2022年になってから、約1週間が経過しました。
「年末年始」と呼ばれる時期も過ぎ、ボチボチ通常稼働に慣れてきた方も多い筈。
この時期になると、「年末年始のテレビ番組は、どうだったのか?」という話が決まって出て来ます。
NHK紅白は盛り上がったのか?
年末恒例の『ガキの使い・笑ってはいけない』が中止となり、その代替番組は人気を得たのか?
上記の他にも、年末・新春スペシャルの類がワンサカありました。テレビ好きの方であれば、コタツに入ってじっくり視聴されていたことでしょう。
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そんな「年末年始のテレビがどうだったのか?」という話に関し、ちょっと興味深い記事を発見しました。
それは、「ドラマ再放送」に関する話。
encount.press(2022/1/5)
この年末年始のテレビ(関東ローカル)で目立ったのはドラマの全話再放送だ。
番組表のあちこちで「一挙放送」の文字が躍った。
日本テレビは戸田恵梨香と永野芽郁がW主演した昨年7月期の「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」全9話を「年末一挙放送SP」と題して12月28日から31日の4日間に分けて昼間に放送。
テレビ東京は18年の「駐在刑事 Season1」を12月30日と1日の午前に、また松重豊主演のグルメドキュメンタリードラマ「孤独のグルメ」を「お正月イッキ見SP」と題して31日朝から昼にかけてそれぞれ放送した。
同日午後10時からは「孤独のグルメ2021大晦日スペシャル」が始まり、翌1日も午前9時から午後5時55分までを「孤独のグルメ」の再放送で埋め尽くした。連日見続けた視聴者はそれこそお腹いっぱいとなったことだろう。
(https://encount.press/archives/263987/より。改行等は筆者によるもの)
筆者は、関西人です。
上記記事は、関東ローカルの話。ですが、関西も然程変わらず。ドラマの再放送が、大量に流れていました。
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筆者の周囲では、引用記事内にもある『孤独のグルメ』の評判が上々でした。
と申しますのも、新作ドラマ『孤独のグルメ2021年末スペシャル』で、京都府北部や兵庫県中部が取り上げられたのです。
具体的には、「伊根町」「舞鶴市」「丹波篠山市」です。
www.tv-tokyo.co.jp(2021/1/9閲覧)
筆者は、関西在住です。この地域に行った経験アリ。自分が知っている地域を、グルメドラマが取り上げてくれるというのは嬉しいものです。
『孤独のグルメ』は、テレビ東京の番組。故に、関東近郊の話が多い。関西にはあまり来てくれない為、今回のスペシャルは非常に貴重。
『孤独のグルメ』の再放送は、それ単体でも面白い。
加えて、今回の再放送は「年末スペシャルへの呼び水」の役割を持っていたと考えます。過去作を流すことで、新作への興味を引きたてる。その役目は、十分に果たせたでしょう。
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いやしかし…
『孤独のグルメ』の主人公・井之頭五郎の食う飯は、どれも美味そうで困ります。
今回、筆者が一番興味をそそられたのは、蟹(カニ)。
ドラマの冒頭にて、五郎が「市場・兼・お食事処」的な施設で食した蟹。これが非常に美味そうでした。
蟹の刺身。焼き蟹。それに加えて、鰆(さわら)の刺身。これを白飯と共に頂く。
しかも、これが昼食。かなり豪華です。羨ましい。
こういうドラマを見ると、無性に現地へ行きたくなる。行けないのであれば、お取り寄せで楽しみたくなります。
『孤独のグルメ』の魔力、恐るべし。大河ドラマと同じく、全国各地から誘致合戦が起きそうです。
派手さは控えめでも、大きな話題を呼ぶ。これこそが「アイデアの勝利」でしょうね。
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