筆者のイチオシは、「スチールラック」ですね。「スチールシェルフ」とか「メタルラック」という言い方もあります。
要は、「鉄製の収納棚」のこと。
その中でも、棚板が金網の品「ワイヤーラック」が便利です。
鉄板ではなく、金網。
ついこの間、引っ越しをしたのですが…
その際、大型と中型のワイヤーラックを買いました。
ワイヤーラックには、長所と短所があります。
その辺りを見極めて買えば、かなり便利です。
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先ずは、長所から。
◆ワイヤーラックの長所:1「軽くて頑丈」
ワイヤーラックは、鉄パイプと金網で構成される棚です。
鉄板みたいな重い部材を使っていないので、割と軽め。
しかし、素材は鉄。木製の棚よりも頑丈です。
◆ワイヤーラックの長所:2「電子機器の収納に向く」
ワイヤーラックは、金網で構成される棚。極端な言い方をすれば「スカスカの棚」です。
この形状が、「パソコン等の電子機器」を収納するのに重宝します。
先ず、配線が容易。金網の隙間を通して、電気配線や各種ケーブルの接続が可能です。穴をあけたりせずともよい。
また、スカスカであるが故に、放熱効果が高い。熱がこもり難いので、熱を出すくせに・熱に弱い機器(パソコン等)の収納に向いています。
◆ワイヤーラックの長所:3「オプションが豊富」
木製の棚に比べ、ワイヤーラックは「追加のオプションパーツ」が豊富です。
棚板の増設や、移動用キャスターを付けることも簡単。
やり方次第では、棚の高さを倍増させることも可能です。
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次いで、短所。
▼ワイヤーラックの短所:1「棚板の目が粗い」
画像を見て頂ければお分かり頂けるでしょうが、棚板の目が粗い。
物にもよりますが、筆者が購入したラックの場合、縦3センチ・横15センチくらいの大きさです。
スカスカであるが故に、小物の収納には向いていない。小物を置く時は、アクリル板みたいなものを乗せる必要アリ。
▼ワイヤーラックの短所:2「組み立ての手間が多め」
木製の棚の場合、ドライバーやレンチがあれば組み立て可能でしょう。が、ワイヤーラックの場合、高確率で「ハンマー」も必要になります。
ラックの棚板を固定する際に、ガンガン叩いて押し込み、固定する。多くのワイヤーラックでは、この作業が求められます。その時に、ハンマーを使います。
そのハンマーも、できれば「ゴムハンマー」の方がいい。鉄のハンマー(金槌)だと、ラックに傷が付いたり、歪んだりする場合があります。
また、組み立て時にガンガン叩くと、音や振動が出ます。
特に「アパート」「集合住宅」に住む方は、周囲に気を遣わねばなりません。
▼ワイヤーラックの短所:3「洒落っ気に欠ける」
ワイヤーラックは、良く言えば「シンプル」。悪く言えば「無骨で洒落っ気に欠ける」。
木製の棚は、デザイン性に優れた品物が多い。しかし、ワイヤーラックの多くは「鉄パイプ」と「金網」だけで構成されるので、オシャレではありません。
部屋の雰囲気づくりを楽しみたい方には、あまり向いていない収納家具です。
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筆者の場合は、ひたすら機能性重視。
パソコン等の電子機器を多数所持しているので、ワイヤーラックを便利に使わせて貰っています。
なお、部屋に洒落っ気はゼロ。ポスター等の装飾品は皆無。オフィスみたいな私室に仕上がっています。
機能美か、造形美か。
その部屋の主が「機能美」を求めるのであれば、ワイヤーラックがオススメです。
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