコ (吹替版)

  • アンソニー・パーキンス
Amazon
サイコ (字幕版)

サイコ (字幕版)

  • アンソニー・パーキンス
Amazon
ヒッチコック サスペンス傑作集 BCP-058 [DVD]

ヒッチコック サスペンス傑作集 BCP-058 [DVD]

  • 発売日: 2007/01/01
  • メディア: DVD
 
サイコ ('98) (字幕版)

サイコ ('98) (字幕版)

  • ヴィンス・ヴォーン
Amazon