(念の為、注意)
当記事には、至極微量ではありますが、ホラー要素が含まれています。
大抵の方は大丈夫だと思われますが、ホラーアレルギーの酷い方は読まない方がいいかも知れません。そんな方は、当ブログの別記事をお楽しみくださいませ。
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本日、2021年11月19日。
日本各地で、月蝕(月食)が観測されていますね。
筆者も、酒を片手に・肉眼で楽しみました。見事に欠けていた。
weathernews.jp(2021/11/19)
今回の月蝕は、一応「部分月蝕」ということで、完全に月が見えなくなるワケじゃありません。
しかし、「月の約98%が欠ける」というレベルの部分月蝕。もう殆ど「皆既月蝕」みたいなモンです。
観測できる時間は「3時間以上」と長く、ちょっと変わったお月見にはピッタリ。
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で、月蝕を見ながら、筆者が思い出したのは…
ホラーゲーム『零』シリーズのひとつ、『月蝕の仮面』でした。
『月蝕の仮面』の読み方は、「ツキハミのカメン」です。
ここで、念の為『零』シリーズの簡単な解説をば。
『零』シリーズは、一言で表現すると「和風のバイオハザード」というべきゲームです。
敵は、ゾンビではなく幽霊。その幽霊を、特殊なカメラで撮影することによって祓う…というのが基本コンセプトです。
テイストが和風。「Jホラー」の要素タップリですから、かなり怖いです。
『バイオハザード』が『13日の金曜日』とすれば、『零』は『リング』『呪怨』といったところ。
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この『月蝕の仮面』ですが…発売年は2008年。今から13年前の作品です。
プラットフォームは、「Wii」です。ヌンチャクコントローラーで遊ぶ、あの「Wii」です。任天堂ハードでは、もう2世代前の古い品物。
一応、後方互換機能を使って、後継機「WiiU」でも『月蝕の仮面』は遊べるそうです。
が、筆者は「Wii」でプレイしているところしか見たことがありません。
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『月蝕の仮面』は、「Wii」独特の操作性を活かしたゲームになっています。
故に、他のハードで発売された『零』シリーズとは、一線を画す仕上がりになっています。正直言って、かなり難しい。
『月蝕の仮面』では、ゲームの重要ファクターとして「ピアノ演奏」を求められるのですが…
「Wii」独特の操作でピアノの鍵盤を叩く…となると、狙いがつけにくいのです。よく失敗してしまう。
その為、「最強の敵はピアノである」という評判も出ましたねぇ。
余談ですが、「ピアノが絡む」ということで、主題歌のタイトルも『ゼロの調律』となっています。
『零』シリーズ主題歌の中でも、かなり評価の高い名曲です。
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この『月蝕の仮面』ですが、余りにも独特な操作方法である為、「Wii」以外でのソフト展開がありません。
先述の通り、後方互換機能を使って「Wii」後継機の「WiiU」では動くというレベル。
しかし、最近よくある「マルチプラットフォーム展開」は、今の所ナシ。
何せ、『月蝕の仮面』の後に発売された『濡鴉ノ巫女』(ぬれガラスのミコ)の方が、先にPS4等の他ハードに移植されてしまいましたからね。
『濡鴉ノ巫女』は、2014年に「WiiU」のみで発売されていたのですが、つい最近「リマスター版」として復活。様々なハードでプレイ可能となっています。
『月蝕の仮面』も、リメイクを施して操作方法を変え、「Wii」以外の機種でもプレイできたらいいのに…。
コーエーテクモさん。期待しています。
ただ、Wii版『月蝕の仮面』の操作方法を変えると、「最強の敵はピアノ」という要素も吹っ飛んでしまいそうな気が…。
それはちょっと寂しいですが、それでもなおリメイクを希望します。
現在の美麗グラフィックで蘇る、名作『月蝕の仮面』。是非プレイしてみたいものです。
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~2021/11/20追記~
「零シリーズの簡単な解説」を、追加しました。
全くプレイしたことのない方は、よく分からないでしょうから。