前回記事の続きになります。
テーマは、「中国共産党の、分かり易くて見苦しい責任転嫁」です。
2020年の世界をズタボロにした、新型コロナウイルス騒動。
このウイルスが最初に猛威を振るった地域は、中国の武漢です。武漢以前に、新型コロナウイルスの蔓延があった地域は、報告されていません。
通常、感染爆発は「特定の地域で感染拡大した後、感染した人間が外部に移動し、他の地域でも広まる」という流れをとります。
そうであれば、中国国内で蔓延した後に、外へ広がったと考えるのが自然。
この流れを否定するには、反証が必要ですが…
中国共産党が出してきた証拠や論文は、どれも「酷いデタラメ」の烙印を押されています。
それらの烙印資料を基に、「輸入食品が原因!」「中国は被害者!」という、証拠に乏しい支離滅裂な主張を展開。当然、世界から冷笑の絨毯爆撃。
それでもなお、「嘘を本当と勘違いさせるまで叫び続ける」という習性を持つ。それが中共です。このまま叫び続けるか、通用しないと分かったら別の話を持ち出すか、とにかく論理的な話が不可能。
なるべく相手にしない方がいいのですが…中国は大国であり、無視は困難の極み。中国共産党は、非常に厄介な相手です。
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が、ここに来て、ちょっと変わった動きがありました。
それは、”中国共産党の下請け機関”と揶揄されたWHO(世界保健機関)から、「中共の主張は、根拠に乏しい憶測である」というコメントが出たこと。
新型コロナウイルス騒動が発生してから、「中国共産党を庇うことが第一で、地球人類の健康は二の次」という姿勢が目立ったWHOからすれば…この動きは驚き。
何か裏があるのではないか?…と勘繰ってしまいます。
jp.reuters.com(2020/11/28)
世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は27日、新型コロナウイルスの起源が中国「外」とする主張について、かなりの憶測だという見方を示した。
中国は国営メディアを使って「コロナの起源が中国」との見方を否定する情報の拡散を続けている。
ウイルスは昨年終盤に武漢の海鮮市場で確認されたが、それ以前に海外に存在していたという主張だ。
ライアン氏は会見で「コロナウイルスが中国で発生しなかったとの主張はかなりの憶測で、公衆衛生の観点から、ヒトの感染が確認された場所から調査を始めるべきことは明白だ」と指摘。
WHOとしてウイルスの起源を調べるため、専門家らを武漢の食品市場に派遣する方針を確認した。
(https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-who-vigilance-idJPKBN2872BSより。改行は筆者によるもの)
今回コメントを出したのは、「アフリカ系の中国人」と揶揄されたテドロス事務局長ではありません。
コメントの主は、WHOのマイク・ライアン氏。アイルランド系のドクターであり、長年に渡って疫病対策に奔走された方です。
この方の存在が、「中共の顔色を窺わないコメント」が出たポイントなのではないか?…と推察します。
もし、テドロス氏がこの話題に触れたなら、延々と中国共産党を褒め讃える演説をしていたでしょう。過去に何度もやらかしてますからねぇ。
もしそんなことをやれば、大炎上間違いなし。
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今回のWHO・ライアン氏の発言が、どんな意図から発せられたのか?
現段階では、よく分かりません。情報不足。
今後、「中共とWHOのシンクロ率がどう変化するか?」に注目していけば、この発言の真意が見えてくるでしょう。
「中国共産党の、新たな責任転嫁ネタ」への布石なのか?
さすがにWHOも危機感を覚えて、「中共に気を遣っている場合ではない」と考えた結果なのか?
ライアン氏の発言がどう作用するかは、今後の動き次第。
ですが、何度も言う様に、「中国共産党は、嘘をつきまくる集団」です。
武漢での感染拡大を隠蔽しようとしたことは、もうバレバレ&誰でも知っている話。否定しているのは、中共だけ。
「ワクチン製造施設からの病原体(ブルセラ菌)漏洩」を隠し、近隣住民・数千人に感染させたこともありました。こちらも隠蔽を図っていましたが、武漢と同様にバレた。
www.news24.jp(2020/8/6)
www.yomiuri.co.jp(2020/11/17)
www.jiji.com(2020/9/16)
こういう状況が、中共支配体制の日常風景です。
日本人の常識は。通用しない。
新型コロナウイルス騒動の責任追及を逃れる為、何をするか分からない。
少しでも早く、中国に依存する部分を減らすべきなのですが…居眠りしている日本の政治家さんには、無理な話。
そんな方々は、次の選挙で落ちて頂いた方がいいでしょう。我々有権者は、今からチェックしておかないと…。
--------------(記事了)--------------