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【マンガの話】『鬼滅の刃』の某キャラは、鉄板の敵役

ここ最近、大人気漫画『鬼滅の刃』について、記事を書かせて頂いております。

tenamaka26.hatenablog.com

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2020年のエンタメ界を振り返る上で、欠かせない傑作『鬼滅の刃』。

いや、2020年どころか、後世に語り継がれる記録を残しそうな、そんな雰囲気すら見え隠れしています。

特に、今年公開された劇場映画作品『無限列車編』の収入が、日本国内の歴代2位の座を獲得。未だ公開終了とはなっていませんので、これからも伸びる可能性・大。

日本国内収入・歴代1位の『千と千尋の神隠し』を抜くのは、ほぼ確実か?…という勢い。いやはや、何とも凄い。

劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ (ジャンプジェイブックスDIGITAL)(提供:Amazon)

 

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『鬼滅の刃』が持つ魅力は、数多あります。

その中でも光るのは、「濃いキャラの脇役・敵役が多い」という点。

 

『鬼滅の刃』には、数多くのキャラクターが登場します。

主役「竈門炭治郎(かまど・たんじろう)」を始めとする「鬼殺隊(きさつたい)」の面々は、言うまでも無く高い人気を誇ります。

しかし、敵役である「鬼」の側も、なかなか魅力的なキャラが揃っています。

「名作には、魅力的な悪役が登場する」という言葉がありますが…『鬼滅の刃』は、その条件をガッツリ満たしています。

 

そんな「魅力的な悪役連中」の中でも、筆者が特に興味を惹かれるキャラは…

 

鬼の幹部グループ「十二鬼月(じゅうにきづき)」のメンバーである、「猗窩座(あかざ)」です。

 

鬼滅の刃 ガラスマグネット Vol.3 猗窩座(あかざ)(提供:Amazon)

 

猗窩座は、十二鬼月のナンバー3。

現在公開中の映画『無限列車編』にも登場しています。

全身に刺青の様な紋様を刻んだ鬼で、超インファイター。武器を使わず、自らの拳で鬼殺隊と死闘を繰り広げます。

 

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猗窩座の担当声優さんは、有名声優の「石田彰」氏。

『新世紀エヴァンゲリオン』の「渚カヲル」、『機動戦士ガンダムSEED』の「アスラン・ザラ」、『銀魂』の「桂小太郎」、『ドリフターズ』の「源義経」、『はたらく細胞』の「がん細胞」…等々、重要キャラを数多く演じてきた名優さんです。

 

その石田氏が、猗窩座を演じる。

石田氏の様なハイスキルの名優さんを、つまらない雑魚キャラに使うハズがない。

猗窩座の立ち位置が、何となく透けて見える配役です。

(※注意※ ここからは、若干のネタバレを含みますので、その点に同意頂いた方のみ、読み進めて下さい)

 

 

 

 

『鬼滅の刃』の敵キャラには、「人間社会の闇」を抱えた人物が多い。

 

そもそも、鬼は「人間が変化したもの」です。元から鬼だったという人物はいない。

鬼の多くは、人間であった頃に社会から迫害され、その時の激情や恨みが強さの源になっています。

 

猗窩座の場合、その闇が「視聴者の同情を誘う」というもの。

かなり気の毒な境遇を経て、鬼になっています。

その過程が、キャラに深みを与えているのです。

 

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筆者は、猗窩座と似ている他作品のキャラを、2名ほど知っています。

そのキャラを見て頂ければ、猗窩座のダークな魅力を理解して頂けるでしょう。

 

 

一人目は、漫画『幽☆遊☆白書』に登場する悪役、「戸愚呂・弟」です。名前の読み方は、「とぐろ」。

幽★遊★白書 6 (集英社文庫(コミック版))(提供:Amazon)

 

このキャラも、猗窩座と同じく、肉体を武器にして戦うキャラ。

「今は妖怪だが、元は人間だった」という点も、猗窩座と同じ。

そして、「人間時代の闇が、強さの源である」という点も、猗窩座と同じ。

 

 

二人目は、漫画『るろうに剣心』に登場する悪役、「悠久山安慈」です。名前の読み方は、「ゆうきゅうざん・あんじ」。

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このキャラも、猗窩座や戸愚呂弟と同じく、肉体を武器にして戦うキャラ。
(但し、安慈は人間です。化け物ではない)

元々は僧侶でしたが、地域社会から理不尽な迫害を受けて身内を殺され、破戒僧に転じました。強さの源は、「理不尽な迫害に対する怒り」です。

キャラの立ち位置は、敵の幹部グループ「十本刀」のナンバー3。ここも、猗窩座と同じ。

 

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猗窩座、戸愚呂弟、安慈。

それぞれが、救われ難い悲しみを背負っています。

同時に、人間社会や過去の自分に対する、やり場のない怒りに苦しんでいます。

 

どのキャラにも、「人間を奴隷化しよう」だとか「自分の欲望を満たそう」という下世話な感情はありません。

理不尽に打ちのめされ、闇の力を得て何とか立ち上がった者ばかり。ある意味では被害者です。

 

そういう「悲しみを背負った人物」というのは、悪役であっても人気が高い。

それぞれの結末も、どこか悲しく、どこか爽やかですらある。

名作には高確率で登場する、ダークヒーローといえるでしょう。

 

特に猗窩座は、凄まじい最後を遂げています。その姿は、コミックス18巻に収録されています。

あの姿を想像できた読者は、恐らく皆無なのでは?

 

あれほど強かった猗窩座が、まさかああなるとは…。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

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