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【コラム】障害者交流を通して、見詰め直したこと

先日、漫画『ヤンキー君と白杖ガール』について、記事を書かせて頂きました。

 

tenamaka26.hatenablog.com

 

『ヤンキー君と白杖ガール』は、「一途で涙もろいヤンキー」と「姐後肌と恥ずかしがり屋の両面を持ち合わせた視覚障害者」との恋愛模様を描いた、珍しいラブコメ作品。

ブコメとして読んでも、かなり面白い作品ですが…。

社会の矛盾に切り込む面もあり、読み応えのある作品です。筆者のオススメ。

 

 

この漫画を読んで、思い出したことがあります。

それは、「筆者には、今までに2回ほど、障害者の方と関わった経験があること」です。

そんなに深い繋がりを持った話ではありませんが、学ぶべき点が多かった。

本日は、その話をさせて頂こうかと考えます。

 

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1つ目。

筆者が学生だった時の話。

心臓に障害を持つ子と、イベント(学園祭みたいな催しもの)に参加する機会がありました。

 

その子は、学校を長期で休みがち。

たまに出てきても、顔色がメチャメチャ悪く、事情を知らない人から見ても「具合悪そう」と分かるレベル。

激しい運動はNGな方で、イベントでも「穏やかなプログラム」にしか参加していませんでした。

そのイベントで、2人一組の簡単なダンスを踊ることに。

他の人は、皆恥ずかしがってやらない。

しかし、その子は全く違った。

 

その場で覚えられるくらいの「至極簡単なダンス」を、一生懸命にやっていました。

「ダルイ」とか「面倒」とかいう感覚は、微塵も無かった。

その子とペアになる機会がありましたが、特に恥ずかしがるワケでもなく、手をギュッと握ってきて、頑張って踊ろうとする気概が伝わってきました

 

手を握られただけなのに、ここまで相手の心中を察したのは…初めて。

圧倒されました。

 

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(イメージ画像 https://www.pakutaso.com/20140344083post-3971.html

 

その後、その子は本格的に具合が悪くなってしまい、遠くの病院に長期入院する為、転校してしまいました。

そのタイミングと同時に、筆者も学校を卒業していまい、縁が切れてしまいました。

あの子が、今どうしているかは、サッパリ分かりません。

治療が成功して元気になったのかも知れませんし、ひょっとして亡くなってしまったのかも知れません。

 

あれから随分経ちましたが、握った手から伝わってきた必死さは、今でも忘れられません。

いろいろやりたいこともあったろうに、障害の為に制約が多かったのでしょう。

そんな中、「イベントでダンスができる」となり、気合が入ったのでしょうね。

 

「たかがダンス」とは思わず、一生懸命に取り組んでいた。

そこに、生きる意思を感じました。

 

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2つ目。

これも、筆者が学生だった時の話。

 

筆者が通っていた学校では、定期的に「養護学校や障害者学級との交流会」が催されていました。

交流会といっても、一緒に掃除をしたり、折り紙などの軽作業をしたり、簡単なゲームをしたり…程度の、至極軽い交流。

時間も、1回につき1時間程度。顔見せ程度の交流でした。

 

その中で、筆者は自閉症の方とヤリトリしたのですが…。

当時は、相手が自閉症とは知らず、普通に接していました。「口数が少ないかな?」程度のモンで、意思疎通に困ったことはナシ。

 

そんな事を繰り返していく中で、その方は症状が大幅に改善され、人前で短文スピーチが可能なレベルに回復。

後で聞くと、「普通に接して貰ったのが良かった」とのこと。特別な扱いをしなかったのが効いたそうです。

 

筆者が関わった部分は、ごく一部。大半は、家族・教師・医師等の頑張りによるもの。

そのパワーを受けて、本人さんが頑張った結果として、「人前で話せる」までになった。

「何でもない地味なことでも、繰り返せばここまで来るんだな」と、強く感じた光景でした。

 

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私が関わった2人に共通する点は、「傲慢さが無かった」という点ですね。

こちらに何かを強要するわけでもなく、出来ることは自分でやろうとする意思を感じました。

その姿勢から、学ぶべき点は多いと考えます。

 

 

「筆者の中に、傲慢さは無いか?」

…こう問われて、「無い!」と断言する自信は、ありません。

ちょっと油断すれば、直ぐに表に出てきます。

 

優越感・征服欲・本来の目的を忘れた野心…。こういったものから、傲慢さが出てくる。

傲慢さは、改善を妨げます。「自分の方が上なんだから、お前の話は聞かない」という姿勢に繋がります。

これでは、問題が解決しないし、成長もしない。

 

相手が誰であろうと、学ぶべきところは学ぶ。

自分より年下だろうが何だろうが、肩書きがあろうが無かろうが、「これ良いな」と思えば、普通に自分の中へ取り入れる。

自分の言っている・やっていることはどうか、自問自答する。「おかしい」と思えば修正する。

これらの全てが重要なことですが、傲慢さが邪魔をします。用心しなければならない。

 

この用心は、死ぬまで続けていきたい。

そう考える、2019年秋の夜。

 

 

------------------(記事了)------------------

 

 

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