makaran宝箱

時事ネタ・法律・エンタメなどなど、様々な話題を分かりやすく&面白く味付けしてお届け!

【ドコモ事件の話】案の定、犯罪者が追加された模様

先週から世間を騒がせている、「ドコモ口座の不正利用事件」ですが…

予想通りと言いますか、当たって欲しくなかったと言いますか、被害額が増加しています。

www.jiji.com(2020/9/17)

NTTドコモは17日、電子決済サービス「ドコモ口座」を使って銀行預金が不正に引き出された問題で、同日午前0時時点で被害が157件、総額2760万円になったと発表した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091700875&g=ecoより。改行・強調等は筆者によるもの。以下同)

 

------------------------------------------

 

また、ドコモ口座だけでなく、他の電子決済サービスでも被害が露見しました

www3.nhk.or.jp(2020/9/15)

ゆうちょ銀行が提携する電子決済サービスで不正な引き出しがあった問題で、スマホ決済サービスの「PayPay」「Kyash」でも、ゆうちょ銀行の口座から不正な引き出しが確認されたことがわかりました。

「ドコモ口座」を通じた預貯金の不正な引き出し問題に関連して、ゆうちょ銀行では提携している12の電子決済サービスのうち、ドコモ口座以外にも5つのサービスで被害がありました。

 (https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200915/k10012619641000.html

 

これらの不正を受け、銀行口座からキャッシュレス決済サービスへのチャージ(追加入金)を一時停止にした銀行が多数出ています。至極まっとうな対応でしょう。

ですが、まだチャージ可能なままで放置されている銀行も存在します。早めの対応をお願いしたいところ。

 

------------------------------------------

 

で、当記事の本題はここから。

 

今回の騒動は、「ドコモ口座と提携している銀行があり、その銀行に口座を持っていれば、誰でも被害を受ける」という前代未聞の騒動です。

「私は、ドコモ口座を持っていない」と仰る方でも、窃盗犯が勝手にドコモ口座を作って、勝手に被害者の銀行口座に紐づけして、勝手にカネを抜いていくのです。恐ろしい。

上記の事情がある為、被害者の候補は数百万人~数千万人規模になるかも知れません。本当に恐ろしい。

 

こういった「混乱し易い状況」が生じれば、そこに漬け込むのが詐欺師です。

案の定、ドコモ口座をネタにした特殊詐欺が発生しています。

news.tv-asahi.co.jp(2020/9/17)

 

「ドコモ口座の被害が出ています」と警察をかたった嘘の電話があり、新潟県上越市の女性が現金をだまし取られました。

同じような電話が相次いでいて、警察は注意を呼び掛けています。

 

15日午後、上越市に住む80代の女性の自宅に警察官を名乗る男から

「ドコモ口座の被害が出ていて、あなたの口座も被害に遭っている。これからカードを受け取りに行く」

と電話がありました。

女性は1時間後に警察官を装って訪れた男にキャッシュカード2枚を渡し、暗証番号を伝えてしまったということです。

 

親族が詐欺と気付いて警察に連絡しましたが、口座からはすでに28万7000円が引き出されていました。

 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000193424.html

 

詐欺師というのは、流行りネタを上手に使ってきます。

上記事例は、その典型例。

 

ドコモ口座騒動は、被害者候補が数百万人~数千万人規模になってもおかしくない事件です。警察を名乗る電話が来れば、頭が真っ白になる人も出てくるでしょう。

しかし、警察や役所は、キャッシュカードを預かったりしません。ましてや、カードの暗証番号などは絶対に尋ねません。この手の話が出た時点で、詐欺師確定だと思った方がいい。

おかしいなと思ったら、相手との接触を断ち、自分から警察や役所に連絡を入れましょう。

その際、「自分で調べた連絡先に、電話なり訪問なりでコンタクトする」という点が重要。怪しい相手から指定された連絡先は、とりあえず完全無視してください。

キッチリ裏を取るまでは、「用心深過ぎる」と笑われる程度でもよい。慌てたら負けです。

 

------------------------------------------

 

しかしまぁ、今回のドコモ口座騒動は、相当に厄介な話です。

まだ全容が見えて来ませんが、「ドコモ側にも、銀行側にも落ち度がある」という臭いがプンプン。他のキャッシュレス決済サービスでも似た様な話が出ているので、電子決済業界を揺るがす話になりかねない。

 

「被害額を弁償すればいいんでしょ」といった安易な結末で終わらず、徹底的に原因究明・関係者の処分・再発防止・犯人逮捕をやって頂きたい。

さもないと、日本の金融サービスへ疑いの目が向けられ、信用が地に落ちます。

 

ウヤムヤで済まそうとする者がいれば、その者は最早「金融テロの片棒を担ぐ犯罪者」くらいの立ち位置になる。

逃げてはいけない。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

特殊詐欺撲滅 万年日めくりカレンダー 2021年カレンダー CL-729

特殊詐欺撲滅 万年日めくりカレンダー 2021年カレンダー CL-729

  • 発売日: 2020/09/19
  • メディア: オフィス用品