「この1年を振り返る」という、年末の定番ネタ記事。その第四弾になります。振り返り記事は、今回で最終回。
ちなみに、前回までの記事は以下。テーマは、「2021年夏開催の東京五輪」「メンタリストDaiGo氏の大炎上騒動」「2021年10月末の衆議院議員選挙」でした。
今回記事では、今年の総まとめをやります。
「月ごとにひとつ、時事ネタ記事を拾う」という形式で、この1年を振り返っていきます。
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1月
アメリカ大統領が、トランプ氏からバイデン氏へ。
その際、トランプ支持者の団体が議会(合衆国議会議事堂)へデモ行進し、そのまま暴徒となって建物内に乱入。多数の死傷者を出す大騒動に発展しました。
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2月
新型コロナウイルスワクチンの生産国のひとつ、中国。
そこで、偽物のコロナワクチンが出回り、結構な騒ぎになりました。
しかも、国外に輸出されていた形跡もあり、世界規模で大迷惑な話に発展。まぁ、偽物・パチモノ・違法模倣品は、かの国の持病みたいなモンですから…。
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3月
総務省を中心とした、高額&過剰接待の問題が浮上。
電波行政の許認可権を持つ役所に対し、業界から「違法の疑い」もあるレベルで高額接待があり、その話が表沙汰になって騒動へ。
関わった者の中に、菅総理(当時)の息子の名前も混じっていて、更に炎上。
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4月
選挙公約に「私が当選すれば、有権者全員に、10万円ずつ配ります」という文言を入れる候補が、ジワジワ増加中。
半ば買収とも取れるグレーゾーン公約で、問題視されています。
なお、当選後に「お金を配れません」とする突然撤回&公約破りも多発。日本の政治レベルがグダグダに。
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5月
中国が宇宙ロケットを打ち上げるも、制御不能になって地上へ落下。
しかも、「どこに落ちるか分からない」という杜撰さを発揮し、世界規模での騒動に。
幸い、人口密集地に落下するといった大惨事にはなりませんでした。が、それは運が良かっただけ。
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6月
新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、「ワクチンを打たせるな」との脅迫事件が発生。恐らく、反ワクチン派の人がやったと思われますが…
現在までに、犯人が捕まったという話は聞かず。
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7月
東海地方や関東地方で、強烈な豪雨が発生。
そして、熱海では大規模な土石流災害が起きました。多数の死者を出す大惨事に。
災害発生の原因として、「違法な盛り土・土地造成」の可能性が指摘されています。現在、土地所有者に対して32億円の賠償を請求する裁判が進行中。
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8月
YouTube等で、映画を短く編集したネタバレ動画「ファスト映画」をアップしていた者が、逮捕・提訴される。こういう話が増えています。
首謀者だけでなく、アルバイト感覚で動画作成に協力した者も「共犯者」とされ、数千万円単位の賠償を請求される。この手の話も珍しくない。
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9月
いわゆる「上級国民案件」として、世間から大バッシングを受けた「池袋暴走事故」の裁判。その確定判決が出ました。
犯人である飯塚幸三氏は、現在「飯塚受刑者」として、禁固5年の刑に服しています。
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10月
関東地方で、震度5強の地震が発生。
この地震によって、「エレベーター内に閉じ込められる案件」がいくつか発生した模様です。
もし自分が閉じ込められたら…ひょっとしてパニックになるかも?
そうならない様に、普段から情報を集めて備えておく。これが重要。
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11月
東京都議会議員だった、元「都民ファーストの会」所属の「木下富美子」氏。
選挙期間中に無免許運転で事故を起こし、その話を隠して当選。選挙直後に発覚して大炎上騒動となるも、本人は雲隠れ。議員としての仕事をしないまま、給料だけが発生する状況になっていました。
なお…木下氏は、騒動発生から4ヶ月ほど経過して、やっとこ辞任。
「選挙への疑問」や、「政党推薦の頼りなさ」を強く印象付ける出来事でした。
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12月
就職情報大手「マイナビ」さんが、「大東亜」という文言を含んだメールを配布して炎上。学歴フィルターともとれる内容に、疑問の声が集中しました。
マイナビさんは、「内部の事務的ミスだった」と釈明。しかし、なぜわざわざ「大東亜」という言葉を使ったのかは、一切説明ナシ。
なお、マイナビさんが運営するニュースサイト「マイナビニュース」では、この問題を完全スルー。本日(2021年12月30日)、サイト内検索で「大東亜」と入力しましたが、何も引っかからない。風化を狙ってますな。
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以上、12個の過去記事を通して、今年を振り返ってみました。
「コロナ騒動」「衆院選」「東京五輪」等を除いても、様々な話題があった2021年。
それも、残すところあと僅かです。
来年は…
出来れば、もっと楽しいニュースが増え、嘘や誤魔化しのない・筋の通った話が大半を占める。そんな1年になって欲しいところです。
--------------(記事了)--------------