本日は、「燃えたてホヤホヤ」の話題をば。
テレビ朝日系列の番組に、「報道ステーション」というものがあります。
見たことのある方は、結構いらっしゃるのでは?
筆者も、拝見したことアリ。
www.tv-asahi.co.jp(2021/3/24閲覧)
この番組の新しい動画広告が、ネット上にて公開されました。
しかし、内容が問題視され、大炎上。現在は非公開となっています。
燃えた理由は、「意味不明」「女性蔑視」等々。
www.tokyo-np.co.jp(2021/3/24)
mainichi.jp(2021/3/24)
この手の騒動では、「問題の記事や動画を消せば、逆に増える」という現象が起こりがちです。
今回も同様。元ネタは消されても、記録はどこかに残っています。「無かったことにさせるな」と考えた人々の手により、増殖中。
twitter.com(2021/3/24閲覧)
当記事でも、「元ネタとなった動画を貼り付けておこう」と画策しましたが…。
よく聞くと、動画にBGMが入っていた。某JASRACに絡まれると嫌ですから、貼らないことと致します。
興味のある方は、上記ツイッター検索結果や、下記YouTube検索結果の方でご覧くださいませ。
なお、番組の公式ツイッターアカウントでは、今回の騒動に対する謝罪文が掲載されています。
この謝罪文が、「更なる炎上」を招かないことを祈ります。
【今回のWebCMについて】 pic.twitter.com/UxU67nX7jv
— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) March 24, 2021
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恐らく、本日の「報道ステーション」の視聴率は、上がるでしょう。
いわゆる「炎上商法」のメカニズムで、瞬間風速的に数字が上がることは、あちこちで起こるもの。今回の話でも、同様のプロセスを辿ることは想像できます。
しかし、仮に数字が上がったとしても、所詮は炎上商法。燃えたものは灰になる。元には戻りません。
長く商売を続けたいのであれば、炎上商法は下策。やっちゃ駄目。
ネットを検索してみれば、「報道ステーション スポンサー」が検索候補に挙がってくる状況です。頭にきた人が、スポンサーへの抗議をする為に、調査しているんでしょう。
スポンサーは、宣伝の為に広告料払っているのに、売上アップの前に抗議が来る。これでは高い金を払う意味が無い。結果、広告を引き上げ、マスコミ側の収入が減る。
マスコミ関係者が最も恐れるのは、このスパイラルです。
特に、今回の様な「デマや誹謗中傷ではなく、正面からの批判が原因で炎上」となった場合は最悪。正当な抗議は、違法でも何でもありませんからね。
無視や揉み消しもできず、苦しい言い訳に終始し、更に泥沼にハマる。
普段から「誤報」や「キリトリ報道」が目立つ場合、ダメージは更に倍増。
さて、今晩の「報道ステーション」。トップニュースは何か?
その内容によって、炎上が更に酷くなる可能性もあり。
他者の危機管理を批判する者が、自らの危機に対してどういう舵取りをするのか?
勉強させて貰いましょう。
--------------(記事了)--------------