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手作り&裏読み&日替わりブログ

【今週のお題】makaran流「家を選ぶポイント」(後編)

今週のお題「買ってよかった2021」より~

 

前回記事の続きになります。

テーマは、「家選びで重視すべきポイント」について。

tenamaka26.hatenablog.com

 

重視すべきポイントは多いのですが、全てを書くと文章量が物凄いことになってしまいます。本が何冊か書けるかも知れない。

よって、当ブログでは以下の7つにポイントを絞り、順番に筆者の見解を述べています。

 

(1)活動開始のタイミング

(2)新築or中古。一戸建てorマンション

(3)利用した業者・媒体

(4)データから読み取ったこと

(5)現地で観察したこと

(6)各種費用

(7)まとめ

 

前回は、「(3)利用した業者・媒体」まで説明しました。

今回は、続きの「(4)データから読み取ったこと」から始めていきます。

 

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(4)データから読み取ったこと

物件選びの際、参考にするのは「物件に関する公開情報」ですね。

ネットの「大手不動産情報サイト」を見れば、かなり詳しく載っています。

suumo.jp(2021/12/26閲覧)

myhome.nifty.com(2021/12/26閲覧)

 

上記2サイトの他にも、例えば「アットホーム(https://www.athome.co.jp/kodate/chuko/)」だとか、「ホームズ(https://www.homes.co.jp/)」等々、同系統のサイトは沢山存在しています。

 

その手のサイトには、最低でも下記情報くらいは掲載されている筈。

・価格
・間取り(図面)
・建物&土地面積
・付属設備情報(ウォシュレット、浴室乾燥機の有無等)
・築年月
・所在地(住所)
・土地の権利関係(所有or借地)
・上下水道の状況

「自分の求める条件」と「サイトに記載された情報」を比較し、理想に最も近い物件を絞り込む。この手順は重要です。飛ばしてはいけません。

 

意外と見落としがちなのは、「上下水道の状況」ですね。

これ、大阪市や京都市の様な大都市であれば、まず間違いなく上下水道は通っているでしょう。しかし、大都市から少し離れた自治体になると、未加入の家屋が結構あります。

www.pref.osaka.lg.jp(2021/12/26閲覧)

上記サイトの内容は、大阪府の下水道普及率に関するもの。資料の日付は、令和2年度末となっています。最新情報ですね。

これによると、普及率100%なのは守口市だけ。大阪市は99.9%で、100%ではない。

「だんじり祭り」で有名な岸和田市は、普及率96.1%。難波から直線距離で15㎞程度の藤井寺市は、普及率82.8%。関西国際空港の所在地である泉佐野市は、普及率41.5%。

同じ大阪府でも、地域によって普及率は全く違います。「下水道が通っているに決まってる」という思い込みで動くのは、ちょっと危険ですね。

 

 

なお、この「絞り込み作業」の際、是非やっておいた方がいいことが2つあります。

一つ目は、「所在地(住所)をGoogleMAP等で確認し、周囲の状況を把握しておくこと」です。駅からの距離や、近隣の商店・病院の所在地等は、地図を見ないと分からない場合が多い。「現地に行って確認」の前に、調査しておいた方が無難です。

www.google.co.jp(2021/12/26閲覧)

 

二つ目は、「ハザードマップの確認」です。災害に関する情報は、現地で物件を見ても分からない場合が多い。

一応、「水害に関するハザードマップ」ついては、不動産業者に説明義務があります。ただ、水害だけが災害ではない。業者が熱心に説明してくれる保証はない。故に、自分で調査した方がよいのです。

disaportal.gsi.go.jp(2021/12/26閲覧)

www.mlit.go.jp(2020/7/17)

 

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(5)現地で観察したこと

ネット等からデータを集め、分析する。これは重要な作業です。

しかし、データのみで決めるのはNG。現地・現場に行かなければ分からないことは、山の様にあります。購入前には、必ず自分の目で物件を見ること(内覧)が必須。

 

「データから見えないもの」の例としては…
・物件の経年劣化状況
・周囲の騒音
・臭い
・地域住民の様子
・日当たり
…等がありますね。こういう情報は、ネットで拾うことが困難です。自分の目で見ないと、よく分からない。

 

そして、内覧は複数回行った方がいい。

不動産業者の都合もあるでしょうから、むやみやたらに…とはいきませんが、「内覧1回だけで購入決定」というのは不用心です。大きな買い物ですから、ある程度は不動産業者も納得してくれる筈。

その際、内覧の時間帯を、可能な限りズラした方がいい。「いつも同じ時間帯に内覧」では、情報が限られてしまいます。違う曜日・時間帯をチョイスし、より多くの情報を得た方がいい。そうすれば、購入後に「こんな状況だとは知らなかった」「失敗した」となる確率が下がります。

 

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(6)各種費用

家を買う為には、少なくとも数百万~数千万の大金が必要です。故に、物件の価格を見ない人はいないでしょう。

しかし、「物件の価格”しか”見ない」という方が、時々いらっしゃいます。これは不用心です。

不動産業者が示す物件価格は、「最低料金中の最低料金」です。家屋・土地取得以外にも、必要な金は多い。そういう「パッと見では分からない、目に見えない費用」を考慮しないと、計算が大幅に狂います。注意が必要です。

 

「物件価格には含まれないが、不動産取得に必要な経費」は、いくつかあります。筆者の場合(中古一戸建て購入)だと、例えば…

・固定資産税(日割り計算)
・不動産取得税
・所有権登記費用(司法書士)
・仲介手数料&契約書印紙代
・修理&リフォーム費用
・電話やネット等の移設工事費用
・引っ越し費用
・各種支払いの振込手数料
・新居用の家具&家電製品購入費用
・新居では使えない家具&家電製品の処分費用
・近所へ挨拶回りをする場合は、粗品費用

…ザッと見ただけでも、こんな感じ。仲介手数料&登記費用&税金だけで、大体百万円くらい。この手の費用は、物件価格に連動して変化しますので、都度確認が必要です。ご注意あれ。

また、中古の場合(物件の状態にもよりますが)、修理費用は結構かかります。どこまで直すかで全く違いますが、それでも新築よりは安上がりな場合が多い。そこは財布と相談ですね。

 

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(7)まとめ

家は、強烈に大きな買い物です。「用心し過ぎ」くらいでちょうどよい。慌てて買うのは、リスクが大きい行為だと考えます。

リスクを少しでも減らす為には、不動産業者からの情報だけではNG。自分で情報を集めて吟味し、納得がいくまで考える。これが重要です。

 

時間をかけて吟味していけば、ネットの情報だけでは見えないものも見えてくる。

自分の頭で考え、しっかり練り上げて出した結論には、不備が少ないものです。

 

考えずに行動して後悔するより、事前に悩んで用心深く進む方がいい。

しかし、いつまでもズルズルと引っ張るワケにはいかない。どこかで締め切りを作り、それまでに決断を下す。

大きな決断を成功させるには、この過程が必須です。

 

 

-----------------(記事了)-----------------