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【新型コロナウイルス騒動の話】やる前から馬鹿にされる様では…不安

新型コロナウイルス騒動が、「変異株の蔓延」に伴って拡大しています。

大阪では、医療崩壊が目に見える形で表れてきました。

www.yomiuri.co.jp(2021/4/23)

新型コロナウイルスに感染した大阪市内の男性の救急搬送先が見つからず、救急車内で1日半ほど待機していたことが、関係者への取材でわかった。

救急隊員が酸素投与などの対応にあたり、最終的に市外の病院が受け入れた。

男性の症状は悪化し、重症病床で治療を受けているという。


医療関係者によると、20日朝、感染者の男性から大阪市消防局に救急要請があり、救急車が男性を収容した。

入院先を調整する大阪府の「入院フォローアップセンター」が病院を探したが、複数の病院から「余裕がない」などと断られた。

 

21日になっても入院先は決まらず、隊員が交代しながら徹夜で対応にあたり、同日に病床を増やした市外の病院への受け入れが決まった。

男性が搬送されたのは午後5時頃。呼吸機能の状態を示す血中酸素濃度が低下しており、人工呼吸の処置が取られたという。 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210423-OYT1T50099/より。改行等は筆者によるもの)

 

大阪府では、用意した病床が急速に埋まってしまい、患者受け入れが困難な状況になっています。その為、自宅療養者数は9000人超え。

新型コロナウイルスは、「急激に症状が悪化する」というケースがあるので、出来るだけ入院した方がいい。しかし、現状の大阪府では困難。

前々から予想されていた非常事態が、現実のものになっています。

 

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この事態を前に、3度目の緊急事態宣言が発出される。そういうニュースが連日報じられています。

今回の対象地域は、大阪・東京・京都・兵庫の4都府県になるとのこと。現段階で、最も感染スピードが速く・陽性者の多い地域を狙った措置ですが、今後どこまで範囲が広がるか?…未知数です。

www.nikkei.com(2021/4/23)

www3.nhk.or.jp(2021/4/23)

 

ただ、筆者が思うに…

今回発出される緊急事態宣言は、前回・前々回に比べて効果が弱いのでは?

そう考える理由は、以下の3つ。

 

(1)ウイルスの感染力が、倍増している

現在流行しているウイルスは、「N501Y」という変異株。従来のものに比べ感染力が強く(約2倍程度)、感染拡大が加速しているとのレポートが出ています。

しかし、緊急事態宣言の内容を見てみると、「前回に比べ、ガードの固さが2倍増しになった」とはいえない。素人目から見ても、防御力に不安が残ります。

www.tokyo-np.co.jp(2021/4/22)

 

(2)補償がどの程度あるのか、分からない

様々な自粛を国民に求めるならば、行政サイドが「それ相応の補償」を出さなければならない。そうでなければ、「補償を出さないが、黙って従え」ということになります。

ウイルスの感染力が倍増していれば、「前回の倍は補償が出る」となってもいいハズですが、そこまでの話は無い。

この姿は、どこか「”給料は出さないが死ぬまで働け”と言い放つブラック企業」のニオイがします。これでは人はついて来ません。

 

(3)国民が、悪い意味でコロナ慣れしている

コロナ騒動が本格化して1年。この間、様々な媒体が「ウイルスは怖いよ」という論調でニュースを報じてきました。その主な目的は、国民に警戒心を抱いて貰うこと。真っ当な理由です。

ただ、やり過ぎ・報じ過ぎの感は否めません。「ウケを狙ってオーバーに表現し、後でツッコミを喰らって訂正する」という、芸能ニュース的な報道をやらかした会社も多い。狼少年と同じ理屈で、報道の信用度が下がっている感は否めません。

また、「政府関係者が、コッソリ宴会やっていた」という話も多い。これでは説得力ゼロです。「国民に自粛しろと言い、自分達は真逆かよ」となれば、信用度が下がってしまいます。誰も話を聞いてくれなくなる。

行政サイドや報道機関がコロナの話をすれば、国民から「また言ってるよ」くらいに思われてしまう。そんな悪い雰囲気が醸成されてしまいました。こうなると、宣言の効果は50%引き以下。

 

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今回の対象地域の中で、特に「東京」に関して、穏やかでない話が出ています。

news.yahoo.co.jp(2021/4/23)

www.j-cast.com(2021/4/23)

 

小池都知事が、「夜は、商店等の看板照明・ネオンサインをオフにして貰う」と発言。

これが「戦時中の灯火管制かよ」と言われ、ネット上で大喜利状態になっている。
(灯火管制とは、夜間爆撃の目印にならない様に、電気を消すこと)

 

要は、世間から「効果があるのか?」と疑問視され、「何言ってんだ」と茶化されているのです。

始める前からコレでは、感染抑制効果があるとは考えにくい。何せ、馬鹿にされているのですからね。「聞く耳を持たない人」が多いことの現れ。

 

 

同様の話は、東京に限ったことではありません。大阪でもありますし、他の地域でもある。

また、疑いの目は「日本政府」にも向けられている。理由は様々ですが、先程も少し述べた「国民には我慢しろと言い、自分らは宴会を楽しむ」というチグハグな行動が大きい。

 

もう既に、日本国内で、医療崩壊が顕著になった地域は存在します。

今回の緊急事態宣言は、「やったフリ」レベルで終わってはいけない。

成功させる為には、行政サイドが説得力のある行動をとり、筋の通った補償を支払うことが絶対に必要です。

 

 

--------------(記事了)--------------