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【東京五輪の話】殺人鬼に説教されたに等しい、組織委員会の会長

新型コロナウイルスの影響で、開催延期となった東京オリンピック。

「今年・2021年こそは開催する!」と息巻いて頑張ってきた関係者の方々。多いと思います。

それはよく存じているのですが、正直「2021年開催も、かなり厳しい」と言わざるを得ない。

 

現在、コロナ騒動の出口が全く見えない。世界中から見物客を呼べる状況ではありません。

また、予選すら満足に開催できていない種目もあるので、選手の側も相当にキツイ。これほど荒れるのは、第一次・第二次世界大戦の時期以来だと思われます。

現在の世界状況は、半ば戦争状態である…といえるでしょう。

 

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現在、五輪を取り巻く環境は厳しい。

そこに加えて、コロナとは違う・別の不安材料が、突然湧いてきました。

それは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長「森喜朗」氏の問題発言です。

女性蔑視とも取れる発言をして、世界中から非難の声が出ています。

www.asahi.com(2021/2/3)

www.nytimes.com(2021/2/3)

 

この日の評議員会はオンライン会議で、記者にも公開されていた。

森会長は「テレビがあるからやりにくいんだが」と前置きしたうえで、

 

「女性っていうのは競争意識が強い。

誰か1人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね。

それでみんな発言されるんです」

 

とも発言。

 

「女性の理事を増やしていく場合は、発言時間をある程度、規制をしないとなかなか終わらないので困ると言っておられた。

だれが言ったとは言わないが」

などと語った。

 

その場にいたJOCの評議員会のメンバーからは笑い声もあがった。

https://www.asahi.com/articles/ASP235VY8P23UTQP011.htmlより。改行は筆者によるもの)

 

森氏の発言は、「女は喋りたがりで話が長いので、人数や発言を制限しないと会議が進まない」という風に理解されてしまう内容です。

そして、その通りの理解を聞き手にされてしまい、批判が集中しているのです。

 

森氏の認識もそうですが、その場で笑い声が出たこともマズイ。

これでは、日本の組織が前時代的だと宣伝している様なもの。

五輪の精神に全く合わない。

 

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で、更にマズかったのは、「翌日行われた、森氏の謝罪会見」です。

これが謝罪どころか逆ギレ会見。「こうすれば炎上する」という要素を詰め込んだ会見になってしまい、更に批判が巻き起こっています。

 

殆どのメディアが、森氏の逆ギレを非難する論調。

擁護的記事を書いているのは、筆者の見る限り産経新聞くらいです。

www.sankei.com(2021/2/4)

www.asahi.com(2021/2/4)

www.huffingtonpost.jp(2021/2/4)

www.daily.co.jp(2021/2/4)

toyokeizai.net(2021/2/4)

jp.reuters.com(2021/2/4)

 

筆者は、会見の動画を見ましたが…

森氏の活舌と態度が最悪だった為、途中で見るのを止めました。

有難いことに、会見を書き起こしてくださったメディアさんがいらっしゃいます。ここを見れば、流れがよく分かります。

www.businessinsider.jp(2021/2/4)

www.tokyo-np.co.jp(2021/2/4)

 

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森氏の会見は、駄目会見の見本みたいなものでした。いろいろと酷かった。

最も酷かったのは、「記者の質問に対し、質問返しをした」という場面ですね。

これ、相手に対して最も失礼な行為。まともに会話をする気がない人が、よくやります。

 

森氏は、目の前の記者に向かって言ったつもりなのかも知れませんが、ライブ映像を見ている一般視聴者は多い。

その人たちに向かって言ったに等しいので、何十万人を一度に馬鹿にしたことと同じ。

 

 

 

ちなみに、「質問返し」について、有名な漫画の・有名なセリフがあります。

「質問を質問で返すなあーっ!!」

「疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか?」

 

このセリフは、『ジョジョの奇妙な冒険』の第四部で、殺人鬼の吉良吉影(外見は川尻浩作になった後)が発したセリフ。

まぁ、吉良吉影に言われなくても、昔から「質問返しは、失礼な行為」である筈。

森氏は、殺人鬼に説教されたに等しい…となります。

ジョジョの奇妙な冒険 44 (ジャンプコミックス)(提供:Amazon)

 

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ここまでの大炎上を招く、森喜朗氏。

いろいろと理解不能です。

 

なんかもう、一周回って「これは、森氏の計算通りなのかも知れない」とまで思えるレベルです。

五輪中止の布石として、自分が悪者になろうとした。そう考えると一応の辻褄は合いますし。

森氏の言動を、理論的に説明しようと試みれば、こういう理解をするしかない。

 

ただ、森氏の失言が酷いことは有名。

悲しいかな、今回の騒動も、恐らく「天然」「偽らざる自分」なのではないか…と。

「五輪を成功させる気はあるんでしょうが、能力には甚だ欠けている」と言わざるを得ない。

 

森氏の今後の動きに注目…といいますか、既に不安です。

どこまで炎上が大きくなるのか、ちょっと見当がつかない。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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