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【お笑い芸人さんの話】四角い師匠、逝去

先日、上方落語の重鎮である落語家、「笑福亭仁鶴(しょうふくてい・にかく)」さんが逝去されました。

ご冥福をお祈りいたします。

www.jiji.com(2021/8/20)

www.tokyo-sports.co.jp(2021/8/20)

 

この方、関東方面では然程知られていないのかも?

関東地方に住む筆者の友人知人に尋ねると、どうもそういう話が返ってくる。

 

いや、実はめっちゃ有名な方なのです。

お笑い分野では、言うまでもなく大活躍された方です。他ジャンルでも同様で、ボンカレーのCM等に出演したり、アニメの声優(『ちびまる子ちゃん』等)に挑戦したこともあります。

ただ、全盛期が相当前なので、若い世代には馴染みが薄いのかもしれません。

 

他方、「関西では知名度抜群の方」なのは間違いない。

”笑顔の似合う御隠居さん”の代名詞みたいな存在でした。

なんばグランド花月 笑福亭仁鶴 独演会 DVD-BOX(提供:Amazon)

 

特に、読売テレビ(日本テレビ系列)の「大阪ほんわかテレビ」や、NHKの「生活笑百科」のレギュラー出演者として知られています。

(心労や体調不良の為、2017年頃にはほぼ画面に出て来なくなりましたが)

 

筆者は、特に「生活笑百科」の方をよく拝見しました。

NHKで流れている、「四角い仁鶴が、まぁるくおさめまっせ」のフレーズが有名な、漫才混じりの法律相談番組です。

www.nhk.jp(2021/8/21閲覧)

 

この番組は、NHKの大阪局が制作した番組ですが…

関西人の筆者は、てっきり「関西ローカル番組」だと思っていました。全国区だと知ったのは、割と最近。

 

なぜ関西ローカルと思ったのか?

その理由は、「番組のノリが、吉本新喜劇とよく似ているから」です。

コッテコテの関西製お笑い番組の雰囲気で、「これ、東京ではウケへんのちゃう?」と感じることが多々あり。

NHKバラエティー 生活笑百科 (カドカワブックス)(提供:Amazon)

 

昔、東京発で「超!よしもと新喜劇」という番組が制作・放送されました。

が、関西地方のテレビ番組「よしもと新喜劇」に比べれば…かなりの短命で終了。

 

本家の新喜劇は、50年以上続く番組です。それが全国区では通じなかった。

その記録を見た筆者は、「関西地方でウケる番組が、全国でも通るワケじゃない」と改めて感じましたねぇ。

 

ただ、「生活笑百科」は違う。

1985年から現在まで、36年続く長寿番組になっています。全国区でも通用するモノがあった様子。

 

しまいには、「行列のできる法律相談所」という他局の後発番組まで出現しました。

筆者と同じく「生活笑百科が関西ローカルだと勘違いしていた人々」の中には、この様子を見て「パクリやんけ!」と怒る人が結構いましたねぇ。

 

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関西の雰囲気が満載の「生活笑百科」。

この番組が全国的に受け入れられたのも、仁鶴さんの芸風・語り口のおかげの様な気がします。

 

仁鶴さんは、間違いなく関西のノリで芸能活動をされた方。根っこには関西人のソウルがあった筈。

ですが、関西特有のコテコテ感よりも、どこかクールで醒めた顔が見え隠れしていた。

当記事冒頭で、「仁鶴さんは、”笑顔の似合う御隠居さん”の代名詞」という表現をしましたが…

どこか飄々として、物知りで、話していて落ち着く。そんな「優しい知恵袋」的存在だった。故に、広く愛されたのでしょう。

 

 

時の流れの為せる業とはいえ、名の通った芸人さんがまたひとり鬼籍に…寂しいものです。

まぁ、お笑い芸人さんが亡くなった時は、笑顔で送るのが礼儀というか賛辞というか、先方さんも喜んでくれるのではないか…と。

  

仁鶴さん、お疲れ様でした。ごゆっくりお休みくださいませ。

 

 

--------------(記事了)--------------