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【健康グッズの話】何が本当か、分からない世界

当ブログでは、様々な話題を扱っております。

よく取り上げるのは、「時事ネタ・ニュース」「マンガ・アニメ」「映画・特撮ドラマ」といったところでしょうか。

他にも、面白そうな話であれば、好き嫌い無く取り上げるのが当ブログの特徴。

宇宙の神秘から、懐かしい駄菓子の話まで、バラエティに富んだ内容になっている…と、筆者自身は考えています。

 

そんな当ブログでも、「可能な限り、扱わないでおこう」というテーマがいくつかあります。

その中に含まれるものとして、「健康食品や健康グッズの購買を促すもの」美容やダイエットに関するもの」があります。

 

雑誌・テレビ・ネット等々を探せば、この手の話題が腐るほど転がっています。特にネットは物凄い。

しかし、筆者は取り上げようとは思いません。

その理由は、「内容が保証できないから」。この一言に尽きます。

 

業者側は「これさえ飲めば、ずっと健康でいられる!」とか「このダイエット法で、簡単に40キロ痩せた!」とかいう、過激な煽り文句をベタベタ貼ってきますが…。

正直言って、全く鵜呑みにできない。

 

もし、業者の主張通りならば、国が速攻で買い上げるでしょう。

目的は「財政を圧迫し続ける、医療費を抑える為」です。

業者の主張通りならば、複雑で高価な医療サービスを提供しなくても、お手軽に健康維持が可能になり、病人もメタボも絶滅するハズです。

その結果、医療費は大幅に減り、消費税を取る必要も無くなるでしょう。

しかし、そうはなっていませんね。

 

つまりは、「業者の過激な煽り文句は、嘘の可能性が高い」ということ。

本日のニュースにも、そんな話が。

 

www.jiji.com(2019/9/20)

 

着用するだけで著しい痩身(そうしん)効果が得られるかのようにうたった女性用下着には根拠がないとして、消費者庁は20日、通信販売業「トラスト」(東京都新宿区)に対し、景品表示法違反(優良誤認)で再発防止などを求める措置命令を出した。

2018年5月の発売以降、全国の消費生活センターなどに約300件の苦情が寄せられたという。


同庁によると、対象となった商品は「ヴィーナスカーブ」(ガードル)と「ヴィーナスウォーク」(ソックス)の二つ。

同社ウェブサイト上で、「人間工学に基づいた設計によりはくだけでダイエットを実現!」などと宣伝されていた。

 

同庁が根拠資料を求めたところ、資料は提出されたが、表示を裏付けるとは認められなかった。

同社は同庁の聞き取りに「他社の商品の広告を参照したら過激になってしまった。景表法の知識が不足していた」と説明しているという。

 (https://www.jiji.com/jc/article?k=2019092001058&g=socより。改行・強調等は筆者によるもの)

 

消費者庁が、「履くだけで痩せるなら、その根拠を出せ」と業者に命令。

業者は根拠を出すも、根拠とは認められないレベルのもの。消費者庁が追及すると、業者は「他の会社の広告を見て、より過激にした」と供述。何ともお粗末な話です。

ちなみに、もっと詳しく知りたい方は、以下のリンクで閲覧できます。

株式会社トラストに対する景品表示法に基づく措置命令について | 消費者庁

 

これは、「過激な煽り文句を一皮剥けば、本当はこんなモンだ」という、実際の話。

この様な話は、いくらでもあります。

 

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「じゃあ、何が本当に効くのか?」

これが難しい問題です。

 

業者もいろいろ考えてくるので、学者に頼んでテストして貰ったり、海外からの論文を引っ張ってきたりして、効果の根拠にすることがあります。

しかし、その中身の良し悪しは、一般人には判断不可能。「学者の間でも論争が終わっていない」というレベルの根拠でも、業者が「煽り文句に使える」と考えれば、普通に使ってきます。

これを見抜くのは、非常に難しい。

 

医療系の教育機関に入り、それなりの知識を持てば、個人でも判断できる部分が増えるでしょう。

が、そういった経歴を持つ人は、恐らく少数。多くの人は、消費者庁や各種新聞等からの情報を見て、その都度見識を広げるしかありません。

それを繰り返すことで、「怪しいニオイ」を察知できる勘を磨く。そして、判断能力を向上させる。そうなれば素晴らしい。

 

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最後に。

 

筆者が考える、「怪しいか・怪しくないかを見極める為に、重要視するべきポイント」はいくつかありますが…。

割と簡単な方法を、3つだけ挙げるとすれば、以下の様なものになります。

 

 

(1)これだけで健康になれた」「これだけで簡単に痩せた」という過激な煽り文句は、まず嘘だと思った方がいい。

健康とは、バランス。何かひとつだけ摂取し続ければ健康になれる…ということは無いと考えるべき。

ダイエットも、結局は食事と運動のバランス。急激に痩せたとする商品の紹介には、小さく「食事制限など、他の方法も取り入れた結果です」的な文句が書いてあるハズ。つまり、販売したい商品以外にも、使っている何かがあるということ。「これだけでOK」と言ったそばから、「実は違います」と言っている様なもの。

 

(2)「体験者の声」は、裏が取れないので、聞き流す。

 

(3)「みんなやってる」「売り上げNo1」という多数決的な煽り文句は、数字や調査対象を確認する。

筆者が見た広告の中には、「売り上げNo1(当社製品の中では)とか、「売り上げNo1(6年前の調査では)という、意味不明なものも数多くあった。

 

 

ポイントは、「煽り文句を鵜呑みにしない」「数字を探して根拠を確かめる」という点。

ここを重視する癖を付ければ、変な商品に・安易に食いつくことは減るでしょう。

 

常に「なぜそうなるのか?」「説明にスジが通っているか?」と考え続けることが、判断力を養います。

ニュースを聞いて、本を読んで、自分で考える。これを繰り返すことで、目利き能力が磨かれます。その精度を上げるには、時間と労力が必要。

 

簡単な道はありませんが、何もしなければ・何も身に付かない。

これは世の常。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

【参考書籍】

『健康食品・サプリ そのネーミングにだまされてますよ』

【au Wowma!】

【e-hon】

【Neowing】

 

【TSUTAYAオンライン】 

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【紀伊國屋書店】

 

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