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【教育の話】”新しい必修科目”を、提案してみる

本日のニュースに、以下の様なものがありました。

筆者は、ツイッターを通して当該ニュースを知ったのですが…

ツイッターユーザーの評判は、批判9割・賛同1割といったところ。「何言ってるの?」「ふざけるな」的な意見が多く、軽い炎上記事になっていますね。

 

炎上元は、「一般社団法人 日本経済団体連合会」。いわゆる「経団連」です。

www.news24.jp(2020/11/22)

経団連は、AIやビッグデータの活用で社会が急速に変化していて、これに伴い、社会で求められる能力も変化しているとして、将来、活躍できる人材を育成するためには、学校教育や教員も変わるべきとする提言を発表した。

 

■“就活で初めて将来の仕事を考える”は遅い

 

経団連は、現状では、高等学校では将来の職業を念頭に置いた教育を受ける機会が不足していると指摘。

職業観を養うことを重視し、そのために、高校は、学習内容を実社会での活用につながるものに改善する必要があるとしている。

 

一例として、経済界や大学、自治体との連携で、企業の社員などを講師として招くことや、高校生が大学の研究室のプロジェクトに研究助手として参加する取り組みを紹介した。

就職後のミスマッチが起きないように、カリキュラムを共同開発することなども提案した。

 

https://www.news24.jp/articles/2020/11/22/06766967.htmlより。改行は筆者によるもの)

 

なぜこの記事が、軽く炎上しているのか?

それは、この記事が「経団連は、人材育成にコストを使わず、他の所に丸投げか?」「経団連は、無責任極まりない」という意味で受け取られている為です。

 

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恐らく、経団連が求めるのは「即戦力」。

自ら育てる余裕が無い為、こういう希望を言ってしまうのでしょう。

 

いかに日本の企業が弱くなったか、よく分かる発言です。

 

ただ、企業側を責めてばかりでもよくない。話が前に進みません。

ここはひとつ、「即戦力を育てる為の、新しい必修科目」を考えてみましょう。

 

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即戦力になる為には、早いうちから将来就きたい職業を決め、その職業で必要と思われるスキルを身に着ける。これが重要です。

ただ、早めに動いたはいいが、「ミスマッチや倒産で転職を余儀なくされた場合」に潰しが効かない。そこは用心せねばなりません。

 

特に、ミスマッチは深刻です

「こんな仕事だとは思わなかった」「こんな会社とは知らなかった」「この業界にはもういたくない」という心境になれば、最悪の状況。身に着けたスキルが、無意味どころか害悪になるかも知れない。

場合によっては心身を病み、活躍云々の話どころではなくなる可能性もあります。これでは本末転倒。

 

そういったミスマッチを避けるスキル。これが最重要でしょう。

個々の学習に入る前に、先ずはこのスキルを身に着けるのが先決。

 

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では、どうやって「ミスマッチ回避スキル」を身に着けるのか?

その為には、情報収集法と分析方法を学ぶ必要アリ。

この二つを、新たな必修科目として取り入れてはいかがでしょうか。

 

特に収集・分析すべきは、「マイナス情報」「ネガティブ情報」「ダーク情報」です。

明るくポジティブな話は、企業側が積極的に拡散しています。そこには出てこない闇の話が、ミスマッチの原因なのです。

ミスマッチを回避するには、闇の話をホジクリ出し、分析することが必須。

その練習台として、先に名が出た「経団連」の関連企業を分析してみるのがよろしいかと。

 

集めるダーク情報とは、例えば…

◆入社3年以内の退職率
◆非正規雇用の割合
◆休職者数や自殺者数
◆会社が過去に起こした、事件・事故の数と内容

…等々。

 

経団連が即戦力を求めている為、その要望に教育現場が応えるとなれば、願ったり叶ったりでしょう。経団連は喜ぶ筈。

その為なら、自ら進んで情報分析の教材として扱われるのも、仕方ないことなのです。満面の笑みで、情報提供して頂かないと。

 

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最初から裏の顔を知っていれば、「こんな会社と分かっていれば入らなかった」という事態を回避可能。ミスマッチによる不幸も激減する筈です。

ミスマッチの心配が減れば、スキル育成にかける時間と情熱が確保できます。即戦力人材が育ち易くなる。

 

経団連の願いが実現するのです。

いい話じゃないですか!

どんどん「マイナス情報」「ネガティブ情報」「ダーク情報」を提供して頂きましょう!

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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