2019年末、ちょっと気になる話が出ていました。
それは、『DRAGON QUEST~ダイの大冒険』が、再びアニメ化される…という話です。
www.toei-anim.co.jp(2020/2/11閲覧)
『DRAGON QUEST~ダイの大冒険』(以下『ダイの大冒険』と表記)は、週刊少年ジャンプ誌上にて連載されていた人気作品です。
累計発行部数は、4700万部。
作品の題名からお分かりになるでしょうが…。
『ダイの大冒険』は、超有名ゲーム『ドラゴンクエスト』の関連作品のひとつです。
話の内容は、本家ゲームとの直接的関係性はありません。が、武器・防具・道具・魔法・モンスター…等々、基本設定はほぼ同じ。
「ドラゴンクエストの世界観で、少年漫画を描いた」という立ち位置の作品です。
『ダイの大冒険』は、1989年(平成元年)に『デルパ!イルイル!』という読み切り作品として掲載されました。その後、間を置かず『ダイ爆発!』という続編読み切り作品が発表され、双方が大人気。その流れで本格的連載になったという、ちょっと変わった作品です。
普通、読み切りで人気を博しても、本格的連載に移行すれば「読み切りの設定をリセットして、連載用に作り直す」という話が多いもの。
しかし、『ダイの大冒険』は、最後まで読み切り時の設定を変えることなく、7年間もの長期連載を続けています。
しかも、読み切り時の設定が、後々「実はかなり重要な設定だった」となることが多い。それに当てはまらない作品です。
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『ダイの大冒険』は、ジャンプコミックスで全37巻(文庫版で全22巻)という大作。
殆ど中だるみが無く、盛り上がるシーンが多い名作です。
その人気から、1991年(平成3年)にテレビアニメ化されました。
しかし、ラスボス戦までは描かれることなく、vs竜騎将バラン(ジャンプコミックスで10巻近辺)のところでアニメが終了しています。
ジャンプコミックスは、全37巻。1991年のアニメで描かれなかった部分が、2020年の新作アニメでどうなるのか? 気になるところです。
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こういう「過去に人気を博した作品が、時を経て新作アニメに」といった話は、決して珍しいものではありません。
その際、筆者が期待するのは、「作り手のガチ具合」です。
と申しますのも、時を経てアニメ化される場合、「昔は子供で・読者世代ド真ん中だった人が、今では制作スタッフの重鎮になっている」という状況が多々存在するからです。
いちファンだった人が、制作スタッフにレベルアップする。
この時の興奮たるや…想像に難くありません。
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「作り手のガチ具合」に加えて、もうひとつ期待するのは「作画技術の向上具合」ですね。
前回アニメ化されたのは、約30年前のこと。
当時は、まだCG(コンピューターグラフィックス)が一般的ではありませんでした。その為、今ほど滑らか&派手な描画・エフェクトは無かった。
2020年現在では、かつては不可能だった表現方法が可能になっています。どういう風に「主人公・ダイ」や「魔法使い・ポップ」の動きが描かれるのか、非常に楽しみですね。
『ダイの大冒険』の劇中では、敵との激しいバトルが頻繁に描かれています。
ゲーム『ドラゴンクエスト』と同じく、物語後半になればなるほど、使用される武器の強さは上がり、魔法は派手になってきます。
それらを、どう描いてくれるのか?
公開予定は、2020年秋とのこと。
同時に、『ダイの大冒険』のゲームも開発するとの発表がありました。
続報が待たれるところです。
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