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【災害の話】東北地方に「台風8号」接近中

現在、東北地方に「台風8号」が接近しています。

weathernews.jp(2021/7/27)

kahoku.news(2021/7/27)

 

この台風8号。

一昨日くらいまでは、「ひょっとして、五輪開催中の東京に直撃か?」という話もありましたが…その後、進路を北寄りに変えました。

現在のところ、宮城県に向かって進んでいます。今夜から明日の午前中にかけて、台風が上陸する見込み。

近隣地域の方は、今後の情報に注意してください。

 

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今回の台風は、中心気圧がさほど下がっていません。

気象庁が、2021年7月27日16時53分付で発表した「令和3年 台風第8号に関する宮城県気象情報 第9号」によると、中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。

台風としては、言うほど強力ではない。

 

「強力な台風」で思い出すのは…

関西空港を薙ぎ払い、関西地方各地で車や家を吹き飛ばした「2018年(平成30年)台風21号」です。

この台風は、最大瞬間風速58メートル超えでした。その時の様子は、以下。

www.youtube.com(2018/9/5)

 

数字だけ見れば、「今回の台風8号は、21号の半分程度の威力」となります。

ただ、地形等が作用し・数字以上の風速が出て・思わぬ被害が発生することはあります。油断は禁物。

 

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今回の台風8号で怖いのは、「大雨による洪水」「大雨による土砂崩れ」です。

風は弱くとも、雨は酷いという予報が出ています。

21時までの1時間の雨量は、福島県川内村で11.5mm、南相馬市・原町で9.5mmの雨を観測しています。

多い所では降りはじめからの雨量が100mmを超え、土砂災害の危険度が増してきました。

21時時点で土砂災害警戒情報が発表中です。

 

強い雨の範囲はこの後は宮城県に拡大。

深夜には岩手県の沿岸部でも雨が強まる予想となっています。

 

台風の中心の北側に発達した雨雲が多いため、台風が近づく前から強い雨が続き、特に山の東側に開けた斜面では東よりの非常に湿った空気が吹き付けることで雨雲が発達しやすくなる見込みです。

https://weathernews.jp/s/topics/202107/270325/より。改行・強調等は筆者によるもの)

 

土砂災害で記憶に新しいのは、静岡県熱海市で発生した土砂崩れ。

発生してから20日以上が経過しました。未だに行方不明者がいらっしゃいます。

news.tv-asahi.co.jp(2021/7/26)

 

今回の台風8号で、熱海と同様の被害が、東北地方で発生しないとは限らない。

危険な地域にお住まいの方で、避難が可能な方は、早めに動いてください。

命あっての物種です。

 

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この手の「避難に関する話」は、当ブログでも散々書かせて頂きました。

が、書いて書き過ぎるということはありません。何度でも繰り返して書きます。

 

災害から逃れるには、適切な避難行動が肝心です。

何時・何処で・誰が被災するか分からない。これを大前提にして、避難行動に繋げる。これが鉄則。

「ここら辺は、今まで大きな災害は無かったから、今回も大丈夫だろう」という思い込みが一番危険です。他人事として考えないことが重要。

 

避難のタイミングを考えるには、「各種情報を得ること」が重要かつ不可欠。

気象庁・地方自治体広報・各種報道機関など、普段から使っている「信用できる情報源」からの情報を、最重要視してください。

 

その手の情報源からは、必ず「○○地域に、警戒レベル××の情報が報じられました」というアナウンスが出ます。その数値を参考に、避難行動を進めてください。

警戒レベルは、全部で5段階。筆者なりの言葉でザックリ説明すると、以下の様なものになります。

 

(レベル1)
今後、災害が起きる恐れあり。各種情報に敏感になってください。

(レベル2)
レベル1より危険度アップ。いつでも避難できる様に、「非常用持ち出し袋」等を準備し、避難場所と経路を再確認してください。

(レベル3)
危険度が更にアップ。避難所から遠くにお住まいの方や、避難に時間がかかる方(高齢者や障碍者など)は、この段階までに避難を始めないと危険。動き始めてください。

(レベル4)
最終警告レベル。避難できる人は、全員、今すぐ避難してください。

(レベル5)
もう手遅れかも知れません。避難所に移動することが、かえって危険な場合もあり得るので、各自の判断で行動してください。

 

もっと詳しく知りたい方は、以下のページ(政府広報)を参考になさってください。

www.gov-online.go.jp(2021/7/27閲覧)

 

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なお…

この手の避難話になると、筆者がいつも言及するニュースがあります。

今回も同様。何度でも書きます。

 

その話は、2018年に起こった、実際の話です。

内容は、

「早めの避難を20回以上やったが、全て空振りだった。
しかしその習慣のおかげで、家が土砂崩れで潰れた際、避難していて助かった

というものです。

tenamaka26.hatenablog.com

 

「自分だけは大丈夫」と思い込まず、
早めの避難を「習慣」として続けた結果、
最終的には命が助かった

…という実際の話です。

 

この話を教訓とし、多くの方が「早めの避難行動」に出て、助かって欲しい。

災害は、何時・何処で・誰が巻き込まれるか分からないのです。

用心に越したことはありません。「そこまでする?」と言われるくらいで、ちょうどいい。筆者はそう考えています。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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