先日、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった、超有名コメディアンの「志村けん」氏。
そんな志村氏を偲んで、彼と共に仕事をしてきた方が集まり、生放送の追悼番組が本日放送されました。
筆者も拝見しました。
www.fujitv.co.jp(2020/4/1)
出演されたゲストは、ドリフメンバーの「加藤茶」氏、「仲本工事」氏、「高木ブー」氏。また、コント番組で共演の多かった「研ナオコ」さんと「いしのようこ」さん。
皆さんが、それぞれの「志村氏との想い出」を語っていらっしゃいました。
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(上画像:志村氏が加入した後の「ザ・ドリフターズ」の面々。上段左から、志村けん・加藤茶。下段左から、仲本工事、いかりや長介、高木ブー。※敬称略)
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(上画像:「研ナオコ」さん。2018年頃の「相席食堂」より)
この番組を見て、筆者が「志村氏は、やっぱり凄い」と言ってしまった点があります。
それは、「追悼番組なのに、笑ってしまう」というもの。
番組内では、志村氏が出演したコントが多数流れていました。
中には、かなり昔のものも混じっています。が、どれも古臭くない。
番組内で放送されたコントを見て笑っている人も、現在1桁年齢のチビッコから、志村氏と同年代の高齢者まで幅広い。
筆者の周囲でもそんな感じですし、SNS等のネットの声を見ても同じ。
皆に愛される志村氏の凄さを、改めて感じる追悼番組になりました。
www.oricon.co.jp(2020/4/1)
新型コロナウイルスに感染して肺炎を発症し、29日に亡くなった志村けんさんの追悼番組『志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう』(フジテレビ 後7:00~9:00)が1日に生放送。
志村さんと親交の深い加藤茶、仲本工事、高木ブー、研ナオコ、いしのようことともに、ザ・ドリフターズ時代の映像を振り返った。
傑作コントの数々に、SNS上でも「志村さんおもろい!」「追悼番組なのに笑っちゃう」といった声が続々。
ゲスト陣は冒頭で「音楽が暗い」と指摘するなど、湿っぽい空気ではなく、明るく送り出そうというムードとなっていたが、コントの映像でもワイプ上で大笑いしていた。
(https://www.oricon.co.jp/news/2158913/full/より。改行・強調等は筆者によるもの)
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普通、人が亡くなった時に馬鹿笑いするのは、不謹慎だと言われて怒られます。
しかし、志村氏は「喜劇王」とまで呼ばれるコントの巨人。視聴者が湿っぽい雰囲気になるより、自分のコントを見て笑ってくれた方が嬉しいのではないでしょうか。
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(上画像:「志村けんのだいじょうぶだぁ」映像ソフト。「いしのようこ」さんは、この番組のレギュラーでした)
亡くなった後も、人々を笑わせる職人であり巨人。それが「志村けん」氏。
ここまでの人物が再度出現するか?…と言われたら、答えに窮します。
間違いなく、歴史に名を連ねる人物でしょう。チャップリンと同じ。
志村さん、長い間お疲れ様でした。
筆者には、志村さんのコントで、未見のものが多数あります。
これからじっくり鑑賞させて頂き、容赦なく笑うつもりです。
何だかんだあっても、面白いものは、やっぱり面白い。
--------------(記事了)--------------