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【選挙の話】「堂々と、票を金で買う選挙」 これが増えてきた日本

新型コロナ騒動が本格化して、1年以上が経過。

未だに沈静化していませんね。変異株の出現で、騒ぎが加速したともいえる。

 

こんな状況下でも、選挙は行われます。

今年は、衆議院議員選挙という大きな選挙が控えています。日程は未だ決まっていませんが、秋までのどこかで行われるでしょう。

 

一方、都道府県や市町村の「首長」や「議員」等の選挙は、日本のどこかで常に行われているもの。欠員発生による補欠選挙も、しばしば実施されています。

投票日は、原則として日曜日。毎週末、日本のどこかで投票が行われている様なモンです。

 

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が、ここ最近の選挙を見るに…

「ちょっと変わった」と申しますか、「さすがにそれはヤバイ」と申しますか、ドギツイ公約を掲げて当選する人が増えてきた感があります。

その公約とは、「カネをばら撒く」というもの。

 

政府等が実施した「一時給付金」の真似っこ公約だと思われますが、この手の公約を掲げる候補が増えている。そして、当選する候補も増えています。

例えば、昨日実施された、「香川県丸亀市長選挙」の結果が、正にそれ。

www.fnn.jp(2021/4/19)

 

18日投票が行われた丸亀市長選挙で、初当選を果たした新人の松永恭二さん(61)が、当選から一夜明け、抱負を語りました。

 

19日、丸亀市の事務所に姿を見せた松永さんは、自身の当選を伝える新聞に目を通し、気持ちを新たにしていました。

 

開票結果は松永恭二さん2万4790票、梶正治さん2万3873票で、元市議会議員の松永さんが3選を目指した現職を破り、初当選を果たしました。

投票率は54.23パーセントで、4年前の前回選挙を0.66ポイント下回り、過去最低となりました。

 

松永さんはコロナ禍の緊急経済対策として、市民への一律10万円給付などを掲げていて、今、後の手腕に期待がかかります。

https://www.fnn.jp/articles/-/171494より。改行等は筆者によるもの。以下同)

 

当選した松永氏は、一律10万円給付の他に、「敬老祝い金」なるものの配布も公約に入れています。

「財源はある」と断言されていますが、本当に公約が果たされるのか?

それは、今後の活動を見ていれば、分かることでしょう。

 

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ただ、ひとつ言えることがあります。

それは、
「松永氏と同じく、”カネを配る”と公約に掲げて当選した候補はいるが、結局は公約通りのカネを配れず、公約違反をやらかしている者が目立つ
ということ。

 

 

例えば、兵庫県の丹波市

tanba.jp(2021/1/11)

www.kobe-np.co.jp(2021/1/13)

兵庫県丹波市が12日、市議会に提案した、新型コロナウイルス対策として市民に2万円分の商品券を交付する事業案。

市議からは、林時彦市長が11月の市長選で全市民への5万円給付を公約に掲げながら、今回、修正した理由などについて質疑が相次いだ。

 

林市長は「公約違反のそしりは免れないだろう」としながらも、「職員や市民からいろんなアドバイスをもらい、今回のベストな提案に至った」とし、理解を求めた。

 

「見通しが甘かったのではないか」。本会議の質疑で市議から指摘されると、林市長は「甘かったかもしれない」と認めた。

だが、その後の記者会見では「反省点はない」と断言した。

https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/202101/0014001119.shtml

 

公約破りを認めながら、「反省点は無い」と断言する。”別の意味で”凄い政治家さんですね。

近いうちに解職請求を喰らっても、全く不思議ではない。

 

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丹波市よりも強烈なものといえば、愛知県岡崎市の話があります。

mainichi.jp(2020/12/2)

10月の愛知県岡崎市長選で当選した中根康浩市長が「全市民に現金5万円を給付する」と公約したことは買収に当たるとして、同市の男性が2日、公選法違反(買収申し込み)容疑で県警に刑事告発し、受理された。

 

給付案は先月の市議会で否決され、中根氏は事業を見直す考えを表明していた。

https://mainichi.jp/articles/20201202/k00/00m/040/279000c

 

「公約内容が、買収である」として、刑事告発される市長。

しかも、公約を破った市長。

今のところ、良いとこ無しです。

解職請求だけでなく、取り調べも喰らいそうな予感。

 

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上記二例の他にも、日本のあちこちで「カネを配る」と公約に掲げ、当選する人が増えています。

コロナ騒動で、懐事情が厳しい有権者から見れば、魅力的に映るのでしょう。

 

しかし、「配れるものなら、とっくに配っている」「配れない事情がある」として、配布に至らないケースも多数存在するのです。

そんな簡単なものではない。

 

恐らく、今後も「現金を配る」「金券を配る」とする政治家は出て来るでしょう。

そして、公約破りの政治家も増えるでしょう。

ド派手なバラマキが可能なのであれば、現職が選挙前に実施している筈。

 

「バラマキは、絶対に不可能だ」とは言えません。

しかし、先に紹介した二例を見るに、「言っていることは派手だが、期待薄である」と考えた方がいい。

何かもう…日本の政治は、どんどん変な方向に行っていますね。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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