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手作り&裏読み&日替わりブログ

【2021年衆院選の話】第8回 日本維新の会を分析する

前回からの続きになります。

連載テーマは、「衆院選で、投票先をどこにするか悩む方に、選択のヒントを提案したい」というもの。

 

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筆者が提案するのは、「各政党の公約」と「過去実績や言動」を分析すること。これが最も効率的だと考えています。

「なぜ効率的と考えるのか?」については、第1回記事に詳細が書いてあります。そちらを参照してくださいませ。

 

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当連載の第2回から、「各政党の主張や実績に関する、具体的な分析」を行っています。

今回取り上げるのは、日本維新の会(維新)です。

維新の選挙公約は、以下。

daikaikaku.o-ishin.jp(2021/10/27閲覧)

 

ところで…

先に結論ぽいことを言ってしまいますと…

筆者は、維新勢力に対し、強烈な不信感を抱いています。

この疑念は、ちょっとやそっとでは晴れない。

 

何故なら、筆者は関西人だからです。

他地域の方よりも、維新の仕事を間近に見てきました。

その筆者が下す結論は、「維新は信用できない」

 

なぜ、そういう考えに至るのか?

当記事では、その経緯と理由を述べていきます。

 

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先ずは、維新の公約をザッと見てみましょう。ポイントは、以下の9点。

 

(1)新型コロナウイルス対策
(2)「政治家サイドが身を切る」改革。政治の透明化
(3)財政出動、減税、規制緩和…等、経済成長を推進

(4)労働市場や、医療制度等の改革。ベーシックインカムの導入
(5)教育・出産・子育て等の支援。国民側の負担軽減
(6)防災やエネルギー政策等、危機管理に強い体制を構築

(7)地方自治の推進
(8)現実的立場からの外交・安全保障
(9)憲法改正。統治機構や裁判所の改革

 

まぁ、文面はまともです。

そして、他党と似た内容が多い。自民・公明・立憲民主・国民民主を足して四で割った感じ…かな?

与野党の政策が混ざった形になっていますね。

 

特徴的なのは、「憲法改正」を声高に言っていること。

要約版(簡易パンフレット)にて、”目立つレベル”で言及しているのは、自民と維新くらいのものです。少数派ですね。

 

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で、ここからが当記事の本題。

関西人である筆者が、
関西地区にて活動する維新勢力を間近に見て、
「ちょっとコレはマズイ」と考えるに至った話

…について、語って参りましょう。

 

マズイ点は、ひとつやふたつではありません。

詳しくは、以下の記事が参考になります。

www.mag2.com(2021/10/19)

 

上記記事は、なかなかにツッ込んだ&攻めの書き方で構成されています。

全部を鵜呑みにはできないとしても、かなりいい所を突いている。

話の核は、「パソナ」と「竹中平蔵」ですね。

 

「パソナ」とは、人材派遣会社の大手です。

「竹中平蔵」とは、パソナの重鎮であり、自民党で閣僚を経験した人。

ちなみに、竹中氏が閣僚だった時(2000年代初頭。小泉内閣)、「非正規社員の数を、強烈に増やす政策」へと舵を切っています。

この時の政策が、今日の「非正規雇用問題」を生んだのは間違いない。

 

で、非正規雇用を推進する政策を進めた後、竹中氏は「非正規社員を派遣する会社」で大儲け。

何かがおかしいですね。

 

竹中氏は、問題発言が多い&炎上し易いことでも知られています。

扱い方によって、かなり危険な制度になり得る「ベーシックインカム」の導入に、熱心なことでも知られている。

そんな人を、維新は「自組織内の重鎮」に据えているのです。

やはり、何かがおかしい。

www.nikkei.com(2021/9/27)

 

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維新は、大阪の公的事務の現場に、パソナの派遣社員を大勢受け入れています。

事業委託もしています。

それが行き過ぎ、「あまりにもズブズブなレベル」にまで関係を深めてしまったのでしょうか。下記記事の様な珍事も起こりました。

www.j-cast.com(2020/11/17)

 

大阪市が、「役所に提出する申請書の見本」を、パソナに発注。

出来上がった見本には、「パソナ太郎」「パソナ高校卒業」等の表記が。

経歴に、「派遣業務に従事」との文言もありました。

 

大阪市の使う書類なのですから、例示するなら「大阪太郎」とか「大阪花子」くらいが常識的なところです。それを「パソナ太郎」と表記。

「常識的な表記から外れている」と批判されても、それは止む無し。

 

そして、こういう表記を臆面もなく出せる時点で、強烈な疑念が湧いてきます。「どこまでズブズブなんだ?」と。

市職員は、早い段階でNGを出さなかった。その理由は不明のまま。

 

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筆者が維新を疑う理由は、他にも沢山あります。

その中でも、分かり易くて大きな話といえば、いわゆる「大阪都構想」の話ですね。

当ブログでも、過去に分析記事をアップしました。

tenamaka26.hatenablog.com

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筆者の出した結論は、「維新の主張には疑問点が多く、信用できない」というもの。

維新側が出してきた資料を、専門家でもない筆者が・少し深掘りしただけで、おかしな点が出てきましたからねぇ。

 

なお、いわゆる「大阪都構想」は、住民投票が2回実施され、2回とも否決されています。

その時の維新が言っていたフレーズは、「ラストチャンス」でした。2回とも、同じセリフでアピールしていました。

 

普通に考えて、ラストチャンスは「1回きり」です。

言葉が軽い。

 

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現在、維新の顔となっている「大阪府の吉村知事」にも、説明不足で終わっている話はあります。

代表的なのが、「イソジン騒動」ですね。

「新型コロナウイルスには、イソジンが効く!」という話を出して、ドラッグストアが大混乱。転売ヤーが買い占めて、高額で売り捌くという光景もチラホラ。

 

まぁ、正確には「イソジン」だけを指すのではなく、「ポピドンヨードという成分を含むうがい薬」なのですが…

語呂の良さから、イソジンが奇妙な扱いになってしまった。

www.nikkei.com(2020/8/4)

 

この話に関して、続報がありません。

吉村知事は、「研究段階で、確定したものではない」という言葉を添えていました。断定的ではなかった。

ただ、吉村知事の発言は、大衆に向かって・公の立場から放ったものです。ならば、その後「効果が確定したか否か」を発表すべきですね。

それが、選挙で選ばれた者の責任です。

 

未だに、新型コロナウイルス騒動は続いているのです。

吉村知事の発言が正確ならば、普及を進めればいい。不正確であれば、過ちを認めて謝罪すればいい。

 

そういう動きがあったかどうか?

関西人の筆者は、全く知りません。

 

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なお、維新は「不名誉なあだ名」を付けられています。

それは「ゆ党」というもの。

五十音・や行、「やゆよ」の「ゆ」です。

 

意味は、「与党(よとう)」でもなく「野党(やとう)」でもない。

その中間。

従って、「や」と「よ」の間の「ゆ」である。

「野党」「ゆ党」「与党」となる。

www.sankei.com(2020/10/12)

 

自民に優しく野党に厳しい「産経新聞」が、維新を「ゆ党」と書いています。

「様々な面で、自民・公明を援護射撃してくれた」と書いている。

 

産経記事を読むに、維新を野党だと思って投票すれば、「約束が違う」となりかねない気が…。

 

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「維新に投票しよう」と考えている方は、読者様の中にもいらっしゃるでしょう。

どこに投票するかは自由ですから、別に維新に票を投じてもOKです。筆者は、止める気がありません。

 

しかし、イメージで決めるのではなく、情報を集め・よくよく考えてから決める方がいい。

(これは、維新に限ったことではありませんが)

 

投票日まで、まだ時間はあります。

じっくりと考え、投票先を決めることをお勧めします。

 

 

--------------(記事了)--------------