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【ガンダム&ビジネス書の話】ジオンの技術は宇宙いちぃぃぃぃぃぃ…?

本日は、とある書籍をご紹介します。

タイトルは、『機動戦士ガンダム ジオン軍事技術の系譜 ジオン軍の失敗 U.C.0079』です。

機動戦士ガンダム ジオン軍事技術の系譜 ジオン軍の失敗 U.C.0079 (角川コミックス・エース)(提供:Amazon)

 

『機動戦士ガンダム ジオン軍事技術の系譜 ジオン軍の失敗 U.C.0079』(以下『ジオン軍の失敗』と表記)は、2007年に出版された本です。現在目にするのは、2021年に改訂されたもの。

内容は、タイトル通り『機動戦士ガンダム』に関する話です。それも、結構硬いというか、真面目な内容のもの。

主に語るのは、「技術」と「組織論」に関するネタです。大人向けですね。

 

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『ジオン軍の失敗』では、ジオン側のモビルスーツをいくつか例に出し、現実世界の技術問題と重ね合わせて論じています。

 

ガンダムがヒットした理由の一つが、「ロボットアニメなのに、やたらと現実的である」というもの。

『ジオン軍の失敗』も、同様の流れで書かれた本です。フィクション作品の登場兵器(モビルスーツ)に関する話であるのに、やたらと現実的。例えば…

 

◆現場を知らない上層部が、自分らの仕事部屋には金をかけまくるのに、前線のモビルスーツ開発に対してはケチ過ぎる。

◆高性能モビルスーツが完成したとしても、投入時期を間違えれば、単なる役立たずで終わる。

◆「これは成功の見本だ」というモビルスーツを開発した者・企業がいたとしよう。しかし、その者達がいつまでも成功し続けるわけでもないし、他分野でも同様の成功を収めるワケでもない。

◆周囲の環境が変わってしまっても、「もう決まったことだ」として運用方法を見直さない。これは失敗する行動である。

 

上記の内容、現実世界でもよくありますね。

人気テレビ番組「しくじり先生」で語られそうな話ばかりです。

 

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そんな話の詰まった『ジオン軍の失敗』の中で、筆者が最も興味を惹かれたのは、「ビグ・ザムが量産の暁には、ジオンは本当に勝てたのか?」という章です。

元ネタは、「ドズル・ザビが発した、めっちゃ有名な台詞」ですね。

1/400 ビグザム(提供:Amazon)

 

まぁ…

『ジオン軍の失敗』というタイトルと、「ビグ・ザムは強いが、エネルギー消費が激し過ぎて、戦闘状態だと15分くらいしか動けない」という有名な話から考えるに…

これ以上は野暮なので、何も言いますまい。

 

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ちなみに、『ジオン軍の失敗』には続巻があります。

タイトルは、『機動戦士ガンダム ジオン軍事技術の系譜 ジオン軍の遺産 U.C.0079‐0096』です。

機動戦士ガンダム ジオン軍事技術の系譜 ジオン軍の遺産 U.C.0079‐0096 (角川コミックス・エース)(提供:Amazon)

 

『ジオン軍の失敗』は、いわゆる『ファーストガンダム』の世界について語る内容。

続巻は、『Zガンダム』『逆襲のシャア』『ガンダムUC』等、「ジオンの技術を受け継ぐ機体が登場する、ファーストガンダム以降の世界」に触れるものになっています。

 

どちらの本も、フィクション作品を扱う内容でありながら、「こういう場面、ウチの会社でもあるな」と本気で言ってしまうリアルな話が盛りだくさん。

いわば、「エンタメ色の強いビジネス書」といったところ。面白くて勉強になります。

興味のある方は、是非読んでみて下さいませ。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

1/400 ビグザム

1/400 ビグザム

  • 発売日: 2005/08/28
  • メディア: おもちゃ&ホビー