makaran宝箱

時事ネタ・法律・エンタメなどなど、様々な話題を分かりやすく&面白く味付けしてお届け!

【池袋暴走事故の話】「車が悪い」と言い続け、どんどん瀬戸際に

新型コロナ騒動で、最近埋もれ気味ですが…

「池袋暴走事件」の裁判が、粛々と進んでいます。

 

2019年に起きた、痛ましい事件。

元官僚「飯塚幸三」被告の運転する車が、東京・池袋で暴走。複数の死傷者を出す惨事になりました。

犠牲者は、若いお母さんと、その幼い娘さん。何の落ち度もないのに、親子で轢き殺されてしまった。強烈に痛ましい話です。

残された遺族の方が、気の毒で仕方ありません。

 

------------------------------------------

 

一方、飯塚被告の主張は、「無罪」。

あくまで車の故障が事故の原因で、飯塚被告に責任はない…という主張を曲げていません。

まぁ、刑事裁判には「推定無罪」の原則があり、確定判決が出るまでは誰でも無罪扱いです。その為、堂々と無罪主張しても、一応はルール内の話です。

 

ただ、今回は大勢の目撃者の前で事故が起き、複数の死傷者が出ています。言い逃れは不可能。

その為、飯塚被告は「検察の主張に隙があるから、有罪にしきれない。従って無罪」というロジックで裁判に臨んでいます。

 

本当の意味で反省しているのか?

よく分からない。

 

------------------------------------------

 

先日行われた公判では、飯塚被告の主張「車の故障」について、専門家が証言しました。

証人として出廷したのは、警察の事故鑑定人。長い間、事故の分析を手掛けてきた「プロ中のプロ」です。

その証人が話した事故原因は、「車の故障ではなく、飯塚被告の運転ミス」

www.sankei.com(2020/2/1)

事故車両のデータを分析した警視庁の捜査員が証人として出廷し、事故直前のカーブで「アクセルの踏み込みが最大値だった」と証言した。

 

車両データからは、事故現場手前の左カーブを曲がる際、横滑り防止装置が作動していたことが判明。

左に大きくハンドルを切った状態だったが、ブレーキが踏まれた記録は残っていなかったという。

 

捜査員は弁護側が主張する電子部品の故障も「なかった」と説明。

他の暴走事故と同様、ドライバーが足をばたつかせた痕跡がペダルに残っていたと指摘し、「(事故原因は)アクセルとブレーキの踏み間違いと思われる」と述べた。

https://www.sankei.com/affairs/news/210201/afr2102010016-n1.htmlより。改行は筆者によるもの)

 

www.youtube.com(2020/2/1)

 

------------------------------------------

 

公判では、プロフェッショナルから「事故原因は飯塚被告」との証言が出ました。

それでも、飯塚被告の態度は変わらず、飯塚サイドの弁護方針も変わらない模様。

 

被害者遺族は、怒りを通り越して、呆れるレベルに至っています。

遺族が記者会見で喋っている様子を拝見すると、同情しかない。同情以外の感情が湧いて来ない。

恐らく、様々な理不尽に耐えながら、声を振り絞っていらっしゃるのでしょう。

 

なお、遺族会見のロングバージョン動画は以下。

再生時間は35分。少し長いですが、キリトリの無い生の映像です。

遺族の怒りと絶望が、強く伝わってきます。

www.youtube.com(2020/2/1)

 

------------------------------------------

 

今後の公判では、「車を製造したメーカーの専門家」が、証人として出廷する予定とのこと。

上記動画でも言及されていますが、飯塚被告の車は「トヨタのプリウス」です。次の証人は、トヨタの関係者さんということになります。

 

「トヨタの製品に不具合があったので、自分は事故を起こした」「自分は加害者ではなく、寧ろ被害者。だから無罪」と主張する飯塚被告。

この証言を前に、日本有数の大企業「トヨタ自動車」の関係者が何を思い、何を証言するのか?

恐らく、かなり重い証言が出て来るでしょう。判決を左右するレベルの。

 

 

そこまで重い証言が出ても、飯塚被告の態度や方針は変わらないでしょう。残念ながら。

被害者遺族も、「飯塚には期待していない」と発言されています。気の毒。

 

願わくは、少しでも被害者が救われる結果になりますように。

その為に、我々一般視聴者が、この悲惨な事件を忘れてはいけない。

事件への注目が薄まれば、被害者を軽視してしまうことに繋がりかねません。

 

忘れないこと。これが大事。

 

 

--------------(記事了)--------------