makaran宝箱

時事ネタ・法律・エンタメなどなど、様々な話題を分かりやすく&面白く味付けしてお届け!

【新型コロナウイルスワクチンの話】無関係の自治体に「殺すぞ」と言う人々

筆者は、関西人です。

故に、関西ローカルニュースをよく見聞きします。

 

そのニュースの中に、「ちょっとこれは…」と言ってしまったものがありました。

内容は、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する話。

 

何に違和感を覚えたか?

それは、「自治体に抗議…というか脅迫電話があった」「当該自治体と無関係らしき人が、明確な根拠も示さずに激怒していた」という点です。

www.jiji.com(2021/6/15)

年少者への新型コロナウイルスワクチン接種が始まった自治体に、抗議の電話が殺到している。

ワクチンのリスクを過度に警戒する人たちがインターネット交流サイト(SNS)で呼び掛け、集団で電話しているとみられ、中には脅迫めいた内容も。

 

対応に追われ業務が滞る役場も多く、担当者は「接種は強制ではないのに」と頭を抱える。

 

厚生労働省は今月から、米ファイザー製ワクチンの接種対象を16歳以上から12歳以上に拡大した。

これを受け、京都府内のある町では希望した12歳が接種を受けたところ、町外から抗議電話が殺到。

「10代は死亡事例がないのに」「ワクチンの危険性を認識しているのか」といった内容のほか、「人殺し」「殺すぞ」とののしるものもあり、町は警察に相談した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061400589&g=socより。改行等は筆者によるもの。以下同)

 

上記ニュースで取り上げられた「京都府内のある町」とは、京都府北部の「伊根町」です。

漁師町として知られ、1階部分が船着き場になっている住居「舟屋」で有名なところ。

伊根町HPによれば、2021年1月1日時点の人口は、2030人。かなりのどかな田舎町ですね。

 

こんなノンビリしたところに、当該自治体と無関係らしき人から、「殺すぞ」と脅迫電話がかかってくる。

異様な光景です。

 

------------------------------------------

 

同様のニュースは、上記の時事通信記事の他にも多数。

関西ローカルニュースで終わらず、全国的に報じられています。

www.asahi.com(2021/6/8)

www3.nhk.or.jp(2021/6/9)

www.kyoto-np.co.jp(2021/6/13)

 

それらの記事から分かることは、以下。

(1)伊根町外から、「殺すぞ」レベルの抗議…というか脅迫電話がかかってくる。
(2)どうも、SNS経由で「ワクチンは危険」という情報を仕入れた者が怒って、役所に電話をしているらしい。
(3)「若年層に対する接種」に関し、抗議がくる。
(4)伊根町は、脅迫電話について、警察に相談している。
(5)同様の話は、伊根町以外の自治体でも発生している。

 

う~ん。

とりあえず、「殺すぞ」は明らかな脅迫罪ですから、警察が動けば早晩とっ捕まるでしょう。

思うことがあっても、脅しては駄目。

 

------------------------------------------

 

新型コロナワクチンの副反応(副作用)については、様々な説があります。

薬やワクチンというものは、基本的に副反応があるもの。重要なのは「発生頻度」と「症状の内容」です。

 

アナフィラキシーショックについては、どこの接種会場でも対応中。

筆者の知る範囲において、「接種直後に突然死した」という話は…今のところ見当たらない。

 

他方、「ワクチン接種した方が、数時間~数日間以内に亡くなった」という話は、少なからず報告されています。

ただ、「ワクチンが原因で死亡した」という決定的証拠が出ていない。

報告数も、3000万回の投与に対して300件というレベルで、確率にすれば0.0001%くらい。

それ故、日本全国を巻き込んだ炎上騒ぎには至っていない。

www.yomiuri.co.jp(2021/6/23)

 

有名人の死亡についても、報告された様子はない。

強烈に危険であれば、名のある方が亡くなっていてもおかしくないのに。

今の世の中、「ワクチン副反応で有名人が死亡」というニュースは、めちゃくちゃ注目を浴びますからね。もし発生したとすれば、マスコミが黙っているとは思えない。特に文春や新潮あたりは攻めてくるでしょう。

 

------------------------------------------

 

また、「皇族方がワクチン接種」という話もあります。

www3.nhk.or.jp(2021/6/22)

 

さすがに、「副反応で死ぬ確率が高いものを、今の政府が皇族に接種」というのは考えにくい。

もし体調悪化となれば、一撃で与党が壊滅するダメージを喰らいますから。

今の政府の体質から考えれば、そこまでの博打はしないでしょう。

 

他方、「ワクチン接種していないのに、プロパガンダで接種発表」というのも考えにくい。

「皇族方が新型コロナウイルスに感染した」というだけで、政府は批判されます。それに加え、「ワクチン接種したのに感染したのか?」という話になれば、ワクチンへの信頼度が下がってダメージ2倍。

 

どちらにしても、嘘をつくメリットがない。

大丈夫だと判断し、きちんとワクチン接種を行った。こう考えるのが自然です。

 

------------------------------------------

 

まぁ、今の政府が信用ゼロですから、何を言っても話が通じないケースはあるでしょう。

政府要人が、「安全安心」というフワフワした表現のみで、あれもこれもゴリ押す。こういう姿勢ばかりが報じられています。

不祥事が起きても、無視&ダンマリですし。

これでは、信用されなくて当然。そういう意味で、脅迫者にも多少の同情を抱くかも。

 

しかし、脅迫は脅迫。犯罪行為です。

明確な根拠の提示もみられない。これでは支持できません。

反対派は、もっとやり方を考えた方がいい。

 

理論的な分析から生まれる批判や、自分の思想信条をネットで訴えるのはいいですが、実力行使はよくない。

それも、自分とほぼ無関係のところに、自分の思想を押し付ける実力行使はダメ。

 

今回の件は、どこか「熊が可哀想だから殺すな」と電話する者に近い感じがしますね。

データを揃えないまま、感情のみで発言する。それは大人として如何なモノかと。

 

------------------------------------------

 

ワクチン接種は、本人の意思で選択できます。自分で考え、決めればいいのです。

ワクチンが危険と思う人は、接種しなければいいのです。

もし、同調圧力や差別意識で接種強要するのなら、そっちの方が問題。

実施側は、プライバシーに配慮した接種方法を考えて欲しいですね。

 

ワクチンを接種しても、新型コロナウイルスに100%感染しないワケではない。

今まで通り、マスクや手洗いで感染予防できると考える人は、そのまま続けていいでしょう。

それを決めるのは、自分です。政府や自治体のいうことに従うばかりが、正しいとも限らない。ただし、自らの選択には、それなりに責任を持つ気概が必要ですが。

 

ちなみに筆者は、機会があればワクチンを接種するつもりです。

高齢者ではない為、順番はかなり後になるでしょう。今現在、整理券らしきものは手元にありません。

届いた後、自らに副反応が発生すると仮定し、「体調不良になっても大丈夫なスケジュール」に調整した後、接種すると思います。

そうやってスケジュール調整をやっているうちに、新たな情報が出てくれば、考えが変わるかも知れない。

これも、筆者の自由意思で決めること。

 

政府や自治体が信用できないのであれば、自分で決めるしかないのです。

批判や疑念にも、それなりの責任が伴うのです。

 

 

--------------(記事了)--------------