10月に入り、肌寒い日が増えてきました。
そろそろ、「暖かい自販機飲料」が欲しくなる季節です。
「あったか~い」飲料といえば、何と言ってもコーヒー・紅茶系列の飲み物。
屋外自販機で買えば、ちょっとした携帯カイロ代わりにもなり、身も心もホッとします。
が、「あったか~い」飲料は、コーヒー・紅茶系列に限ったものではありません。いや、飲料どころか食糧になりそうな品もチラホラ。
当記事では、そんな「食糧っぽい飲料」について触れていきます。
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(1)コーンスープ
「食糧っぽい飲料」の中で、最も多数の商品が出ているものは、恐らくコーンスープ系列の品でしょう。
コーンの甘さが嬉しい、優しい味わいのスープ。「飲料と食糧のちょうど真ん中」くらいの立ち位置であり、ちょっと一息入れたい時には重宝します。
缶入りコーンスープを販売している会社は多く、「自社ブランドのひとつ」として販売している大手メーカーもあります。
例えば、大手飲料メーカーのサントリーさん。缶コーヒーで有名な「BOSS」のブランド名で、コーンスープを発売されていますね。
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(2)オニオンコンソメスープ
先に紹介したコーンスープよりも、ちょっと料理色が強い飲料。
コーンスープに比べ、甘さ控えめ。オヤツ感覚ではなく、食前のスープといった感じの品です。
筆者としては、硬いパン(特にフランスパン)にとてもよく合うスープなのではないか?…と。
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(3)ビスク
ビスクとは、「フランス料理のスープ」のひとつ。海産物の出汁が効いた、とろみのある濃厚なスープです。
ビスクの中で最もポピュラーなものは、「エビのビスク」でしょう。
ビスクは、先に紹介したオニオンコンソメスープよりも、料理としての色合いが強い。
オニオンコンソメスープがフランスパンに合うとすれば、ビスクは柔らかいパンによく合います。
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(4)しじみの味噌汁
読んで字の如し。
日本人なら誰でも知っている、あの味噌汁です。
下記画像は、割とポピュラーな「しじみの味噌汁」を缶入り飲料にしたもの。
ご飯のお供にもイケますし、酒を飲んだ翌日「二日酔いに効く」として好む方もいらっしゃいます。
なお、念のため。
パッケージにはしじみのイラストが描いてありますが、これがそのまま缶の中に詰め込まれている…ワケじゃありません。しじみのエキスを抽出し、味噌汁の中に入れてあるのです。
パッケージを見て、「この缶入り味噌汁、しじみが入ってない!」と仰らない様にお願いします。
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以上4種。順に紹介させて頂きました。
これら以外にも、缶入りの変わり種飲料は存在します。
純粋に飲料として楽しめるものから、ご飯のおかずになりそうなものまで、種類は色々。
どんな種類の品があるのか、探すだけでも楽しい。
一方、これらは「災害時の非常食」としても使える品物です。
カップ麺やインスタントスープとは違い、完成したスープを缶に詰め込んでいる為、調理の手間が不要。
ともすれば、非常食は味気ないもので占められてしまいがち。そんな中、変わり種の缶入り飲料があれば、バラエティに富んだメニューも簡単です。
単なる嗜好品として見るのではなく、いざという時の備えとして見るのも、なかなか興味深いといえるでしょう。
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(なお、本文内の画像は、全てAmazonさんから提供を受けています。ありがとうございます)