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【マンガの話】獲るからには、覚悟を決めて食べる

先日、こんなニュースを見かけました。

www.agrinews.co.jp(2019/11/17)

野生鳥獣害の肉(ジビエ)の利用量が2018年度は1887トンとなり、前年度から16%(258トン)増えたことが農水省の調査で分かった。

飲食店でのジビエ人気の高まりが追い風となった。

 

一方、イノシシと鹿の捕獲頭数に対する利用率は9%台にとどまり、一層の販路拡大が不可欠。同省はペットフードへの利用も促す。

https://www.agrinews.co.jp/p49257.htmlより。改行・強調等は筆者によるもの)

 

近年、野生生物が畑を荒らす「獣害」の話が多くなっています。

その被害を防ぐため、漁師ならぬ「猟師(ハンター)」の活躍の場が広がっており、新聞などでも紹介される機会が増えました。

 

畑を荒らされると、農家さんには死活問題。農作物への被害は200億円近い…というデータもあります。

加えて、「気の荒い野生生物が、人間に直接的被害を加えてきて、場合によっては死者が出る」という話もチラホラ。山奥ではなく街中に出現し、民家の敷地に侵入するという光景も珍しくありません。お金云々の前に、一般市民の命が危ない。

そういった害に対処するのも、猟師さんの仕事です。

 

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この猟師さん。専業の方もいれば、兼業の方もいらっしゃいます。

その兼業猟師の中に、「漫画家と猟師の兼業」という変わった生活をされている方がいらっしゃいます。

その方の名は「岡本健太郎」さん。岡山県の方で猟師として活躍されている方です。そして、その狩猟生活がエッセイ漫画になり、出版されています。本日は、この作品をご紹介します。

作品のタイトルは、山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記』です。

 

(提供:Neowing)

(著:岡本健太郎講談社)

 

山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記』(以下『山賊ダイアリー』と表記)は、漫画雑誌「イブニング」誌上にて連載されていた作品です。コミックスは、全7巻。

現在は『山賊ダイアリーSS』とタイトルを変え、連載が継続されています。

 

(提供:Neowing)

(著:岡本健太郎講談社)

 

山賊ダイアリー』は、山での狩猟がメインになる作品。『山賊ダイアリーSS』は、海での漁・釣り・採取がメインになる作品です。

当記事では、山メインの『山賊ダイアリー』について見ていくことに致します。

 

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山賊ダイアリー』は、作者の岡本先生が主人公となり、実際に経験した狩猟の様子を漫画にしている作品。

先生は、狩猟用エアガンの免許保持者であり、狩猟用罠の免許も持っていらっしゃいます。この道ン十年の超絶ベテラン猟師には負けますが、本物の狩猟経験をお持ちの方。

 

岡本先生の活動範囲は、作品中では「岡山県のどこか」というフワっとした表現になっています。

が、岡山県津山市の広報ページにて、『山賊ダイアリー』の話が詳しく述べられています。恐らくは、岡本先生の活動範囲は津山近辺ではないか…と。

www.tsuyamakan.jp(2019/11/17閲覧)

 

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山賊ダイアリー』は、狩猟のリアルを描いた作品です。

獲物を追いかけて仕留め、自分で捌いて料理し、命に感謝しながら頂く…という流れが基本の展開。

獲物を捌く場面がチョコチョコ出てきますが、絵柄が優しい作品の為、さほど気にはならないでしょう。「血がドバッ」といったホラー描写は極少量。

 

狩猟のリアルといえば、「怪我の話」もありますね。ハチやツツガムシにやられるとか、木の枝で怪我をするとか、地形に足を取られて滑落するとか…。

イノシシや熊に襲われることも恐怖ですが、それ以外にも山には多くの危険が潜んでいます。猟師さんでなくとも、なかなか参考になる内容です。

 

たまに「山菜採り」の話が描かれることもあります。ノビルやタラノメなどの他に、自然薯を掘る話もあり。

鳥獣を獲る話ばかりではないのが、『山賊ダイアリー』の面白いところです。

 

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山賊ダイアリー』の内容で、最も興味深い部分は、

「岡本先生は、頂いた命を真剣に食べる」

という場面が多々描かれていることでしょう。

 

 

獲物の種類によっては、美味いものとそうでないものがありますし、季節によっても味が違います。

しかし、岡本先生は「獲った以上は、有難く頂戴する」という姿勢を貫く方。獲れた獲物に手を合わせ、自然の恵みに対する感謝の心を忘れない方。食べ物を粗末にしないという面では、最も模範的な人です。

そういう考えに至った背景には、「自分は、命を刈って、それを食べている」という、人間ならば当たり前にやっていることだけれども・なかなか見えにくい面を沢山見てきた…という経験があります。

 

 

猟師生活のリアルや裏話を描き、食育にも効く『山賊ダイアリー』。

今の季節(秋~冬)が、ジビエの最盛期。ちょうど旬の話題を描いた作品です。

興味のある方は、是非読んでみてくださいませ。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

 

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