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【新型コロナ騒動の話】暴かれた闇を、見過ごすか? 修正するか?

先日、新型コロナ対策の「緊急事態宣言」が、全て解除されました。

関西圏や首都圏など、人口の多い地域に長らく発令されていた緊急事態宣言。全ての地域で解除されるのは、半年ぶりになります。

 

長らく我慢していた人々が、一斉に行楽地などへ出かけていますね。

秋の行楽シーズンとも重なり、結構な賑わいが戻ってきました。

www.yomiuri.co.jp(2021/10/2)

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全面解除されてから初の週末となった2日、各地の繁華街や観光地などでは、多くの人出がみられた。

 

延期されていたイベントが開催されるなど経済再生へ向けた動きも拡大。

政府は今後、段階的に制限緩和を進める方針で、経済活動と感染防止の両立を目指す。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211002-OYT1T50097/より。改行等は筆者によるもの。以下同)

 

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筆者は、関西人です。

大阪中心部の様な人口密集地に住んでいるワケではありませんが、長らく緊急事態宣言下の地域で生活していました。

 

で、特に苦慮していたのが、飲食関係者。「緊急事態宣言中は、閉めます」という店も多かった。

今回の宣言解除で、その手の店が次々に営業を再開。未だ営業時間等に制限はありますが、繁華街が久しぶりに活気付いています。

mainichi.jp(2021/10/2)

 

阪急「大阪梅田駅」付近の商店街では「解禁酒」などの看板が掲げられ、乾杯をする客たちでにぎわった。

 

大阪の飲食店でアルコール類の提供が認められるのは8月1日以来で2カ月ぶりとなる。

ただし、酒を提供できるのは認証店に限定される。

10月31日までは提供時間が午後8時半まで、営業時間も午後9時までとの制限もかかる。

https://mainichi.jp/articles/20211001/k00/00m/040/291000cより)

 

 

最近のPCR検査陽性数(いわゆる感染者数)は、減少しています。

まぁ、それ故に緊急事態宣言が解除されたのですが…

このまま沈静化してくれると、大変ありがたい。

www3.nhk.or.jp(2021/10/2)

 

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しかし、恐らくは冬場にかけて、次の波がやって来ると思われます。

 

通常、冬場になれば、感染症患者が増える。風邪、インフルエンザ、肺炎…その他もろもろ。新型コロナ騒動が始まるずっと前から、そういう光景が存在しました。

新型コロナだけ特別とか、今年だけ特別とか、そういう事由は見当たりません。今冬も、例年と同じ傾向になるでしょう。

 

新型コロナの場合、「ワクチンで集団免疫」という考えは通じない。ほぼ無理だという報告が出ています。

ワクチン接種率の高いイスラエル等で、「ワクチン接種後も、感染事例が絶えない」という話アリ。「ブレイクスルー感染」というヤツです。

日本も同様。さほど大規模ではないにせよ、ブレイクスルーの報告は出ています。

ワクチン接種が広まっても、検査陽性者数が減っても、油断できません。

www.bbc.com(2021/9/10)

www.yomiuri.co.jp(2021/10/3)

 

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現段階で筆者が危惧するのは、「また緊急事態宣言の話になって、観光業や飲食業等、様々な業界が困る」という事態です。

恐らく、そうなる可能性は高いでしょう。「絶対にならない」と断言できる要素が皆無ですから。

 

遠からず、また締め付けが始まる。

この前提で物事を考える時、今のうちに結論を出しておくべき点が、少なくとも3つあります。

 

 

(1)これまでの緊急事態宣言で、どれほどの効果があったのか、キッチリ検証する

日本国内のデータは存在しています。「厳格なロックダウン」を行った、諸外国のデータも多い。これらを分析して、宣言がどういう効果をもたらしたのか、数字で示すべきです。

「宣言や自粛は無意味である」という話は、昨年から出ています。「人流抑制と感染者増減には、データとして関連性がない」と仰る学者さんもいらっしゃいます。

ここらで一回、キッチリとデータを整理し、今後の対応に活かすべきです。筆者の知る限り、「大勢の方の目に触れる形で・分かり易く検証した報告」というものが存在しません。

やりっぱなしではNG。「やったフリ」と揶揄されない為に、検証は必要です。

www.lmaga.jp(2020/6/14)

 

 

(2)宣言発令時には、迅速かつ適切に補助が実施されるように、システムを準備しておく

いざ宣言が出て、人々が困ること。それは「予定が大幅に狂う」というものです。

狂った予定の修正は、そう簡単にできません。故に、泣き寝入りするか、補助金に頼るか。このどちらかを迫られます。

 

補助金に関しては、行政サイドも頑張ってくれています。「援助があって助かった」という声も多い。もし援助が無ければ、潰れていた店も多かったでしょう。

他方、「半年前の補助金が、まだ振り込まれない」というトラブルも絶えていません。支払いが半年も遅れたら、それが原因で倒産もあり得る。死活問題に直結する話ですから、早期の改善が必須です。

www.jiji.com(調査期間:2021年8月25日~2021年8月26日)

www.asahi.com(2021/9/19)

 

 

(3)「幽霊病床」等、医療問題の早期解決

「幽霊病床」とは、心霊系の話ではありません。「ある筈の病床が使われていない」という話です。

つまり、「新型コロナ対応の補助金を受け取っているのに、病床が稼働していない」という話。これはおかしい。

この話が、コロナ対応の軍師的存在「尾身茂」氏の周囲や、首都の医療を守る筈の「東京都医師会」等から出ています。

今のところ、「そんな話は、真っ赤な嘘だ」という反論は出ていません。それどころか、「不適切な補助金を返そうと思う」とのコメントが出る始末。これは大問題です。

dot.asahi.com(2021/9/1)

dot.asahi.com(2021/9/11)

 

病床が空いているのに、「自宅療養」という名の受け入れNG状態が長く続き、入院できずに亡くなった方もいる。

次の冬がやって来る迄には、こういった矛盾を少しでも軽減する必要があります。

 

新型コロナに対応している医療現場が、どれほどキツい状況になっているか?

医療関係者ではない筆者ですら、凄まじい状態であることは知っています。医療業界の重鎮である尾身氏や、医師会の首脳が知らない筈がない。

国民に我慢を強いる前に、出来ることはあるでしょう。

 

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ワクチン接種が進み、「抗体カクテル療法」等の治療法が広く認可され、「治療用の飲み薬」が開発の最終段階にある。

新型コロナは、「数ある病気のひとつ」に近付きつつあります。

しかし、まだ油断するのは早い。ノーガードで行動するのは迂闊です。引き続き、マスクや手洗い等の予防策は続けましょう。

jp.reuters.com(2021/10/1)

 

なお…

「新型コロナ騒動の良かったところ」を強いてあげるとすれば、「様々な世の矛盾を暴いた」という点ですかね。

…と言いますか、それ以外に良かったところが無い。大半は、「人の生死に絡む酷い話」ばかりです。

 

特に、政治・経済・医療等々、各業界の「首脳陣」に関する闇が暴かれた。これは大きかった。

この暴かれた矛盾を、今後どうやって解決していくか? これが今後の課題です。

 

先ずは、この秋に行われる衆院選をどう考えるか、そこが重要。

次の衆院選は、新型コロナ騒動が始まってから後、最大規模の国政選挙になります。

ここでどういう結果が出るかで、何もかもが大きく変わる。

 

コロナの惨状を目の当たりにして、「誰がやっても、政治は同じ」という考えを捨てた方、結構多いでしょう。

その想いをぶつける最大の機会は、すぐそこまで迫っています。

 

今変えずして、いつ変える?

 

 

--------------(記事了)--------------