2021年2月13日の夜11時8分。
東北地方・福島県沖を震源とする大きな地震が発生。最大震度6強。
各地で被害が出ています。
www3.nhk.or.jp(2021/2/14)
不幸中の幸いといいますか、2011年の時の様な津波被害はなく、今のところ死者も出ていない。
怪我された方や、建物被害などの報告はあるとのことです。お見舞い申し上げます。
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筆者は関西人で、昨日の地震による被害はなし。「ちょっと揺れたかな?」程度で済んでいます。
ただ、茨城県に知人が住んでいて、そちらの方は結構な揺れと被害が出ている模様。調べてみると、知人の住んでいる所は、震度4~5に該当する地域でした。
とりあえず、本人の無事は確認済。先方がある程度落ち着いたら、見舞い金の一つも包もうかと考えています。
やはり、地震は怖い。
台風と違い、予報が困難。いつ来るか分かりません。
特に、今は新型コロナウイルス騒動でいっぱいいっぱいな世の中。そこに地震となれば…。
本当、勘弁して欲しい。
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とりあえず、筆者が茨城の知人に「取り急ぎ、これには気を付けて」と伝えたのは、以下。
(1)2016年の熊本地震の様に、「震度6で本震かと思ったら、実は前震だった」という事例もある。気疲れはあるだろうが、「今後も大きな揺れがあるかも知れない」と思い、警戒した方がいい。
(2)地震直後は大丈夫でも、時間差で土砂崩れや家屋の倒壊が起こることがある。用心すべし。
(3)目には見えなくとも、電気配線がダメージを負っている場合がある。ブレーカーを落とす等、電気火災への対策は重要。
(4)被害が出た場合、「ちょっとやり過ぎ」と言われるくらい、被害状況を画像撮影しておくこと。保険金や補助金の話になった時、証拠として役立つ場合がとても多い。
(5)電子決済を中心にして生活している場合、停電時には何もできない。ある程度の現金を用意しておくこと。
(6)災害の後は、高確率で「詐欺を働く犯罪者」が湧く。身元確認ができない相手の言葉は鵜呑みにしない。相場・適正価格の分からない品物は買わない。安易に個人情報を渡さない…等の対策が重要。
特に、詐欺には注意して頂きたいところです。
災害で弱った心身に、トドメを刺されます。
後で犯人が逮捕されても、騙し取られた金品が返ってくるとは限らない。とにかく、関係を持たないことが最重要です。
「困った時は、お互い様」の精神を壊す犯罪者。本当に滅びて欲しい。
他人を見たら泥棒と思わねばならぬ。そんな悲しい世の中ですが、自分の身は自分で守るしかないので…。
切ない話ですが、これも時代の流れ。
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今回は、東北地方の話でした。
しかし、災害は何時・何処で起こるか分かりません。
地震は、人間の都合に合わせてくれません。新型コロナウイルス騒動に気を遣ってくれるはずもない。
だからこそ、地震などの自然災害を、遠い地域の他人事と思ってはいけない。
とりあえずは、「自分が被災した場合」を想定して、備えを整えておきましょう。
「災害発生後、どう行動するか」を考えてみるだけでも、かなり違います。
非常用持ち出し袋をメンテナンスするだけでも、大きく変わります。
出来る時に、出来ることを。
--------------(記事了)--------------