makaran宝箱

時事ネタ・法律・エンタメなどなど、様々な話題を分かりやすく&面白く味付けしてお届け!

【マンガの話】Disりって、実はツンデレ?

本日は、とある漫画をご紹介します。

関西人の筆者には、かなり刺さる作品です。

 

タイトルは、『三成さんは京都を許さない―琵琶湖ノ水ヲ止メヨ』です。

三成さんは京都を許さない―琵琶湖ノ水ヲ止メヨ― 1巻: バンチコミックス(提供:Amazon)

 

『三成さんは京都を許さない―琵琶湖ノ水ヲ止メヨ』(以下『三成さんは京都を許さない』と表記)は、Web漫画サイト「くらげバンチ」にて連載された作品。

完結済みで、コミックスは全4巻。

三成さんは京都を許さない―琵琶湖ノ水ヲ止メヨ― - さかなこうじ / 第一話 戦国秘書 石田三成 | くらげバンチ

 

----------------------------------

 

『三成さんは京都を許さない』は、いわゆる「ご当地Disり系作品」に分類される漫画です。日本国内の特定地域ネタをオーバーに描写し、ツッコミを待つギャグ作品ですね。

同系統の他作品では、『お前はまだグンマを知らない』や『翔んで埼玉』が有名。これらの作品と、『三成さんは京都を許さない』の雰囲気やノリは同じです。

お前はまだグンマを知らない 1巻 (バンチコミックス) 翔んで埼玉
(提供:Amazon)

 

『お前はまだグンマを知らない』には、群馬県ネタや栃木県ネタが満載。

『翔んで埼玉』は、原作漫画では埼玉県や東京都ネタが大半でした。しかし、近年公開の実写映画版では、千葉県や神奈川県等の「関東広域ネタ」も取り入れています。

上記二作品は、スポットを当てる地域に少々のズレはありますが…どちらも、関東地方ネタで構成される作品。

 

これに対し、『三成さんは京都を許さない』は、関西地方ネタが満載。主に、滋賀県ネタと京都府ネタで構成されています。
(偶に大阪府ネタも出てきますが)

故に、関西人の筆者には刺さる作品です。

 

----------------------------------

 

『三成さんは京都を許さない』の内容をザックリ説明すると…ポイントは以下。

 

◆主人公は、戦国時代から現代にタイムスリップしてきた、戦国武将の石田三成(滋賀県出身)。

◆三成に与えられた使命は、「名物や名所が結構あるのに、なぜか地味な印象の滋賀県」というイメージを払拭すること。

◆三成は、滋賀県庁の県知事秘書課に配属。特別秘書として辣腕を振るうのであった。

 

◆その三成が、「滋賀県の敵」と認識しているのは、お隣の「京都府」である。

◆滋賀県の印象が地味なのは、観光地として有名な京都に押されているからである。

◆ただ有名だけならまだしも、京都は滋賀の名所(比叡山)を横取りしている。これは許せない。

◆故に、京都は倒すべき敵。ボッコボコにしてやんよ。

 

三成さんは京都を許さない―琵琶湖ノ水ヲ止メヨ― 3巻: バンチコミックス(提供:Amazon)

 

----------------------------------

 

『三成さんは京都を許さない』は、関西地方を主な舞台にしています。

が、関西地方に住む人だけではなく、それ以外の方でも楽しめる作品に仕上がっています。

知名度の高い名所旧跡や、ご当地グルメの話も沢山。全国的に名の通ったものも多く、「あ、これ知ってる!」と思わず言ってしまう話が多い。

 

にもかかわらず、絶妙な具合にDisる作者「さかなこうじ」氏。

このバランス感覚は、滋賀をよく知り・なおかつ愛していないと持てない感覚である。筆者はそう考えます。

いわゆる「ツンデレ」ですね。心の底から滋賀を嫌っていては、微妙なDisりは無理。根底には「愛」がある筈です。

 

 

滋賀をDisっている様で、実はアゲている漫画『三成さんは京都を許さない』。

興味のある方は、この機会にご一読あれ。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

翔んで埼玉

翔んで埼玉

  • 二階堂ふみ
Amazon