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手作り&裏読み&日替わりブログ

【支持率報道の話】気にすべきは、選ばれる側だけ

昨年誕生した、菅内閣。

新型コロナ騒動の真っただ中に誕生した内閣ということで、ド最初から無理難題を言われている内閣です。

そういう背景もあって、自民党支持層からは擁護の声が多い。

 

が、「無理難題が存在している」ということを、予め分かった上で役職に就いた筈です。

難局に耐え切れず途中退場した、安倍前総理の跡を継いだのです。批判や期待も、同時に受け継いだのです。

政治に限らず、仕事は結果が重視される。今更どうこう言っても、説得力はありません。

 

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そんな中、大手報道機関による、内閣支持率の調査結果が公表されました。

www.asahi.com(2021/1/25)

mainichi.jp(2021/1/16)

www.yomiuri.co.jp(2021/1/18)

www.sankei.com(2021/1/25)

 

各紙によって、調査法は別々です。よって、結果も異なる。

それぞれの会社が出した数字をまとめると、以下の様な結果になります。

 

朝日(支持:33%)(不支持:45%)

毎日(支持:33%)(不支持:57%)

読売(支持:39%)(不支持:49%)

産経(支持:52%)(不支持:45%)

 

自民政権に厳しい朝日が、辛めの数字を出す。これは予測できました。

また、自民寄りの記事を出し易い読売も、そこそこ低い数字を出している。これはなかなか厳しい。

 

目立つのは産経。一紙だけ「支持5割越え」の数字を出しています。菅内閣を支持している人が多いという調査結果ですね。

産経は、朝日の正反対で「自民に優し過ぎる新聞」という立ち位置にあります。そこが自民に対して甘い数字を出す。これも予測できました。

それにしても、甘々過ぎやしませんか?…という疑問が出る数字ですけれど。

 

まぁ、産経は昨年「ウソ統計調査」をやらかしたばかりなので、この甘い数字を信用して貰えるかどうか?

マスコミではなく「マスゴミ」扱いされるニュースを前にすると、疑問しか湧いてこない。

toyokeizai.net(2020/6/21)

フジテレビ系列のFNN(フジニュースネットワーク)と産経新聞社が実施した合同世論調査で、委託先の社員が14回にわたり、電話をかけずに架空の回答を入力していたことが明らかになった。

 

世論調査の信頼性を著しく損なってしまうのみならず、報道機関への信頼も損ないかねない衝撃的なニュースであり、驚かれた方々も多いだろう。

なぜこんな信じられない不正が起きてしまったのか。

https://toyokeizai.net/articles/-/358011より。改行は筆者によるもの)

 

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…とまぁ、内閣支持率についてツラツラと述べてきたワケですが、実はこの数字、我々一般有権者が参考にする様なものとは言えません

支持率は、「世間がどう思っているか」を調べたもの。世間がどう思っていようと、投票行動は各個人の考えで行うものです。

そういう意味で、「皆がどう思っているか」を数字に出されても、参考にはなりません。

 

競馬の倍率じゃないので、数字を見て投票先を決めるのはナンセンス。

選挙の一番人気に投票したところで、イチ市民に何かキックバックがあるわけでもない。

何かあるのは、候補者の利害関係人のみ。候補者に寄付金しまくって落選したら、その後の政策などでリターンが無くなりますから。

まぁ、これは政治腐敗の大元凶であり、公職選挙法などで禁止されている。一歩間違えば犯罪です。やっちゃ駄目。

 

投票行動は、自分の考えのみでやればいいのです。

どの候補者に票を投じるのか、自分の考えで決めればいいのです。

「何となく」「皆が入れてるから」「マスコミが良いと言ったから」みたいな、自分が考え・決めた理由でないものを根拠にするのは、絶対NG。

 

どんな政策をやってもらいたいか。

なぜそういう期待を込めるのか。

こういった理由や動機を各個人が考えて、自分の意思で一票を投じる。これが民主主義の原点にして鉄則です。

 

今の政策で満足だと断言できる方は、自民や公明に投票すればいい。

今の状況では駄目だと考える方は、野党候補に投票すればいい。

大事なのは、自分で考えることです。人の話やマスコミの情報を参考にすることはあっても、最終的には自分で判断する。これが最重要。

 

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今年・2021年には、確実に衆議院選挙が行われます。

衆議院は、実質的に総理を生み出す院。参院に比べて優越的権限を持ち、国政を左右する所です。

その衆院に責任を持つのは、最終的には我々一般有権者。恥ずかしい行為をやっている議員の存在理由を問われた時、「それは、この議員に投票した有権者の責任だ」と言われて黙るしかない。

これが現実です。

 

今年の選挙は、せめて「こういう理由で、今回はこの候補に入れた」と胸を張って説明できる様にしたいものです。

少なくとも、自分の子供に対しては。

馬鹿な行動の議員がいれば、その議員を推した有権者が馬鹿にされているのと同じこと。

「お父さんやお母さんが馬鹿って言われてる」と、子供に心配されたくはない。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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