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【海難事故の話】日本政府の対応次第で、戦争の口実になるかどうか決まるかも?

一身上の都合により、当ブログが「書き溜めたエンタメ記事の自動更新」のみになっていた、ここ数日。

時事ネタ記事が、一旦停止していました。

 

で、自動更新明けの一発目となる当記事。

時事ネタでいこうと考えていたところ…超キナ臭い話題を発見。

その内容は、「中国の漁船らしき船が、沖縄県石垣島の近海で転覆」というもの。

www.jiji.com(2021/3/2)

www.asahi.com(2021/3/2)

 

第11管区海上保安本部によると、2日午前8時50分ごろ、沖縄県石垣市から北に約330キロの公海上で、中国籍の船からの遭難警報を海上保安庁が受信した。

 

11管本部が航空機を派遣し、転覆した船の近くで7人が漂流しているのを確認。巡視船が救助に向かっている。

10人が乗船していたとの情報があり、残る3人は行方不明になっている可能性が高いという。

 

https://www.asahi.com/articles/ASP324WB7P32TPOB004.htmlより。改行は筆者によるもの。以下同)

 

 

とりあえず、”キナ臭い云々”は置いておくとして…

人の命がかかっている話です。そこは万国共通。心配します。

本日付けの記事で、5人は助かったという続報が流れましたが、その後は不明。転覆した船の乗員は10名だったということで、残り5人の行方が分かっていません。

www.okinawatimes.co.jp(2021/3/3)

 

事情を聴くなり、説教するなり、そういうのは命が助かった後でナンボでもやればいいこと。

先ずは、何とか全員救助されてほしい。

 

現場で頑張っていらっしゃる海上保安庁の方々や、その他の関係者の方々。お疲れ様です。

 

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で、ここからが当記事の本題。

「キナ臭い」というのは、一体どういうことか?

 

今回の漁船転覆事件。

まだ事情が分かっていない為、「何が原因か?」だとか「誰が悪かった?」だとか、そういうのは分かりません。現状はカオス。

 

そんな状態でも、考えるべき問題がある。筆者はそう考えます。

それは、「偽装漁船問題」です。

 

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先ず、偽装漁船の話をする前に、EEZの話をさせてください。日中の争いを理解するには、必要な内容になります。

www.nikkei.com(2021/2/1)

▼排他的経済水域(EEZ)

 

天然資源の調査・開発や漁業活動の管理などの権利を沿岸国に認める水域。

「海の憲法」とも呼ばれる国連海洋法条約に基づき、沿岸から200カイリ(約370キロメートル)までの範囲をEEZとして設定できる。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGE254IL0V20C21A1000000/

 

EEZは、各国の沿岸から約370キロメートルまでの範囲で設定されます。

その域内では、沿岸国が経済的権利や資源開発を優先的に行使できるのです。

要は、「各国のEEZ内において、漁業権や海底資源は沿岸国のもの」「勝手な横取りは駄目」というルール。

このルールを破った者がいれば、沿岸国の警察(日本なら海上保安庁)の船によって、拿捕(逮捕)されます。犯罪者扱いされます。

 

このEEZ。

実は、日中間では揉めている問題のひとつです。

なぜなら、日中の距離が近すぎて、「各国の沿岸から約370キロメートル」となるとEEZが重なってしまうからです。

日本は、「お互いの中間に線を引き、そこで半分こ」という主張をしていますが、中国は「尖閣諸島までが中国領土」と主張。かなりの暴論です。

 

EEZの問題は、尖閣諸島問題と密接な関係があるのです。

その尖閣諸島に、中国が武力侵攻してくるかもしれない。

こういう話が以前から議論されています。

 

もし、中国が武力侵攻してくるとすれば…

可能性が高いのは、
「漁民に扮した中国軍の工作員が、遭難したふりをして強引に上陸」
「中国共産党からの救助しか受けないとして、日本政府の介入を拒否する」
というシナリオです。

 

この様子は、漫画『空母いぶき』の中でも描かれています。

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今回の転覆事件は、尖閣から200キロメートルくらい離れた場所での出来事です。ドサクサで尖閣諸島に上陸するにしては、ちょっと遠すぎる。

そう考えると、偽装の線は薄い。

 

しかし、ここでシッカリと日本政府が対応しないと、遭難場所が尖閣諸島に近付いてくるでしょう

この手法、中国共産党の常套手段です。

 

最初は小さなことから始めて、どんどん行動をエスカレートさせ、最後は武力で脅し、場合によっては殺傷行為も仕掛けてくる。

それが中共。

 

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現段階で重要なのは、人命救助です。

しかし、同じくらい大事なのは、中国共産党に付け入るスキを与えないこと。

今回の事件が、「単なる海難事故」になるか「軍事侵攻の口実」になるか。考え方によっては、かなりの瀬戸際。

 

日本政府は、今が正念場だと認識した方がいい。

「媚中をやっている場合ではない」と、覚悟を決める時です。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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