連日、新型コロナウイルス関連のニュースが報じられています。
本日は、「東京都で報告された、一日当たりの新規感染者数」が、遂に三桁に達したとの話が出てきました。
www3.nhk.or.jp(2020/4/4)
東京都は4日に都内で新たに118人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
都内で感染の確認が1日に100人を超えるのは初めてで、7割近くの81人は今のところ感染経路が分かっていないということです。
都は先週末に続いてこの土日も不要不急の外出を控えてほしいと強く呼びかけています。
(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200404/k10012368431000.htmlより。改行・強調等は筆者によるもの)
もう随分と前からの話になりますが、「感染の水際対策」みたいなものは完全に瓦解しており、市中感染が本格化しています。
新型コロナウイルスは、「咳や発熱といった顕著な症状が無くても、他人に感染させる」という情報もあり、コントロールどころか追跡も不可能。
日本は、「蔓延の発祥地である中国」と変わらない状況になりつつあります。
------------------------------------------
有効な治療法が見当たらない今、「とにかく感染を広げないこと」が最重要。
そのポイントとして、「三つの密」を避けろというアナウンスが各地でなされています。
www.yomiuri.co.jp(2020/3/31)
「三つの密」「三密」とは、『多くの人が密集』『近距離での密接した会話』『換気の悪い密閉空間』のこと。
要は、「飛沫感染・接触感染が起き易い環境」に身を置くなということです。
------------------------------------------
この「三密」というワード。筆者に言わせれば、こうなります。
「意味と目的は分かるが、パッとしないというか、インパクトに欠けるというか、ちょっと訴求力に乏しい」
感染拡大を防止する為には、もうワンランク上の強い言葉が欲しいところです。
もっと強烈な印象を与えるキーワードはないか?
筆者はそう考え、いろいろ探したところ…発見しました。それは、主に「ツイッター等のSNS」で拡散されているものです。
そのキーワードは、「しゅうきんぺい」。
www.tokyo-sports.co.jp(2020/4/3)
「しゅうきんぺい」とは、中国共産党政府トップ「習近平」氏のことではありません。
漢字で書くと、「集・近・閉」となります。
これは、三密と同じ意味を表す言葉です。抜き出す漢字が違うだけ。
『多くの人が密集』
『近距離での密接した会話』
『換気の悪い密閉空間』
上記三つの漢字を抜粋して、「集近閉」となります。
twitter.com(2020/4/4閲覧)
「集近閉」を避けることで、新型コロナウイルスの感染リスクを低下できる。
避けるべき環境が、漢字から直接イメージできるので、「三密」よりも分かり易い。
加えて、言葉の与えるインパクトが大きい。何しろ、新型コロナウイルスの蔓延スタート地点である、中国共産党政府トップと同じ発音ですから。皮肉が効いていて、聞いた者に強烈な印象を与えます。
惜しむらくは、習近平の発音が「しゅうきんぺい」となるのは、日本語だけ。中国語では「シージンピン(Xi Jinping)」と発音します。
意味を説明しないと、中国語圏の方に皮肉が伝わらない。ちょっともどかしい。
------------------------------------------
最後に。
先日から、日本政府のトップ・地方自治体のトップが、こう発言しています。
「今が、爆発的感染拡大の瀬戸際である」
筆者は、そう思いません。なぜなら「感染は既に広がりまくっていて、潜伏期間を過ぎ・症状が出始めた人が見えてきただけ」と考えるからです。
「瀬戸際」「瀬戸際」と言うだけで終わる段階は過ぎ、爆発にどう対処するかを考えて行動する段階に達しているでしょう。
そう考えるからこそ、今・この時から「集近閉」の回避に努めることが重要。
感染が拡大しているといっても、まだ感染していない人の方が多いでしょう。
新型コロナウイルスは、できれば感染しないで済む方がいい病気。死の危険もありますし、死なないまでも相当苦しいという話が多い。
「しゅうきんぺい」にならない様に、周囲の環境に気を配りましょう。
筆者はヒキコモリ環境に強い方ですから、家で大人しくしています。
今の状況は、”積ん読状態”の本に目を通す良い機会ですし、部屋の整理&清掃をする良い機会でもあります。
少し頭を切り替えれば、やれることは多いものです。
--------------(記事了)--------------
【参考書籍 書店リンク】