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【2021年衆院選の話】第1回 「どうやって選ぶのか」に悩む方へ、基本的な思考方法をアドバイス

2021年秋。

予定通り、衆院選が始まりました。

news.tbs.co.jp(2021/10/19)

衆議院選挙が公示されました。

解散から投開票までが17日と戦後最短となる今回の選挙戦では各政党、各候補が全国465の議席を争います。

投開票は31日の予定で小選挙区289、比例区代表176の計465議席を巡って争われます。

きのう夜の時点でおよそ1050人が立候補を予定しています。

 

与党側は小選挙区であわせて286人の候補を擁立し、引き続き政権の維持を目指します。

一方、野党側は全体の7割を超える小選挙区で統一候補を立て、政権選択の選挙であることを有権者に訴える狙いです。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4385544.htm?1634653277695より。改行等は筆者によるもの)

 

なお、各地域の立候補者情報については、以下の日経新聞HPに詳しく掲載されています。かなり見易い。

vdata.nikkei.com(2021/10/20閲覧)

 

また、「自分の選挙区がどこか?」を知りたい方は、以下の総務省HPを見れば一発で分かります。

ページ中ほどに、「衆議院小選挙区選出議員の選挙区(都道府県別)」というパートが存在。そこに、PDF形式でまとめられています。

www.soumu.go.jp(2021/10/20閲覧)

 

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これから約2週間。

有権者である私達一般市民は、投票先を決める為に情報収集し、悩む日々を送ることになりますね。

 

特に、今回は「新型コロナ騒動」に絡む、様々な問題を前にした選挙です。

政治の状況次第で、リアルに病死者が出る。この現実を前にして考えることは多く、迷うことも多い。

読者様の中にも、そういう方はいらっしゃるでしょう。

 

そんな方々の為に、当ブログでは「選択のヒント」となる情報や思考方法を、しばらく連載していきます。

ほんのちょっとでも皆様のお役に立てれば、それは至上の喜び。

 

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さて…

今回記事から取り上げるのは、「公約をどう読めばいいか?」という話です。

 

公約(選挙公約)とは、候補者が「自分が当選すれば、こういう活動をやります」という提案のこと。

投票先を選ぶ際、大きな目安になります。

 

ただ、公約を鵜呑みにしてはいけない。

候補者が、どこまで本気で公約を守る気があるのか、分からないのです。

過去を振り返れば、「破られた公約」は山ほどある。当然、「公約を破った政治家」も、山ほどいる。

 

政治家の目的は「選挙に受かること」が第一。

その為なら、ハッタリや誤魔化しを含め、何でもやる。

有権者としては、こういう見方で候補を吟味しなくてはいけません。

 

最近の話でいえば、「自民党の河井夫妻による選挙違反事件」が思い浮かびますね。

賄賂を配って票を買い、選挙で当選。その後、悪行がバレて逮捕され、裁判で有罪が確定しました。

夫の「河井克行」被告に至っては、法務大臣をやった人です。開いた口が塞がらない。

www.nikkei.com(2021/2/5)

www.jiji.com(2021/10/19)

 

基本姿勢は、先ず「公約は、全部デタラメ」だと思って見る。これが最適です。

ここを入り口にして、少しずつ吟味していくのです。

非常に疲れるスタイルですが、選挙が終わった後で「詐欺にあった」と嘆くのよりは遥かにマシです。

 

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ただ、大雑把に「公約」といっても、大きく2種類あります。

「候補者個人の公約」と、「候補者が所属する政党の公約」です。

 

この両者、どちらが優先されるか?

それは、「政党の公約」です。

なぜなら、「政党に所属する者が、政党の意見に逆らうことは、非常に困難だから」です。

政治家は自営業者ですが、実はサラリーマンの側面がある。いや、場合によっては、サラリーマン要素の方が強い。

そう言える理由は、沢山存在します。

 

例えば、金(カネ)の問題。

選挙は勿論、政治には金がかかります。選挙の宣伝広告費や、選挙スタッフの人件費等々、かなりの部分が候補者の自腹となる。

そこへ援助金を贈ってくれるのが、所属政党。故に、候補者は政党の意見に従わざるを得ない。逆らえば、金が貰えませんからね。

なお、金の配分を決めるのは、国民ではなく「政党の上層部」です。

 

例えば、地位や役職(ポスト)の問題。

閣僚等の役職を決める際や、各党の上層部を決める際に、「適材適所の人事」等という言葉が飛び交います。

が、それを判断するのは、国民ではなく「政党の上層部」です。

国民から見て、「こいつ、絶対に怪しいし、危ない」と判断される人物でも、党上層部が決めれば要職に就くのです。逆も然り。上層部に嫌われたら、ポストが獲得できない。

故に、候補者は所属政党の上層部に逆らえない。即ち、政党の意見に逆らえない。

 

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威勢のいいことを言う候補者がいたとしても、結局は政党の言いなりにならざるを得ない。これは事実です。

従って、「個人の公約よりも、政党の公約が優先される」となります。

もっとハッキリ言えば、「政党の都合が優先される」「党上層部の意見が優先される」ということ。

故に、重視するべきは政党の公約。

 

ただ、「政党の上層部に食い込んで、自分の意見を通せるほどの実力者」であれば、話は変わってきます。

しかし、そんな人は極少数。大多数の候補は、上層部に逆らえないサラリーマンみたいなものです。

有権者として、ここを勘違いしてはいけない。

 

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選挙には、候補者個人を選ぶ「選挙区」と、政党を選ぶ「比例代表」の二つがあります。

が、上記の様な事情が存在します。その為、私達有権者は「候補者を選んでいる」というつもりで選挙区制に臨んでも、実際は比例代表と変わらない選択をしている。

 

従って、「比例代表の投票先を吟味する」という行為が、「候補者を吟味する」という行為に繋がるのです。

政党の主張(公約)を吟味する方が効率的。無駄が少ない筆者のオススメは、この方法です。

 

なお、政党の公約を調べる際、同時に「政党の過去実績」にも目を向けるのがいいでしょう。

「言っていることと、行動が一致しない」となれば、どんな美辞麗句も「ウケ狙い」「空手形」の域を出ません。

説得力というものは、「今後の目標」からではなく、「過去の行動」「これまでの実績」から生まれてくるものです。

特に、「自分達に不都合な状況」が出てきた時の行動を調べれば、本性がクッキリ見えてくるものです。

 

 

…と、長くなるので、当記事はここまで。

各政党の公約と、過去の言動&実績については、次回記事から述べていきます。

 

 

--------------(記事了)--------------