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【タレント学者の話】「高橋洋一」氏を、頑張って弁護したけれど…

先日、ツイッター上で「日本の新型コロナウイルス騒動は、さざ波だ」と述べ、炎上した経済学者「高橋洋一」氏。

内閣官房参与という立場であったことも加わり、結構な燃え方をしていました。

 

 

筆者は、上記発言の意図を読み、弁護する立場で記事を書きました。

…とはいうものの、弁護だけで終わらなかったのですけれど。擁護意見も述べましたが、「口は災いの元」という苦言も呈しました。

何せ、発言のテーマが「新型コロナウイルス」と「東京五輪」。取り扱い注意MAXの話題です。ほんの少し何かあれば、簡単に炎上します。tenamaka26.hatenablog.com

 

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そして、上記記事アップから2週間ほど経過した昨日。

高橋氏は、再度炎上。内閣官房参与を辞任しました。辞任の目的は、鎮火だと思われます。

 

今回の炎上の引き金も、やはりツイッター。今度は「さざ波」ではなく、「日本の対応は屁みたいなもの」と述べて炎上。

www.fnn.jp(2021/5/24)

 

午後4時、菅政権に衝撃が走った。

 

「さざ波」「屁みたいな」といった投稿で物議を醸していた、菅首相の経済政策アドバイザーだった高橋洋一内閣参与が電撃辞職した。

辞職の引き金となったのが3日前のこの投稿。

 

21日 ツイッターより:
日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば、戒厳令でもなく「屁みたいな」ものでないのかな。「屁みたいな」とは日本の行動制限の弱さとの意味

https://www.fnn.jp/articles/-/186665より。改行等は筆者によるもの)

 

新型コロナ騒動で、世界中がピリピリしている。そんな世の中です。

不用意な発言が、大炎上を招く。こんな風景は珍しくありません。

それが短期間で二度目となれば、炎上スピードは加速し、被害もデカくなる。

言わずもがな。

 

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筆者は、高橋氏の言いたいことが分かります。

統計上の数字を見れば、「日本における、新型コロナウイルス騒動の被害」は軽微。欧米各国やインド等に比べれば、”さざ波程度”と言えるのかも知れません。

同様に、厳格なロックダウンを実施しているワケでもない。「屁みたいなもの」といえば、そうかも知れない。

 

高橋氏は、数学畑から経済学者になった人。冷徹な数字の分析は得意でしょう。状況を冷静に見て、発言する姿勢。分析者としては、あるべき姿だと考えます。

が、それは数字のみの話。実情は違います。

現場では、亡くなったり後遺症を患ったりする患者さんも多いですし、医療従事者の負担は巨大。関係者だけでなく、その家族にも影響は及びます。

経済的な損失も大きい。それが弱い立場の人であれば尚更。職や家を失った人も多い。

 

冷徹な分析は、非情でもある。話す時と場所を選ばなければ、怒る人が出ます。これは一般常識。

誰でも閲覧可能なツイッターに、突っ込まれそうな表現をアップしたということは、炎上覚悟の気概があった…と見なされても仕方ない。

 

加えて、前回の「さざ波炎上」の余波が残っています。にもかかわらず、同じ様な理由で燃えたのです。これはキツイ。「反省しない」「学ばない」と思われる。

学ばない人という印象を持たれたら、余計に燃える。これも一般常識。

 

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筆者は、高橋氏の主張に理解・賛同する割合が大きい人間です。

が、再炎上する姿勢には、ちょっと賛同できない。

いくら意見が正しくとも、「伝え方を間違えた」と思うなら直さねばならない。

 

高橋氏は、「さざ波発言に対する批判」を受けて、5月11日に「世界の中で日本の状況を客観的に分析するのがモットーなので、それに支障が出るような価値観を含む用語は使わないようにします」と述べています。

 

「支障が出る言葉を使わない」と述べたのに、わざわざ「屁みたいなもの」という燃えやすい言葉を使う。これは迂闊。

いくら意見が正しくても、聴衆に聞く耳を持って貰わなければNG。そこまでひっくるめて、仕事の上手・下手が決まってくるのです。

 

周囲から「この人は、学ばない人間」と思われたら、かなり厳しい。

立派な経歴を持つ人であればあるほど、その厳しさはマシマシになります。

「独善的な者」と見られ、「エリート意識が抜けない」と思われる。これ即ち「上級国民」のレッテルを貼られるコースです。

 

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まぁ、学者本来の姿は、「空気を読まずに、冷徹な分析結果を伝える」「責任は、分析や予想が外れた時にのしかかる」というもの。

そういう意味で、高橋氏の炎上騒動には違和感があります。

分析結果に対する怒りではなく、「発言の場」や「言葉遣い」や「反省をひっくり返す行為」等々に対する怒りで燃えてますから。

 

そもそも、学者は人格者とイコールではない。

ある分野で特異な能力を発揮する学者さんでも、それ以外は常人以下ということは沢山あります。何もかもを期待し過ぎてはいけません。

 

学者は、マルチタレントではないのです。

言動全てを有難がる必要もなければ、ひとつのミスで全人格を否定する必要もない。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

国民はこうして騙される Fakeが「FACT」に化けるカラクリ