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【今週のお題】「関西の爆発」といえば、コレ

今週のお題「爆発」より~

 

筆者は、関西人です。

関西で「爆発」といえば、筆者の中ではコレ。

『探偵ナイトスクープ』の神エピソード「爆発卵」です。

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『探偵ナイトスクープ』は、1988年から続く長寿番組。

「関西のバラエティといえば、ナイトスクープ」というレベルで知られた、超有名番組です。

今年で、放送33年目に突入。深夜枠にもかかわらず、視聴率30%を超えたこともあるバケモノ番組です。

 

この番組の放送初期(1993年)に、「謎の爆発卵」というネタがありました。

ナイトスクープには、「理系ネタ」と呼ばれるカテゴリがあります。その中でも屈指の神回として名高いのが、この爆発卵ネタ。

「懐かしの映像」的な企画が出る時には、かなりの高確率で放送される鉄板ネタです。

www.asahi.co.jp(2021/9/6閲覧)

 

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このネタの発端は、大阪の男子大学生さんが、番組に寄せた調査依頼書。

 

学生さんの友達が、「電子レンジで生卵を調理すれば、ゆで卵ができるのでは?」と考えて実行。

調理が終わり、卵の殻を剥いて食べようと齧った瞬間、その卵が爆発したそうで。

 

学生さんは、友人の話を鵜呑みにせず、「証拠が見たいから、もう一度作ってくれ」と頼み込んだものの、断られました。

そこで、ナイトスクープに再現実験の依頼が来た…という流れ。

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(上画像:「電子レンジ」イメージ。番組内で使われた機種ではありません。画像提供:Amazon)

 

 

ちなみに、実験の結果は「成功」。しかも、「二重の意味で」成功。

再現にも成功し、面白いリアクションも収録できました。

故に、視聴率30%超え。なおかつ、総集編の常連ネタに昇格。

 

このネタが初めて放送された時から、約28年が経過しました。

しかし、28年程度でどうこうなるほど、やわなネタではありません。インパクトが強すぎて、現在でも「屈指の名作」との評価は変わらず。

 

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生卵が爆発するのは、いわゆる「水蒸気爆発」のメカニズムが働いている為です。

 

電子レンジは、対象に「マイクロ波」という電磁波を照射します。

食品には、水分が含まれています。その水分子がマイクロ波によって振動。熱エネルギーに変換され、対象が加熱される。こういう仕組みで、電子レンジによる食品加熱が行われるのです。

 

水が過熱されると、水蒸気になります。

水蒸気は、常温の水に比べて高温・高圧。ヤカンでお湯を沸かすと、勢いよく蒸気が噴き出しますね。あれが典型例です。

 

レンジに生卵を入れて加熱した場合、卵の中の水分が水蒸気になろうとします。

しかし、卵は殻や膜で覆われており、水蒸気の圧力が卵の中に閉じ込められてしまいます。その状態を保ったまま加熱していけば、卵の中はどんどん高温・高圧状態になります。

やがて、卵の内部状況が「殻や膜を破壊するレベル」にまで達します。そうなった時、殻や膜が割れ・エネルギーが急激に解放されるので爆発してしまう。

爆発卵の中では、上記の様な現象が起こっているのです。ポップコーンと全く同じ仕組み。

 

ナイトスクープの場合、「爆発するか否かの微妙なライン」を追求し、爆発卵を再現していました。

爆発するギリギリのところで加熱を止めている為、ちょっと歯を立てれば簡単に爆発する。そういうカラクリなのです。

 

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なお…

『探偵ナイトスクープ』の番組内でも散々アナウンスされていますが、この「爆発卵」は危険です。真似しちゃダメ。

番組を見るのはOKだとしても、実際にやれば危険です。火傷や機器の故障等に繋がる危険行為です。

 

経済産業省が管轄する独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」からも、注意喚起が出ています。

「生卵を、そのまま電子レンジて調理しては駄目だ」と。

 

もし実際にやれば、どんな事故が起きるか?

その様子を再現した動画は、以下。しかしまぁ、見事な大惨事ですねぇ。

www.youtube.com(2020/2/27)

 

 

-----------------(記事了)-----------------