makaran宝箱

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【2021年衆院選の話】第2回 自由民主党を分析する

前回からの続きになります。

ちなみに、前回記事はコチラ。

tenamaka26.hatenablog.com

 

当ブログでは、しばらくの間「2021年実施の衆院選」について、連載記事をアップ致します。

連載テーマは、「衆院選で、投票先をどこにするか悩む方に、選択のヒントを提案したい」というもの。

 

その為には、「各政党の公約」と「過去実績や言動」を分析するのが効率的である。筆者はそう考えています。

前回記事では、その理由について詳細を述べました。

 

今回からは、現段階で「主要政党」とされている各党について、筆者の分析を述べていきます。

重要視するポイントは、以下の3つ。

つ。

◆具体的な事例を提示しているか?
◆良いことも悪いことも書いているか?
◆過去の失敗と向き合い、明確に反省を述べているか?

上記のポイントに注意しつつ、思い込み・一方的決めつけ・宗教的な思考停止状態…等々陥らない様に腐心して、筆者の考えを述べていきます。

 

当ブログのコンセプトである、「エンタメ話と真面目な話を、交互にアップする」というスタイルから離れてしまいますが…

何せ、今回の選挙は本当に大事。ガチです。「理不尽な死人が増えるか?減るか?」というレベルで、重要かつ深刻な話なのです。

故に、当ブログの基本スタイルを曲げてでも、連載記事にしました。大変申し訳ございませんが、しばらくの間お付き合いくださいませ。

 

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では、本題に。

今回取り上げるのは、自由民主党(自民党)です。

自民党の選挙公約は、以下。

www.jimin.jp(2021/10/21閲覧)

 

多くの政党で行われていることですが、公約は「簡単にまとめたパンフレット」と「詳細に書いたもの」の2種類が存在します。

WEB上の詳細版「自民党政策BANK」を見ると、細かい字で12ページ以上(紙の冊子にすると、倍の24ページ以上)に及ぶ記述アリ。

これを隅から隅まで読もうとすると、かなりの労力が必要になるので…

忙しい方には、ちょっとキツイ作業になりますね。

 

筆者は、一度全文を読んでみましたが、一発で全て理解するのは難しい。

裏取りをやろうとすれば、もっと難しい。

故に、普通の人は「簡易版パンフレットを見るか?見ないか?」というレベルになるでしょう。当記事も、その線で分析していきます。

 

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簡易パンフレットによれば、自民のアピールポイントは、以下の8点。

(1)新型コロナ等、感染症対策
(2)いわゆる「中間層」を重視した経済政策
(3)農林水産業の保護と発展促進
(4)地方の開発推進

(5)経済安全保障
(6)毅然とした態度での外交・国防
(7)教育体制の強化
(8)憲法改正

 

まぁ、無難なところですね。

それぞれの項目を、記述通りに推し進めることができれば、日本は発展するでしょう。

 

自民党の強みは、「実際に政権を担当した時期が長い」ということです。

故に、「明日から政権運営してくれ」と言われても、対応できる可能性が高い。

その経験から生まれる文章は、とても立派です。

 

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他方、自民党には「大きな弱点」が、多数存在します。

その弱点の中でも、特に深刻なのは「反省しない」「言動が信用できない」という点。

この2点だけでも、公約の信頼度を大きく下げる。

 

例えば、自民党公約の二番目「中間層を重視した経済政策」について。

この公約が出てきた理由を考えれば、先の経済政策「アベノミクス」による弊害があったからです。

その話を、公約では全く触れていない。WEB版にて「ミクス」という言葉を検索してみても、何もひっかかりません。

自民党の政策が招いた弊害なのに、原因を無視するか・無かったことにしている。そう読めますね。これは駄目です。

 

また、「国会答弁や、記者会見などでの不誠実な対応」についても、公約で触れていない。

自民党所属議員が、「YesかNoか」で答えられる質問に対して、マトモに答えない。資料を隠すか、黒塗りにする。こういう場面は、そこかしこにありました。

そういう不誠実な姿勢について、反省する姿勢がまるで無い。反省しないということは、繰り返すということです。故に、信用できない。

 

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今回選挙における「自民党の顔」は、岸田総裁です。

しかし、まだ総裁になってから1ヶ月程度しか経過しておらず、仕事らしい仕事はできていない。

従って、岸田総裁の前、「安倍総理」「菅総理」時代の仕事を基準に、自民党へ投票するか否かを考えるしかありません。

 

そうなると、結局は「反省しない」「マトモに答えない」という印象が拭えず、どんなに魅力的な言葉を並べても駄目。

過去に配布された「アベノマスク」ひとつとっても、どれだけの効果があったのか不明。調べているのかどうかすら不明。

これでは「やりっぱなし」で話が終わる。

 

自民の長所は、長らく政権を担っていたことです。

しかし、これは同時に短所にもなる。

自民は、公約で「解決すべき数々の課題」を挙げています。が、「長く政権運営やっていて、何で今迄やってこなかったのか?」という質問に、納得のいく答えを書かなければならない。

それがなければ、「また言うだけでしょう」となる。

 

最も心配なのは、「やりっぱなし状態で選挙に臨み、そこで自民が優勢になった時」ですね。

「やりっぱなしでも選挙に勝てる」と自民関係者が認識すれば、更に酷くなります。

故に、自民が「国民から祝福される勝利」を得ようと思えば、過去の反省を避けては駄目なのです。

同様の話は、報道各社からも散々言われています。

www.nishinippon.co.jp(2021/9/18)

 

まぁ、この「過去の言動を反省しない」という点は、自民に限った話ではありません。

しかし、自民党には「長く政権を取ってきた経歴」が存在します。

自民の反省点は、リアルに人の生死に直結しているものばかり。その分析なくして、夢いっぱいの公約を掲げられても、信じる人がどれだけいるか?

 

自民が理想的勝利を得る為には、反省が必要。

反省を文章化して、国民に分析して貰うことも必要。

加えて、やらかした者にペナルティを与えることも必要。

 

今の自民に、上記要素がどこまで実現できているのか?

これが、「有権者にとって重要視すべきポイント」になるでしょう。

 

 

--------------(記事了)--------------