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手作り&裏読み&日替わりブログ

【マンガの話】サクサクな福本漫画

本日は、とある裏社会モノの漫画作品をご紹介します。

作品のタイトルは、『銀と金』です。

銀と金 1(提供:Amazon)

 

『銀と金』は、1990年代に連載されていた漫画作品。既に完結済みで、コミックスは全11巻。

作者は、『賭博黙示録カイジ』で有名な漫画家、福本伸行氏です。

 

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『銀と金』は、「ギャンブル」をテーマにした展開が多い作品です。福本作品あるある。

ただ、麻雀や競馬などの「コテコテのギャンブル」ばかりが出て来る…ワケではありません。その手の勝負も描かれますが、「個人が、金を賭けて終わり」という所で終わらず、もっとスケールの大きな話も出て来ます。

 

例えば、「国会議員選挙」や「株の仕手戦」の話があります。個人の勝ち負けを問う小さなギャンブルではなく、国を巻き込むレベルの大きな話です。

金のヤリトリで終わらず、命のヤリトリに至る話もある。緊迫した場面の多い作品です。読み応えアリ。

 

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『銀と金』で描かれるギャンブルには、「麻雀」「ポーカー」「競馬」等があります。これは上記の通り。

これらのギャンブルは、他の福本作品でもよく描かれるテーマですね。麻雀であれば、『カイジ』シリーズや『アカギ』が有名です。

賭博堕天録 カイジ 1 賭博堕天録カイジ アカギ-闇に降り立った天才 36
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ただ、『銀と金』の場合は、勝負のテンポが早い。サクサク進んでいきます。

これは、『アカギ』とは正反対。

 

『アカギ』の場合、「次の麻雀牌をツモるまで、十話以上をかけて心理描写を載せる」ということは日常茶飯事。休載も多かった為、リアルタイムでは「次の麻雀牌をツモるまで、数ヶ月~数年かかる」ということもありました。

「対戦相手が、地獄の閻魔様と鬼を相手に戦う」という話で、コミックス2冊が埋まる…という展開もアリ。

内容は興味深いですが、話の進み方は超スロー。これが、賛否両論真っ二つでした。

 

『銀と金』には、それがない。物語の展開は、結構早い。

しかし、『アカギ』ほど濃密な心理描写はありません。『アカギ』が好きでたまらない…という方には、ちょっと物足りないかも?

銀と金 7(提供:Amazon)

 

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なお、余談ですが…

『銀と金』は、2回ほど実写化されています。

 

先に制作されたのは、原作漫画の連載中とほぼ同時期に発売された、「中条きよし」氏出演のオリジナルビデオドラマ(Vシネマ)です。

闇金の帝王 銀と金 [DVD](提供:Amazon)

 

2度目の実写化は、つい最近。

それは、「2017年に、テレビ東京系列で放送されたTVドラマ」です。

www.tv-tokyo.co.jp(2021/12/5閲覧)

第01話(提供:Amazon)

 

どちらの作品も、原作を重視した展開になっています。

が、100%同じではない。話の順番が違ったり、設定が違ったりしています。

故に、原作漫画を全て読んだ方でも、楽しめる面はありますね。

 

 

「裏社会もの」が好きな方。

「ギャンブルをテーマにした作品」が好きな方。

「サクサク進む福本作品」が好きな方。

『銀と金』は、そんな方にオススメの作品です。興味のある方は、この機会に是非。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

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第01話

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  • 池松壮亮
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