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【バイトテロの話】絶滅しないバカッター

コロナ禍で、失業者が増加傾向にある昨今。

特に飲食関連の被害は大きく、悲痛な声が出ています。

 

そんな厳しい飲食業の中でも、割と好調なのは「テイクアウト」に関係したお店。

特に「配達サービス」を提供しているお店は、感染対策の面から人気があります。お店に行かずとも食品が届くので、他者との接触が低減。感染リスクも低減。

足を運ぶという手間も省ける為、少々割高でも宅配を利用する人は多い。

 

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しかし、ここにきて強烈な爆弾が破裂しました。

いわゆる「バイトテロ案件」が、宅配サービスを手掛ける飲食店で発生。かなりの大炎上になっています。

テロを喰らったのは、有名宅配ピザ屋の「ドミノ・ピザ」。

www.j-cast.com(2021/6/9)

 

ドミノ・ピザの店員が店の厨房でシェイクをヘラですくってなめる様子の動画がインスタグラムに投稿され、物議を醸している。

 

投稿したアカウントはすでに削除されているが、同社は、「お客様に不快な思いをさせた」として謝罪し、厳正に対応するとしている。

男性店員は、カメラの方を向いて笑い、「これ、厳禁で。流出厳禁で」と声をかける。

しかし、コップに入ったシェイクを手に持ったまま、紫色のヘラで何度もすくってなめた。

別の店員が「う~、う~、ハハハ」と笑うと、今度は違う店員が「ツイッターに載せなきゃ。晒さなきゃ」などと突っ込んでいた。

 

この動画は、ユーチューバーが2021年6月8日深夜、自らのチャンネルで取り上げて話題になった。

インスタのフォロワーから情報提供があったといい、紹介している最中に、そのアカウントが非公開になり、動画投稿者が気づいたらしい。

 

この男性店員と知り合いという視聴者から店の情報が寄せられ、ユーチューバーが店に電話すると、店側は、店員のことを確認し調査すると答えたという。

https://www.j-cast.com/2021/06/09413502.html?p=allより。改行等は筆者によるもの)

 

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筆者は、この手の「バイトテロ」「バカッター」「バカスタグラム」的な案件が炎上を起こす度に、疑問に思うことがあります。

「誰が見ているか分からないところに、悪事の証拠を晒して、そのまま無事でいられる…と考えるのは何故か?」

 

バカッター案件は、「犯罪の証拠付きで罪を告白している」のと同じ。

しかも、法に従って動く警察に告白するのではなく、「相手がどうなろうと知ったこっちゃない」とする大衆に向かって告白しています。

ツイッターやインスタグラムのフォロワーさんも、全員が身内ではない。鍵アカだろうが何だろうが、大衆的な側面は残ります。情報が漏れて当然。「秘密を守ってくれる」と考える方がおかしいのです。

 

どう考えても非難しか浴びない様な、支離滅裂のトンデモ行為をやる。

それを、証拠付きでアップしてしまう。

こういうバカッター行為は、自殺行為に等しい。どこから弾が飛んでくるか分からない状況を、自分で作っているワケですからね。

 

今回のドミノピザ案件でも、「フォロワー限定のインスタアカウント」から流出。フォロワーの中の誰かが流したのでしょう。

その後、拡散力のあるYouTuberに動画が渡り、不特定多数へと拡散し炎上。

 

こうなってしまうことは、「無理もない」を超えて「必然」です。

全く同じ流れで、散々炎上騒ぎが起きているのです。筆者も、何度か記事化しました。

tenamaka26.hatenablog.com

 

過去に、この手の騒ぎはいくつも発生した。

にもかかわらず、「自分の場合は炎上しない」と考える方がおかしい。

いや、バイトテロ実行者は、断言云々どころか「考えてもいない」のでしょう。

「自分は特別で、バイトテロをやっても許される」という、根拠不明の思い込みを持っている。これ以外に、辻褄の合う理由が見つからない。

 

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騒ぎの主は、これから厳しい追及を受けるでしょう。刑事と民事の両方で。

刑事に関しては微罪で済むかもしれませんが、民事の方は難しいでしょう。店側に対し、損害賠償や慰謝料を払う羽目になる。

 

ドミノピザの様な大規模チェーンを相手にしたならば、巨大なカウンターパンチが返ってきます。

「ひとつの店の問題で済まず、チェーン店全体の問題」となってしまいがちですから。

株式会社ドミノ・ピザ ジャパンのHPによれば、国内の事業規模は「2020年10月時点で、正社員650名、アルバイト9000名」だそうで。

売り上げは、2020年6月期で592億円。約600億円ですね。

今回のバイトテロをやらかした者は、少なくとも約1万人&年商600億円組織から懲罰を喰らう…と思わねばならない。小さなイチ店舗だけの話ではない。

 

「一人につき、千円の慰謝料を払う」という超低額設定でも、相手が1万人では1000万円です。

バイトの身分では、破産まっしぐらな金額。

身から出た錆なので、免責は期待できないでしょう。一生ついてまわる借金になります。

 

ナメてかかったツケが、巨額の借金。十分あり得る話です。

 

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「当ブログを読んで頂いている読者の皆様には、浅い考えで騒ぎを起こす方はいない」と信じています。

当ブログは、バカッターに厳しい記事を、いくつもアップしていますからね。

 

ただ…

信じてはいますが、人間は弱いものです。「自分だけは大丈夫」と思い込むのは危険。これもまた道理。

 

人間は、社会的立場・体調・経済状況などの「変化するもの」から、多大な影響を受けます。

今は浅い考えを持たずとも、その時の状況次第では危険。保証はできません。

どんなに経歴が立派な人でも、追い詰められたらトンデモ行為に出かねない。人間とはそういうものです。

 

油断すれば、自分もバカッター案件を起こすかもしれない。そう考えた方が安全です。

筆者も例外ではありません。他人事ではありません。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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  • 作者:薮崎真哉
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