makaran宝箱

時事ネタ・法律・エンタメなどなど、様々な話題を分かりやすく&面白く味付けしてお届け!

【選挙の話】筆者の予想が、また当たった模様

2021年4月19日。

筆者は、以下の記事をアップさせて頂きました。

tenamaka26.hatenablog.com

 

記事の内容は、「最近、金を配るという公約を掲げた候補が、選挙で勝利している」というもの。

そして、「その公約は、ことごとく破られ続けている」というもの。

 

------------------------------------------

 

これは恐らく、昨年実施された「日本政府が10万円を一律配布」という行為の模倣。

コロナ禍で苦しい家庭が多かったのでしょう。一律配布は、結構なインパクトをもって受け入れられた政策です。真似したくなるのも分かる。

 

しかし、どこか「目先の金をチラつかせ、票を買う」という行為に見えてしまい、いかがわしさが抜けません。

そもそも実現できるのか、そこからして怪しい。

 

筆者は、上記記事の中で、こう述べました。

恐らく、今後も「現金を配る」「金券を配る」とする政治家は出て来るでしょう。

そして、公約破りの政治家も増えるでしょう。

ド派手なバラマキが可能なのであれば、現職が選挙前に実施している筈。

 

「バラマキは、絶対に不可能だ」とは言えません。

しかし、先に紹介した二例を見るに、「言っていることは派手だが、期待薄である」と考えた方がいい。

何かもう…日本の政治は、どんどん変な方向に行っていますね。

 

この記事を書いてから、約1ヶ月が経過。

早くも、筆者の予想が的中した模様です。

 

------------------------------------------

 

問題となっている自治体は、香川県の丸亀市です。

 

18日投票が行われた丸亀市長選挙で、初当選を果たした新人の松永恭二さん(61)が、当選から一夜明け、抱負を語りました。

19日、丸亀市の事務所に姿を見せた松永さんは、自身の当選を伝える新聞に目を通し、気持ちを新たにしていました。

 

開票結果は松永恭二さん2万4790票、梶正治さん2万3873票で、元市議会議員の松永さんが3選を目指した現職を破り、初当選を果たしました。

投票率は54.23パーセントで、4年前の前回選挙を0.66ポイント下回り、過去最低となりました。

 

松永さんはコロナ禍の緊急経済対策として、市民への一律10万円給付などを掲げていて、今、後の手腕に期待がかかります。

https://www.fnn.jp/articles/-/171494より。2021年4月19日付。改行等は筆者によるもの。以下同)

 

2021年4月18日に実施された、丸亀市長選挙。

そこで当選した、新人の「松永恭二」氏。松永氏は、「丸亀市民に、一律10万円を給付」という公約を掲げて当選しました。

周囲の疑問の声に対して、「給付を行えるだけの財源は存在する」と断言。この自信満々な言動も、当選の後押しをした。これは間違いないでしょう。

 

------------------------------------------

 

松永氏の当選から1ヶ月ほど経過した昨日。

「松永氏が、公約を修正した」という記事が流れました。

mainichi.jp(2021/5/25)

香川県丸亀市の松永恭二市長は25日、4月の市長選で公約に掲げた全市民への10万円給付について、財政事情や新型コロナウイルスの感染対策を考慮し、5万円に減額すると発表した。

 

6月の定例市議会で財源となる補正予算案を可決し、8月から新型コロナの経済対策として給付を始めたい考え。

 

ただ、「バラマキ」の批判は根強く、議会は紛糾しそうだ。

https://mainichi.jp/articles/20210525/k00/00m/010/236000c

 

選挙から1ヶ月程度で、公約が大幅変更。

10万円が5万円に。半減しています。

これを「公約不履行」と考えるか、「現実に即した軌道修正」と捉えるか。それは、丸亀市の有権者次第。

 

筆者が丸亀市民であれば、ガチギレしそうですけど…ねぇ。

 

------------------------------------------

 

丸亀市の他にも、日本のあちこちで「カネを配る」と公約に掲げ、当選する人が増えています。

公約として分かり易く、「有権者にとって、目先の利益になる」という効果が期待できる為、票を集め易いのでしょう。

 

しかし、「そういうお金を配れるものなら、とっくに配っている」という側面もあります。「給付できないのは、できない事情がある」と思った方がいい。

バラマキは、簡単にできるものではない。

 

恐らく、今後も「現金を配る」「金券を配る」とする政治家は絶えないでしょう。

そして、丸亀市の様なことになるニュースも増えるでしょう。

 

「バラマキは、絶対に不可能だ」とは言えません。

しかし、「バラマキを宣言するのは派手で聞こえはいいが、実現可能性は低い」と考えた方がいい。

通貨発行権を持つ日本政府であれば、オールナイトでお金を刷って配ることも可能。しかし、地方自治体には通貨発行権が無いので、安易なバラマキは非常に困難です。

 

騙されたと嘆く前に、怪しい公約を見抜き、投票行動に繋げましょう。ここが大事。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

おいしい地方議員 ローカルから日本を変える!

おいしい地方議員 ローカルから日本を変える!

  • 作者:伊藤 大輔
  • 発売日: 2021/04/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
そうだったのか!選挙の(秘)ナイショ話

そうだったのか!選挙の(秘)ナイショ話

  • 作者:渡辺強
  • 発売日: 2018/07/13
  • メディア: Kindle版