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手作り&裏読み&日替わりブログ

【映画の話】「現職アメリカ大統領」の逆鱗に触れかけた、リアル問題作

本日は、とあるサスペンス&スリラー映画をご紹介します。

作品のタイトルは、『ザ・ハント』です。2020年の作品。

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この『ザ・ハント』ですが…。

筆者が思うに、「賛否両論がバッサリ分かれる映画」ではないか?…と。

 

否定派は、「つまらない」「月並み」「ちょっと意味不明」「差別的」等の感想を持つでしょう。

肯定派は、「なかなか斬新」「現実世界でも起こり得る話」「風刺の効いた作品」等の感想を持つでしょう。

 

ちなみに、筆者は肯定派です。

『ザ・ハント』は、結構なお気に入り作品です。

 

なお、『ザ・ハント』は「スプラッター要素多め作品」です。人が無惨に殺されるシーン等は、しょっちゅう出てきます。

本格的ホラー映画には及びませんが、「血や臓物が苦手」と仰る方は、用心された方がよろしいかと。

 

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『ザ・ハント』の内容をザックリ説明すると、以下の様なものになります。

 

 

▼物語の舞台は、現代である。

▼とある森の中で、12人の男女が目を覚ました。彼らは口枷をつけられ、自由に喋ることができない。

▼そもそも、彼らには共通点が全くない。全員が全くの初対面。なぜここにいるのか、なぜ口枷をつけられているのか、誰も何も知らない。

 

▼と、彼らの目覚めた場所の近くに、コンテナサイズの大きな木箱が。

▼恐る恐る箱を開けてみる一同。中には一匹の豚と、大量の武器弾薬が入っていた。

▼「何故に豚と武器?」困惑する12人であった。が、突然に彼らを銃弾が襲う。誰が・どこから・何の目的があって攻撃しているか分からないが、明らかに自分達は狙われている。

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▼12人の男女は、木箱の中に入っていた武器を使い応戦する。

▼しかし、相手がどこにいるか全く分からず、反撃らしい反撃にならない。抵抗空しく、彼らは次々と殺されていった。

 

▼他方、見えない敵からの攻撃を逃れ、何とか生き残った者もいた。生存者達は、森から逃れて外部に助けを求めようとする。

▼そんな彼らの前に、行く手を阻むフェンスが。幸い、それほど頑丈なフェンスではない。頑張れば、何とか越えられそうだ。

▼この状況を見て、生存者の一人が言う。
「そういえば、ネット上の噂で見たことがある」
「金持ちが広大な土地を用意し、そこで人間狩りゲームを楽しんでいる…という話を」
「奴らは一般人を拉致して、自分らの娯楽ネタとして殺すのさ」

 

▼普段なら「そんなバカな話…」となる、荒唐無稽な噂話なのだろう。しかし、今は違う。実際に命を狙われているのだ。

▼「ひょっとして、その噂は本当かも?」と思い始めた一同に、追手が迫って来て…

 

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『ザ・ハント』は、いわゆる「デスゲームもの」に分類される作品です。

 

事情もよく分からないまま、生死をかけた戦いに巻き込まれる登場人物。次々殺されていく人々。カオスの極みです。

この惨状において、死に物狂いで戦い、生き残ろうとする主人公。

やがて、「どうやったら殺し合いが終了になるのか」「主催者の正体は何か」等の謎が解明されていく。その結末は驚くべきもので…という具合です。

 

筆者は作品を鑑賞済みですから、ネタバレ記述は致しませんが…

明かされた謎は、「驚くべき」といよりも「リアルに存在しそう」という生々しいものでした。

このリアルさが、意外な方の反発を招いた。こういう話でも『ザ・ハント』は名を売りました。

 

では、一体誰が怒ったのか?

その人物とは、前アメリカ大統領「ドナルド・トランプ」です。

以下記事は、そのコメントについて触れたもの。「映画の一部ネタバレ」を含んでいますので、映画を鑑賞されていない方は、リンク先の閲覧に注意してください。

www.afpbb.com(2019/8/12)

 

トランプ氏は、大統領在任中の2019年8月、Twitterでコメントを発表。

『ザ・ハント』を名指ししなかったものの、『ザ・ハント』を批判したと思われる内容のツイートをアップしました。

 

トランプ氏といえば、アメリカ史上屈指の「暴走機関車」「お騒がせ大統領」として知られる人物です。

『ザ・ハント』は、その方の怒りを買う作品になってしまった模様。どうやら、「賛否両論激しい作品」という筆者の考えは、当たっている様子ですね。

 

この様な経緯があったものの、幸い『ザ・ハント』はお蔵入りにはならず、無事に公開されました。現在も、鑑賞可能です。

興味のある方は、この機会に是非どうぞ。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

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