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手作り&裏読み&日替わりブログ

【2021年を振り返る 1】やりっ放しの東京五輪

2021年も、残すところ…あと5日ほど。

早いものです。

 

今年も、色々な出来事がありました。

当ブログは、記事の半分が「時事ネタ」で構成されています。その数、今年だけで180以上。

故に、日々のニュースに関して思う所は多い。

 

そういうワケで、今年も「この1年を振り返る」という定番ネタの記事をアップし、本年を締めくくりたいと考えます。

そのネタは、大きく分けて4つ。

今回記事では、「2021年夏開催の東京五輪」に関し、当ブログの過去記事を交えた文章をアップすることと致します。

 

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結論を先に申し上げると…

「2021年の東京五輪は、様々な化けの皮が剝がれた、歴史に残る駄目イベントになっている

というのが、筆者の結論です。

 

誤解されない様に、先ず最初に言っておかなければならないのは、「別に選手を責めているワケではない」ということ。

出場選手は、自分を鍛え上げて参加するだけの方々ですから、その他のことに口を挟む余裕はありません。大会が開催されるのであれば、ベストを尽くせばいい。アスリートとして、悪くも何ともない・至極真っ当な行動です。

 

筆者が問題視しているのは、運営サイドです。

IOC、JOC、組織委員会、東京都、日本政府…その他もろもろ。

 

2021年東京五輪は、何年も前から運営の不祥事が発生していました。が、体質を改善することなく、元々開催予定だった2020年に突入そこで「新型コロナウイルス騒動」が発生し、予定が根底から覆りました。

各種問題発生時に、原因を追究して都度改善しておけば良かったものを、有耶無耶で通したが為にツケが溜まった。故に、「新型コロナ騒動」という有耶無耶にできない問題が発生した時に、粗が一気に出てダメージが倍増した。

ウイルスは、権力者に対して気を遣ってくれませんからね。誤魔化しのない強固な組織を構えていないと、あっと言う間に化けの皮を剥がされます。

 

2021年東京五輪が混乱したのは、実は「人災」による側面が大きいのです。

 

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今から思えば、2015年には既に「ヤバイ傾向」が見られました。

デザイナー・佐野研二郎氏による「五輪エンブレム盗作疑惑」っての、ありましたね。ネットユーザーからボコボコに叩かれ、納得のいく説明もないまま佐野氏はフェードアウト。未だに問題は放置されています。

あの騒動から、「上級国民」というワードが沸騰したのです。運営側の有耶無耶体質が、かなり早い段階で浮き彫りになっていた…といえるでしょう。

tenamaka26.hatenablog.com

 

 

パクリロゴ疑惑だけでなく、同種の問題は沢山ありました。例えば…

 

・開催費用の肥大。

・暑さ対策の不備。マラソン&競歩会場だけ、急に北海道開催に変更。

・「東京インパール」と揶揄された、ブラックボランティア問題。

・組織委員会メンバーの問題発言や不祥事が多発。元組織委会長「森喜朗」氏の炎上会見や、開会式の音楽担当だった「小山田圭吾」氏の悪行騒動を始め、数多くの関係者がやらかした。

・日本政府や地方自治体の出すコロナ対策と、五輪のコロナ対策が噛み合わず炎上。「酒類販売のルールが、五輪だけ甘い」等の批判も噴出。

・五輪開会式における、「労働基準法」違反疑惑。及び、「東京都青少年育成条例」違反疑惑。

 

…こんな感じ。

これらは、問題視されたネタの一部です。掘り下げれば、本が何冊か書けるレベルでネタが湧いてくる。ここまで騒がしいオリンピックは、近年稀に見るものです。

 

tenamaka26.hatenablog.com

tenamaka26.hatenablog.com

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tenamaka26.hatenablog.com

tenamaka26.hatenablog.com

 

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上記の様に、2021年東京五輪は「問題・ツッコミどころが多い大会」だった。

であるならば、問題の原因を徹底追及し、「責任者の処分」と「再発防止策の作成」へと動かなければならない。

 

しかし、動きが非常に鈍いと言わざるを得ません。

つい最近、諸経費に関するニュースは報じられました。総経費は、1兆4530億円。招致段階では「7340億円のコンパクト五輪」という名目でしたが、結果は倍増。これでも色々ケチったそうですが、当初の予算から倍増したとなれば大問題。

経理責任者が、大会直前に不審死したという話もありましたし。闇が深い。

www.jprime.jp(20201/6/29)

mainichi.jp(20201/12/23)

www.sponichi.co.jp(20201/12/21)

 

きちんと解明しなければならない問題が、まだ山の様に残っている。

しかし、どうも積極的に調査しようとする動きがない。

このままでは、「やりっぱなし」との批判を受け、関係者全員が白い目で見られ続けます。

 

「今年中に、調査を終えろ」というのは、時間的に考えて不可能でしょう。

ならば、せめて来年中には済ませて頂きたいところ。

時間が経てば、どんどん有耶無耶になる範囲が増えていく。それでは納得のいく調査結果が出ず、デマが飛び交う土壌を造成し、五輪の評判を落とし続けます。

 

正々堂々と戦うのが、スポーツマンシップである筈。

五輪運営側の多くは、元競技者です。五輪に参加してメダルを獲得した人もいる。いわゆる「スポーツマンの鑑」でしょう。

そんな方々が、問題から逃げて誤魔化すとなれば、スポーツ全般の価値を地に落とすでしょう。それは非常にマズイ。

 

「とにかく有耶無耶で誤魔化し続け、責任から逃れよう」という体質を本気で捨てるならば、ここ1年が勝負です。

その動きがなければ、「五輪の価値は無きに等しく、メダリストも尊敬されない」という世の中になる。これを覚悟すべきでしょう。

それぐらい、切羽詰まった状況なのです。

 

 

--------------(記事了)--------------