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【特撮の話】もう止めて! 怪獣のライフはずっとゼロよ!~(1)~「通り魔」と呼ばれたヒーロー

日本において、数々の特撮ヒーローを世に送り出してきた団体のひとつ「円谷プロダクション」。

その看板作品は「ウルトラマン」シリーズ。現在でも新シリーズが続いている長寿作品です。最新作は『ウルトラマンZ』。

m-78.jp(2020/8/12閲覧)

 

円谷プロといえば「ウルトラシリーズ」というのは先述の通りです。が、ウルトラシリーズ以外にも、多くの作品が製作されています。

ミラーマン』『ジャンボーグA』『グリッドマン』などの実写巨大ヒーローものは有名ですし、『ウルトラマンキッズ』『怪獣娘』等のアニメ作品も有名。

特撮ヒーローのイメージから離れたところになると、『怪奇大作戦』や「夜の2時間ドラマ」「平日の昼ドラマ」の様な、大人向けの番組も作っています。

円谷プロは、ウルトラマンのみにあらず。

 

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そんな数多ある作品中、「異色中の異色」と言うべき、物凄い特撮ドラマ作品が存在します。当記事では、その作品をご紹介します。

作品のタイトルは、レッドマンです。

m-78.jp(2020/8/12閲覧)

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 (上画像:レッドマン。手に持っているのが、必殺武器の「レッドナイフ」)

 

レッドマン』は、1972年(昭和47年)に放送された特撮番組です。

上記画像が、主役キャラのレッドマンです。このデザインは「ウルトラマンの初期案」にあったデザインとのこと。その為、ウルトラマンに似た部分が見受けられます

 

レッドマン』の内容は、ウルトラマンと同じく「ヒーローが、毎回出てくる宇宙人や怪獣と格闘する」というもの。そこだけ見れば、他の円谷作品と変わらない印象を受けます。

しかし、『レッドマン』の恐ろしさ魅力は、別のところにあります。

それは、レッドマンは、敵の怪獣・宇宙人に対し、情け容赦がない」「場合によっては、惨殺に近い倒し方をする」という点。

この特徴をして、レッドマンに付いたあだ名が
「赤いアイツ」
「赤い悪魔」
「赤い通り魔」
「夜道で遭いたくないヒーロー」

というもの。ヒーローにあるまじき名前です。

 

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レッドマン』が放送されたのは、先述の通り1972年。

しかし、『赤い悪魔』等のニックネームが付けられ・奇妙な盛り上がりを見せ始めたのは、4年前の2016年頃からです。

その原動力となったのは、YouTubeの「ウルトラマン公式チャンネル」にて行われた、『レッドマン』の全話配信です。

2020年8月11日現在では、「第1話」「第4話」「第23話」の三話のみ公開されています。

www.youtube.com(2020/8/12閲覧)

 

上記チャンネル以外で、『レッドマン』の動画を鑑賞しようとすれば、主に二つの方法があります。

 

◆LD(レーザーディスク。DVDの先祖みたいなもの)で発売された、メモリアルボックスを入手すること。

ただ、「LD」というもの自体が廃れた今、新品どころか中古品もレア。入手難度は高いでしょう。

PIONEER 両面再生CD/LDプレイヤー CLD-R6G(提供:Amazon)

(上画像:パイオニア製のLDプレーヤー)

 

デアゴスティーニの『円谷プロ特撮ドラマDVDコレクション』を入手すること。

これは、現在新規製作・発売中の品であり、LDに比べれば入手難度は低いと思われます。

deagostini.jp(2020/8/12閲覧)

円谷プロ特撮ドラマDVD 111号 (恐竜戦隊コセイドン 第29~30話/SFドラマ 猿の軍団 第15~16話) [分冊百科] (DVD付) (円谷プロ特撮ドラマDVDコレクション)(提供:Amazon)

 

現在までに出ている『レッドマン』の特集号は、第117~119号までの三冊です。しかし、筆者の確認した範囲では…軒並み売り切れ。新品の入手は困難です。『レッドマン』の人気は、未だに健在の様子。

2020年9月8日に発売予定の最新号・第120号も、『レッドマン』の特集号です。が、この調子ではすぐ売り切れそうです。

 

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映像ソフト以外では、2018年にコミックスが発売されています。

著者は、外国の方。アメコミ風の絵柄が目を引く、新作コミックスです。

レッドマン〈1〉怪獣ハンター編(提供:Amazon)

(著:マット・フランク、ゴンカロ・ロペス/訳:長沢光希、ローズ賢/フェーズシックス)

 

このコミックスも、「2016年に発生した、レッドマンブーム」に乗って制作されたものです。

その為、「通り魔のニオイ」が強い作風になっています。

 

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しかし…なぜレッドマンは「通り魔」と呼ばれるのでしょうか?

レッドマン』の初放送は、今から50年近く前の話です。当時から「通り魔」という評価を受けていれば、早々にお蔵入りになっているハズ。「幻の作品」「封印作品」として扱われるでしょう。

ところが、そうはなっていません。

 

1972年の時点では、一応「怪獣を倒す、正義のヒーロー」という扱いを受けていたのです。しかし、2016年には「通り魔」「悪魔」の扱いを受ける。

この差は何なのか?
なぜそこまでの違いが生まれたのか?

 

その理由は…次回記事にて。

長くなるので、本日はここまでとさせてください。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

レッドマン〈1〉怪獣ハンター編

レッドマン〈1〉怪獣ハンター編

 
レッドマン〈2〉ダークチャンネル編

レッドマン〈2〉ダークチャンネル編

 
レッドマン〈3〉正義の怪獣編

レッドマン〈3〉正義の怪獣編

 
HAF レッドマン ノンスケール PVC&ABS製 塗装済み 完成品 可動フィギュア

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  • 発売日: 2018/03/31
  • メディア: おもちゃ&ホビー