makaran宝箱

時事ネタ・法律・エンタメなどなど、様々な話題を分かりやすく&面白く味付けしてお届け!

【マンガの話】『こち亀』を、資料として読んでみる(1996年編)

マンガこちら葛飾区亀有公園前派出所

通称『こち亀』。

言わずと知れた、超有名作品です。

 

破天荒な警官「両津勘吉(りょうつ・かんきち。通称は”両さん”)」が主人公の、王道ギャグ漫画。

本編だけで、コミックス200巻。これに「特別編集版」等を加えると、更に数が増えます。

ギネスに載った事もある、日本で最も有名なマンガ作品のひとつです。

 

nlab.itmedia.co.jp(2016/9/12)

 

週刊連載は2016年で終了しましたが、現在でも「読み切り作品」として雑誌掲載されることがあります。

来年・2020年は、東京五輪が開催予定。恐らくは新作が掲載されるでしょう。五輪の時にしか出ない名物キャラ(日暮巡査)もいますし。

 

-------------------------------------

 

この『こち亀』ですが…

かなり「時事ネタ」を取り上げた話が多く、ちょっとした資料としても読める作品になっています。

特に、「流行りモノ」「アキバ系」「家電製品」等を扱う話が頻繁に描かれていて、今となっては懐かしいネタがチラホラ。

 

当記事では、そういった視点で、コミックス・全200巻の中から、1冊をチョイスして御紹介します。

今回は、キリのいい所で「第100巻」に注目します。

 

  (提供:紀伊國屋書店)

(著:秋本治 集英社)

 

第100巻が出版されたのは、1996年(平成8年)。

今から23年ほど前になります。

 

当時の主な話題としては、「薬害エイズ事件」「長嶋巨人軍が優勝」「アメリカ・アトランタでオリンピック開催」等があります。

 

音楽シーンでは、「安室奈美恵」「スピッツ」「JUDY AND MARY」「PUFFY」「T.M.Revolution」等の顔ぶれが活躍。

 

洋画では『インデペンデンス・デイ』、邦画では『Shall we ダンス?』等が上映。

 

アニメでは『るろうに剣心明治剣客浪漫譚』『名探偵コナン(放送開始)』等が存在。なお、『こち亀』のアニメが放送開始になったのも、この年・1996年です。

アニメ「こち亀」のスタートは1996年! レギュラー放送は8年に渡る - フジテレビ

 

当時の流行語は、『アムラー』『チョベリバ/チョベリグ』『援助交際』『ルーズソックス』等。

「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞(第13回・1996年)

 

 

1996年を、リアルタイムで過ごされた方にとっては、どれもこれも懐かしいのではありませんか?

 

-------------------------------------

 

そして、忘れてはならないのが、「日本で、本格的にインターネットサービスが始まった」という話。

Yahoo! JAPAN」が本格的に始動したのも、この年・1996年です。

 

この手のネタは、『こち亀』の大好物。単行本・第100巻でも、ネットや通信絡みの話が沢山描かれています。

「インターネット」の他に、マンガ内で話題に出た品々といえば…

 

フロッピーディスク

ISDN回線のある公衆電話

◆白黒画面で、文字列が2列しかなく、カタカナ・数字・記号くらいしか表示できない携帯電話

◆激安の携帯電話

PHS(バッテリーもち200時間)

◆ブラウン管モニタ

◆ポケベル

◆電子手帳

ワープロ

ダイヤルQ2

 

…こんな感じ。今でも存在するモノもあれば、消えたモノもあり。

 

-------------------------------------

 

上記の様に、「懐かしいネタ」が多い『こち亀』ですが…。

その一方で、「これって、予言なのでは?」と評される、かなり正確な未来予測が描かれる場面もあります。

 

コミックス第100巻で目に留まったのは、「テレビゲームの中に、企業広告を表示して、広告代金で儲ける」というビジネスモデル。

2010年代・スマホ普及後であれば、至極当たり前の光景ですが、1996年時点ではあまり見なかったものでしょう。

 

当時の有名ゲームは、『ゲームボーイ版・初代ポケモン』を筆頭に、『初代・バイオハザード』『スーパーマリオRPG』『牧場物語』『パラッパラッパー』等がありますが…。

現在の様な「基本無料」とか「広告を見たらアイテム贈呈」等の仕組みは無し。

 

そんな時代に、『こち亀』は「ゲーム内・広告ビジネス」を描いていたのです。先見の明がありますね。

 

-------------------------------------

 

こち亀』は、40年間もの間、休まずに週刊連載されていた作品。

「流行ネタ」や「予言的ネタ」は、かなり多数存在します。

 

当時を知る方は「こんなのあったな~」と盛り上がり、酒の肴にして楽しむ。

当時を知らない方は「資料」として読み、「こんなのあったのね…」と驚く。

 

こち亀』の楽しみ方は、多種多様。ただのギャグマンガでは終わらない作品です。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

↓↓書店リンク↓↓

こちら葛飾区亀有公園前派出所』第100巻 

【au Wowma!】

【Book Live!】(試し読みアリ)

【BOOK☆WALKER】(試し読みアリ)

【ebook-japan】 (試し読みアリ)

 

【e-hon】

【Neowing】

【TSUTAYAオンライン】

【Renta!】(試し読みアリ)

 

【紀伊國屋書店】

【コミックシーモア】  (試し読みアリ)

【総合書店 honto】 (試し読みアリ)

【読書のお時間です by Ameba】(試し読みアリ)

 

【ひかりTVブック】 (試し読みアリ)

【漫画全巻ドットコム】  

【楽天kobo】 (試し読みアリ)