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【ドキュメンタリーの話】NHK『看護師たちの限界線~密着 新型コロナ集中治療室』を見ました

昨日、NHKスペシャル『看護師たちの限界線~密着 新型コロナ集中治療室』を拝見しました。

www.nhk.jp(2021/4/18閲覧)

 

番組の内容は、新型コロナウイルスとの戦いを続ける、現場の看護師さんを取材したもの。

取材期間は5か月間。取材場所は、東京都で最も大規模な医療機関「東京女子医科大学病院」です。

 

ICU(集中治療室)では、新型コロナの重症患者が治療を受けています。

そこを支える看護師と医師。限られた人数で、急変する患者の治療を行う。激務の中の激務です。

防護服に身を包み、ガスマスクみたいな防護マスクをつけ、汗だくになって働く関係者の皆さん。筆者は、見ているだけで頭が下がります。

 

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仕事は山積みで、小休止する暇もない。

酷い場合は、「トイレに行く時間がない為、大人用オムツを履いている」という話もあり。

仕事が終われば、家に帰らず近くのホテルに宿泊。外出自粛というか、半ば隔離生活に近い。

 

ここまでの激務をこなしても、収入が増えるとは限らない。

逆に「コロナで外来患者が減ったので、収入も減った。よってボーナス減額」という通知が出る医療機関も少なくない。

 

これでは心身が音を上げて当然。

医療現場では、コロナを原因とした離職者が増えている。

日本看護協会の会長さんも、「使命感だけで仕事を続けるのは、もう限界である」と訴えています。

ここまでの激務をこなす医療関係者の皆さん。「お疲れ様です」以外に、かける言葉が見つからない。

 

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医療現場を支える方法は、いくつかあります。

その中で、「筆者を含め、一般視聴者でも可能な応援方法」が存在します。それは、「新型コロナ患者にならないこと」です。

 

マスク、手洗い、三密回避。その他もろもろ、予防方法は存在する。

それらを確実に実行し、自らが患者にならない様に努力する。

そうすることで、医療機関の負担を減らすことが可能です。

 

医療現場を応援する為に、お金を寄付する。こういう手もあります。

が、コロナが経済に及ぼす被害は深刻。厳しい方も多いでしょう。筆者もそのひとりです。

そんな状況でも、「患者にならない為の努力」は可能です。病気にかからないことが、回りまわって医療機関の応援に繋がります。

 

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そして、もうひとつ。

一般人でも可能な、医療現場を応援する方法があります。

それは、「ニュースに対して、敏感になること」です。

 

上記で紹介した番組『看護師たちの限界線~密着 新型コロナ集中治療室』は、「東京女子医科大学病院」が取材場所でした。

この病院。大学も含めて、様々な批判を喰らっているところです。しばしば記事になっています。

www.huffingtonpost.jp(2020/9/29)

toyokeizai.net(2020/7/16)

www.youtube.com(2021/2/8)

 

現場の医師や看護師さんは、超絶ブラックな状況で、必死に頑張っている。それは十分理解できます。

感謝こそすれ、批判する気にはならない。

 

他方、組織上層部が変な行動をとり、それが報じられた場合には大炎上します。

その時、どんな形でもいいので、声に出した方がいい。

 

医療現場が、組織上層部を抑え込むのは困難です。

ただでさえギリギリで現場を回しているのに、上司を説得するという仕事を上乗せできません。確実にキャパオーバー。

そんな時は、外部から「おかしいんじゃない?」という意見を出せば、何かが変わることもある。

 

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特に、「政治家絡みの話」は、有権者からの圧力が効果的。

 

医療行政を司るのは、厚生労働省。厚生労働省のボスは、厚生労働大臣。大臣には、多くの場合「与党の議員」が就任します。議員は、選挙で選ばれるもの。

また、地域の疾病対策を司るのは、「都道府県知事」です。この役職者も、選挙で決まる。

 

もし、「この緊急時に、医療現場の混乱を収められなかった」となれば、次の選挙で落ちる確率が増えます。

ただし、ニュースに敏感な状態になっていなければ、有権者の頭で判断できない。材料不足では、考えがまとまらない。意見を述べられない。

そういう状況を避ける為、ニュースには敏感になっておいた方が良いのです。

 

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今年は、衆議院議員選挙が行われます。

衆議院は、実質的に「国権の最高機関」であり、「総理大臣候補の集まる場所」でもある。ここのメンバーを選ぶことは、かなり重要な行為なのです。

衆議院は、参議院よりも強い権力が与えられている。衆議院がどうなるかで、国の形は大きく変わります。

 

「誰がやっても同じ」で考えを止めるのではなく、自分の頭で考えて、投票に行きましょう。

「医療体制が危ないから、医療を大事にする議員を選びたい」と思うなら、そういう議員に投票すればよい。

逆に、「国民には自粛しろと言っているのに、自分は宴会三昧」という舐めた議員には、投票しなければよいのです。

ニュースに敏感になっていれば、その手の情報を得ることは簡単。ネット上には、不祥事の話はいくらでも転がっていますから。

 

国の行方を決めるのは、最終的には一般国民です。

「難しい」「面倒だ」で止めず、じっくり考えることをオススメします。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

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