新型コロナウイルス騒動が続いています。
世界中で感染が広がり、患者や死者も増えています。経済にも大打撃。
各国政府が懸命に動いて、何とか被害を最小限にしようとしています。現場の方、お疲れ様です。
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そんな中、「ちょっとおかしいんじゃないの?」と言いますか、「やっぱりそう来ると思った」と言いますか、ウイルス騒動以外の問題が日に日に大きくなってきました。
それは、「中国共産党政府による、情報操作が酷くなっている」という話です。
元々、中国共産党政府(以下「中共政府」と表記)は、情報の隠蔽や捏造が得意な国として知られています。
インターネット上の政府批判は速攻で削除し、都合の悪いテレビ番組は切断する。
中共政府に意見する者は、当局に拉致監禁される。
そんな話は、数えだしたら限がありません。
今回のウイルス騒動でも、初期に警告を発した医者を「世間を騒がすデマを流した者」として犯罪者扱いし、主張の中身を分析することもなく、握り潰して揉み消しを図りました。
その愚行の結果が、今の大混乱に繋がっていることは明白。
隠蔽スキルMAXの中共政府といえども、言葉の通じないウイルスは隠蔽に協力してくれないので…色々バレてしまいましたねぇ。
なお、初期に警告を発した医師のひとり「李文亮」氏は、新型肺炎で亡くなりました。何という酷い話…。
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「隠蔽と暴力の中共政府」という認識が広まって久しいですが…。
ここにきて中共政府は逆切れしたのか、「よくそんな話ができるな」というネタを発表し、世界を呆れさせるレベルにまで達してしまった模様です。
そのネタとは、
「新型コロナウイルス騒動の原因は、アメリカ合衆国の可能性あり」
「中国は被害者である」
というもの。目が点になります。
www.asahi.com(2020/3/13)
中国の湖北省武漢市から感染が拡大した新型コロナウイルスをめぐり、中国外務省の趙立堅副報道局長は12日夜、
と英語と中国語でツイッターに投稿した。
米政府高官による中国批判に反発したものとみられるが、根拠は明らかではない。
趙氏は「米国でいつ感染が始まったのか? 何人が感染したのか? 米国は説明が不足している!」などともツイートし、米国がさらに情報を公開する必要があるとも主張した。
(https://www.asahi.com/articles/ASN3F6FMTN3FUHBI017.htmlより。改行・強調等は筆者によるもの。以下同)
この主張を繰り広げたのが、「中国外務省の副報道局長」だという点で、まず驚愕。
ワイドショーの出演芸人が言い放ったのではなく、公職の者が言ったのです。
中共政府の支配下で働くとなれば、中共政府の意思に逆らう主張ができません。個人の見解ではないのです。根拠ゼロでも、言わなければならない。
中共政府は、罪を世界になすりつけようとしています。
これは、明らかに「情報戦争」のレベルです。
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なお、日本も中共政府の被害に遭い続けています。
中国国内がウイルス騒動で大変なのに、未だに尖閣諸島海域へ侵入してくる中国船籍の船が絶えません。
これも情報戦のひとつ。
「中国船が尖閣諸島近海に入ったけれど、日本は何もしてこない」
「なぜならば、尖閣諸島は中国の領土だからだ」
と主張する為の布石です。
中共政府は、「100回言えば、嘘も本当になる」という言葉に従い、地道な作業を続けているのです。
www.sankei.com(2020/2/15)
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で15日、中国海警局の船2隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは14日連続。
(https://www.sankei.com/politics/news/200215/plt2002150002-n1.html)
表では「日本の皆さん、マスクを贈ってくれてありがとう」と言い、裏では「領土よこせ」です。
まあ、悲しいかな、これが外交の基本。
「テーブルの上では握手し、テーブルの下ではキックの応酬」
「ニコニコ笑って会話するも、後ろには棍棒を隠し持っている」
こういう言葉で表現される姿が、外交というものです。
(イメージ画像 https://www.pakutaso.com/20191206352post-24881.html)
「日本は、外交が下手だ」「日本が良い人過ぎるだけ」という評判は、以前からあります。
この機会に、外務省の方を中心として頑張って貰って、強くて賢い日本へ進化…してくれるとありがたい。今が、そのチャンス。
現在の世界は、ウイルスと戦っています。
同時に、ウイルス騒動に便乗し、ドサクサで主張を通そうとする連中とも戦っています。
それを忘れてはいけない。
--------------(記事了)--------------
【参考書籍 書店リンク】
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